SSブログ

聖峰・高取山・浅間山 [丹沢]

2010/04/10(土)

■第171回 : 聖峰(380m)・高取山(556m)・浅間山(679m)


先週に続くリハビリシリーズ第2弾は、近場の丹沢で短いルートを選んでみました。大山の南へ伸びる稜線を、いくつかのピークをたどりながら、大山の中腹まで登るルートです。
歩き始めてみたら思っていた以上に身体が重くて、軽めに設定したルートのつもりでしたが、それでも途中でいっぱいいっぱいになりました。体調はかなり復調したとはいえ、精進料理のようなものしか食べていない生活がかれこれ3週間も続いたので、体力はまだまだ元に戻っていないのでしょう。

 累積標高差(登り):943m / 距離:8.7km / 歩行時間:2時間45分 (休憩除く) 
(参考) 同コースの標準時間:3時間50分 

(往路)
南警察署前 06:36-06:45 相模大野 06:57-07:16 伊勢原
伊勢原 07:30-07:50 旧保国寺バス停 (※自由乗降区間)

(登山行程)
旧保国寺バス停   07:55
聖峰        08:25-08:30
高取山       08:55-09:05
浅間山林道横断点  09:20
浅間山       10:00-10:10
阿夫利神社下社   10:30
大山寺       10:45-10:55
大山ケーブルバス停 11:15

(復路)
大山ケーブル 11:22-11:47 伊勢原 12:06-12:13 本厚木
本厚木 12:17-12:30 小田急相模原 12:45-13:00 長久保


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

伊勢原駅から栗原行きのバスに乗ります。自由乗降区間に入った後で、かつて「保国寺」というバス停があったT字路で降ろしてもらいました。
そこにはなんと、バス停のポストがまだ健在でした。現在は運用されていないため、さすがに時刻表などは外されていますが、バス停名はまだハッキリと読むことができます。

保国寺前のT字路から先は、聖峰までずっと道標完備で、何の心配もない道のりでした。最後の登りは「参道九十九曲」と「女坂」に分かれますが、急斜面に付けられた九十九折りのほうを選んで登っていきます。
ほぼ最初に下から見えていた範囲を登りきって、聖峰不動尊のある開けた場所に出ると、そこでは桜が美しく咲き揃っていました。なかなか見事な景色です。

振り返れば、眼下には伊勢原市街を広く見渡せます。展望図によれば、条件さえ良ければ伊豆大島や房総半島まで見えるらしいのですが、今日は霞がかかっていて、その手前にあるはずの相模湾も定かではありません。

でも桜がちょうど見頃だったのは、展望条件の悪さをカバーして余りあることでした。ほんのささやかな場所ではありますが、毎年でも来たいと思うような心地良い空間です。しかも、先着していた家族連れが私と入れ替わりに下りていったので、この好ましい空間を静かに独占できて、なんとも勿体のない、そして贅沢な時間となりました。

聖峰不動尊からは背後の高取山へ登り、そこから大山への道を蓑毛越までたどったところで、大山への登山道には入らずに阿夫利神社下社へ向かいます。
下社の境内に到着した後は、登山者や観光客など人の姿が多くなった中、女坂を下って、大山寺に寄って行きます。大山寺は関東三大不動に数えられる古刹にもかかわらず、立ち寄る人は少なく静かで落ち着いた雰囲気。沢山あるベンチにも人影はまばらで、由緒ある寺の佇まいをほとんど人に邪魔されずに味わえたのは嬉しい誤算でした。

さらに下ってケーブルカーの駅に着くと、そこから先はもう観光客が主役の世界です。左右に土産物屋や旅館・食事処などが建ち並ぶ中、足元にコマの絵で丁目が描かれたコマ参道を下って、バス停へと向かいました。

タグ:丹沢
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。