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大塚山・御岳山・日の出山・麻生山 [奥多摩]

2011/09/07(水)

■第209回 : 大塚山(920m)・御岳山(929m)・日の出山(902m)・麻生山(794m)


今回はレンゲショウマを鑑賞しに、奥多摩の御岳山に行ってきました。
例年ならば8月いっぱいが見頃のはずなのですが、今年は春の桜や梅と同様に開花が遅れて、なんと9月に入っても見頃が続いていたのでした。
さらに下山路には白岩ノ滝コースを選んで、台風通過直後の水量豊富で豪快な滝を楽しんでいます。

レンゲショウマ。前から気になっていた花なのですが、見るのはこの日が初めてでした。

 累積標高差(登り):1195m / 距離:12.9km / 歩行時間:4時間25分 (休憩除く) 
(参考) 同コースの標準時間:5時間10分 

(往路)
古淵 06:08-06:30 八王子 06:32-06:43 立川
立川 06:50-07:53 古里

(登山行程)
古里駅  08:00
大塚山  09:30-09:40
御岳山  10:25-10:40 (武蔵御嶽神社)
日の出山 11:15-11:30
麻生山  12:10-12:15
白岩ノ滝 12:55-13:05
白岩滝バス停 13:20

(復路)
白岩滝 14:02-14:19 武蔵五日市 14:37-14:56 拝島
拝島 14:59-15:10 立川 15:14-15:24 八王子
八王子 15:30-15:52 古淵 15:59-16:08 長久保


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

スタートの古里駅。平日なので、登山者もそうでない人もまばらです。

歩き始めてすぐに多摩川を渡りますが、台風12号の雨が日曜日まで続いていたばかりなので、白濁した激流となっていました。

登山口には、「丹三郎園地 休憩所・トイレ」があります(左側の建物)。
ここのトイレ、なんとウォシュレット付きだったりします。

登山道は、杉の植林地を穏やかに登って行きます。

山腹を縫うようにして登ってきた道は、この道標を見て左に折れると、尾根道に変わります。
やがて、左手が植林、右手が自然林という好対照な景色の中を進むようになりました。
台風の強風で枝が折れてしまったのでしょう、地面には枝に付いたままのドングリが大量に見られました。

かなり上のほうでは、背の低いササが出てきたりもしました。

大塚山の頂上に着きました。標識と三角点です。
頂上はこんなベンチがたくさんあります。
すぐ隣の御岳山が賑わっていても、この大塚山はいつ来ても静かで、私の好きな場所のひとつです。
この日も、着いてからしばらくの間は、私ひとりの独占状態が続きました。
奥多摩駅の方向を見ます。その先の奥多摩の核心部には、雲がかかっていました。

富士峰園地の入口には、こんな看板が立てられていました。
そして群生地に入ると、さすがに最盛期は過ぎたようですが、でもまだいっぱい咲いていました。

レンゲショウマのアップです。

レンゲショウマの次は御岳山の頂上にある武蔵御嶽神社へ。ここが今日の最高点です。
さすがに休日の賑わいはありませんが、それでも参拝者が途絶えることはありませんでした。
都心方向は霞んで良く見られませんでした。左側の山は、この次に向かう日の出山です。

武蔵御嶽神社の奥へと入っていくと、こちらにもレンゲショウマのちょっとした群落があちこちにありました。
一番奥には大口真神社があって、このあたりが御岳山の最高点に当たるようです。

御岳山と日の出山を結ぶ道は、こんな穏やかな箇所が大半の歩きやすい道です。
が、足元には台風に折られた枝葉が散乱していて、路面が見えない所もあるほどでした。

日の出山の頂上です。ここも、平日とあって落ち着いた雰囲気。
この日2つ目の三角点です。
先程までいた御岳山(中央)を振り返ります。その右下には御師集落も見えています。左にある突起は奥ノ院のピーク。
都心方向は相変わらず霞んでいました。

日の出山の直下はいくつもの道が錯綜していて、進路を慎重に見極める必要があります。
今回は、右端の標識に従って、白岩ノ滝を目指しますが、途中までは武蔵五日市駅への道と同じです。

白岩ノ滝への分岐点。最終的にはここを左に下りますが、その前に、奥に見える小さな標識に従って麻生山に寄って行くことにしました。

麻生山の頂上。私製の2種類の標識が立ち木に括り付けられているほかは、ほとんど何もありません。ピークハンター以外の人が来ても、何も面白くないことでしょう。
でもここで2人も人の姿を見たのが、ちょっと意外でした。
樹木の途切れた間から、東側の景色が少しだけ眺められました。見えているのは青梅市街でしょうか。

白岩ノ滝へと下る道は、下半分は沢沿いの道となります。沢も増水しているのか、その水音は清々しいなどという代物ではなく、ほとんど轟音に近いものがありました。
白岩ノ滝に着く前から、登山道脇には名もない滝がいくつか見られました。

白岩ノ滝。落差15mだそうです。かなり豪快に流れ落ちていて、周囲に水しぶきが満ちていました。
ただしここには標識がなくて、この時点ではこれが白岩ノ滝なのかどうか分かっていませんでした。
さらに少し下って、今度は雨乞の滝です。こちらは落差が8.5mと12mの二段からなっています。
ここには「白岩ノ滝」という標柱が立っていたりして、滝の名前には異なる解釈が存在するようです。

車道の終点にあった日の出町観光協会の標識では、一番手前の滝が白岩ノ滝とされていました。
その一方で、現在の日の出町のウェブサイトでは、無名滝までを含めた「一連の滝を総称して白岩滝と呼びます」という記述が見られます。

白岩滝バス停。運行はほぼ1時間おきで、かつ、バス停の周囲にはほぼ何もありません。余裕を持って降りてきたおかげで、ここで少し時間を持て余しました。
やって来たバスは、機関車型の「青春号」でした。これでもなんと一般の路線バスで、もちろんSuica/PASMOが利用可でした。

タグ:奥多摩
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