蔵王山 [東北]
2011/07/16(土)
■第207回 : 蔵王山(刈田岳(1758m)・熊野岳(1841m))
今回はJR東日本の全線フリーパスを使って、無理なく日帰りできる中では最も遠距離にあると思われた、蔵王を行先に選んで出掛けてきました。
ほぼ終日好天に恵まれて、展望は良好。ガスがかかりやすい山頂湖のお釜も、このようにスッキリと見られて、短いルートながらも満足できる山行となりました。
累積標高差(登り):534m / 距離:8.0km / 歩行時間:2時間5分 (休憩除く) (参考) 同コースの標準時間:3時間15分 |
(往路)
古淵 05:15-05:48 東神奈川 05:50-06:00 川崎
川崎 06:01-06:19 東京 07:12-09:10 白石蔵王
白石蔵王 09:30-11:04 大黒天
(登山行程)
大黒天バス停 11:05
刈田岳 11:35-11:45
熊野岳 12:20-12:30
観松平(いろは沼) 13:15
樹氷高原駅 13:30
(復路)
樹氷高原 13:40-13:47 蔵王山麓 (蔵王ロープウェイ山麓線)
蔵王温泉バスターミナル 14:00-14:40 山形 15:06-17:30 大宮
大宮 17:34-18:02 新宿 18:11-18:47 町田 19:03-19:20 長久保
大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)
今回利用したJR東日本パス。新幹線を含む特急列車も追加料金なしで利用できるのが最大の特色です。
乗降客もまばらだった白石蔵王駅。三連休だというのに、蔵王山頂行きのバス停にも行列はほとんどできず、軽く脱力させられました。
大黒天バス停で降りると、さっそく荒涼とした火山地形がお出迎え。一気にテンションUPです。
崖下を覗き込むとこんな具合。濁川の源頭部は、深く切れ落ちた谷となっていました。
頂上までの半分くらいまで登ると、お釜が見えてきました。でも頂上部はガスガスって感じです。
刈田岳の山頂に着きました。
ここには刈田嶺神社が祀られています。
三角点は、神社のすぐ脇で見つかりました。
刈田岳山頂からお釜を見下ろします。左上がこれから向かう熊野岳なのですが、なんか晴れてきているような。
熊野岳への稜線の道は「馬の背」と呼ばれています。人がいっぱい。
「馬の背」を外れて少し下ると、近くからお釜を見られるようになりました。
(この写真の次のアングルが、トップの写真となります)
熊野岳への道も半分を過ぎました。正面には避難小屋がハッキリと見えています。
お釜も、これまでとは少し違った見え方になっていました。
蔵王山の最高峰・熊野岳の山頂には、蔵王山神社がありました。
先程までいた刈田岳と、歩いてきた稜線を振り返ります。刈田岳の奥は、南蔵王の山々ですね。
この日はたまたま、三角点で測量が行われていました。右側で腰掛けているのが、作業中(というか待機中?)の測量官の方々です。
「測量作業実施中です」
三角点の真上には、測量器具が設置されていました。
この後で向かう、地蔵山方向の眺めです。ただし地蔵山には登らずに、その手前を左に折れて行くのですが、その道が山腹に一条の線となって微かに見えています。
山腹をトラバースする道は、谷の源頭部が崩壊しかかっていたりしますが、特に危険はありませんでした。
それよりも、森の中に入ってからの、草ヤブのほうが鬱陶しかったです。おまけに風は通らない、草いきれで蒸している、日差しはサンサン、という三重苦で暑苦しかったこと。
観松平まで下ってくると、いろは沼のあたりは小湿原となっていて、癒される景色が広がっていました。
振り返ると、小湿原の先には熊野岳が。ほんの1時間前までいた場所が、すっかり遠くに見えています。
最後は、スキーゲレンデを下って、ロープウェイの樹氷高原駅へと向かいました。
タグ:蔵王
2011-07-16 23:58
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