曽我丘陵(不動山ほか)・八国見山 [箱根]
2011/02/05(土)
■第197回 : 曽我丘陵(不動山(327m)ほか)・八国見山(319m)
今回の行先は神奈川県西部の曽我丘陵です。その西麓に広がる曽我梅林では折しも梅まつりが開催中ですが、なにも人出の多い所にいかなくても、丘陵上でも少しは梅も見られるだろうと、梅林には目もくれずに丘陵上を目指しています。
そしてそのまま北に足を伸ばして、さらに竹山と八国見山を踏んで渋沢駅まで歩いてきました。
累積標高差(登り):917m / 距離:16.1km / 歩行時間:3時間35分 (休憩除く) 標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) |
(往路)
南警察署前 06:56-07:06 相模大野 07:19-07:59 新松田
松田 08:13-08:27 国府津
(登山行程)
国府津駅 08:35
高山 09:30-09:35
六本松跡 09:50
不動山 10:20-10:30
浅間山 10:45-10:50
高尾バス停 11:20-11:25
竹山(高尾山) 11:50-12:00
八国見山 12:20-12:25
渋沢駅 12:50
(復路)
渋沢 13:00-13:35 相模大野 14:05-14:20 南警察署前
大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)
国府津駅から線路脇を歩いて、線路下をくぐると光明寺の前に出ました。道標に従って、ここからコンクリート舗装の狭い農道を登っていきます。
尾根上に出たところには農道建設記念碑があって、ささやかな休憩用のスペースとなっています。そして早咲きの桜がすでに満開に近くなっていました。
振り返れば、太平洋がいっぱいに広がっていました。
農道は高山の脇をかすめてしまうので、この左カーブの所から、みかん畑の中にお邪魔させて頂きました。
高山の三角点はみかん畑の中にあって、送電線のほぼ真下に位置していました。
六本松跡は古道の峠で、六本松趾の記念碑や芭蕉の句碑などが見られました。
1時間半ほど舗装された道路ばかりを歩いてきましたが、ようやくここから山道に入ります。
山道の途中にあった分岐。右の方が良く歩かれている道で、最初はそちらに進んだのですが、水平に進むばかりで全然登ろうとしないので、ここまで戻って改めて左の道に入りました。
分岐から不動山の頂上までは、ほんの短い間でしたが、なかなか気持ちの良い山道です。フカフカの土の上に落ち葉が積もって、足裏に伝わる柔らかい感触が実に心地良く感じられました。
不動山の頂上です。右下にあるのはかつての三角点で、廃止された現在は上部が削られて低くなっており、いずれは地中に埋まってしまいそうです。
不動山から浅間山へ歩いて行くと、次第に道幅が広がっていきます。この写真のあたりでは、すっかり車道になっていました。
浅間山では、幅をきかせている電波施設以外には一見何もないようですが、左手の2つの電波施設を見送った後で、右手に現れるこの電波塔の裏に踏み跡が延びていました。
電波塔の裏にあったのは仙元塔でした。
その後はハイキングコースを外れて、普通の道路をしばらく歩きます。東名高速の下をくぐった先で県道を右に折れると、高尾の集落が近付いてくる手前に、待合室付きのバス停がありました。
高尾集落の先も、再びコンクリート舗装の農道になりました。そして竹山の三角点に寄り道すべく、この分岐から「この先行止り」の道を登っていきます。
竹山の三角点はみかん畑の中にあり、農作業用のスペースと隣り合わせの、こんな状況でした。
今日最後のピークとなる八国見山へは、こんな地点から斜面に取り付いていきます。写真では分かりにくいですが、写真のほぼ中央に明瞭な踏み跡が延びていました。
八国見山の頂上の様子は、事前に参考にしたいくつかのサイトでも、時期による異なりが大きかったのですが、この日の様子はこんな感じでした。
立ち木に巻かれた黄テープには山名が書かれていますが、派手に間違いを訂正されていました。
さらに北に下って行くと、渋沢丘陵のハイキングコースに合わさります。あとは道標に従って渋沢駅を目指しました。
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