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大山 (ライトアップ紅葉) [丹沢]

2012/11/25(日)

■第243回 : 大山(1252m) with 紅葉の夜間ライトアップ


昨年に続いて、今年もこの時期の大山に、ライトアップされた紅葉を見に行ってきました。
今年は大山寺の紅葉がズバリ最高潮に当たって、深紅のモミジを心ゆくまで楽しめています。
一方、阿夫利神社下社の紅葉は、この日は発色が今ひとつだったのですが、それでもライトアップされると見栄えがガラッと変わって、夜景をバックに浮かぶ紅葉は見事でした。

 累積標高差(登り):1080m / 距離:8.3km / 歩行時間:3時間40分 (休憩除く) 
(参考) 同コースの標準時間:4時間5分 

(往路)
南警察署前 11:55-12:10 相模大野 12:13-12:32 伊勢原
伊勢原 12:40-13:00 大山ケーブルバス停

(登山行程)
大山ケーブルバス停 13:05
大山寺       13:35
阿夫利神社下社   13:55-14:00
大山        15:05-15:20
見晴台       16:05-16:20
阿夫利神社下社   16:45-17:00
大山寺       17:15-17:20
大山ケーブルバス停 17:40

(復路)
大山ケーブルバス停 18:10-18:30 伊勢原
伊勢原 18:36-18:59 相模大野 19:05-19:15 南警察署前


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

昔と違って、自宅付近から大山が見られる場所は少なくなりましたが、国道に出て歩道橋に登ると、林の上に大山が顔を出します。今から行くからね~。
伊勢原駅に着くと、バス停にはこの行列。でも臨時バスが次々と出ていて、10分ほど待つだけで乗れています。
登山口までバスで上がると、早速紅葉が出迎えてくれました。
そして行く手にはこんな青空が広がっています。午前中などは絶好の展望日和だったのでは? でも夜間ライトアップに合わせて昼から出掛けてきたので、頂上着は夕方頃になる予定。展望はあまり期待できません。


道路を少し歩いて行くと、ほどなくこの「こま参道」が始まります。
参道の両側には、土産物店や食事処、旅館などが次々と現れます。


「こま参道」が終わり、ケーブルカー待ちの行列を見送って登っていくと、間もなく男坂と女坂との分岐点。
一番の楽しみは大山寺の紅葉なので、今年も行きも帰りも女坂を選びます。
女坂とはいえ、急な階段や石段ばかりが続きます。人の列も途絶えることがありません。


大山寺の石段まで来ました。最盛期の紅葉を狙ったのがズバリと当たって、この日のモミジは色鮮やかです。
素晴らしいのひとこと。でも人も多くて、なかなか落ち着いては見られません。
こんな豪華絢爛な色彩に囲まれていると、なんか京都にでも来たような気分になってきます。
大山寺は奈良時代に開山された天台宗の古刹。風格ある構えでした。


大山寺の先も、急で不揃いな歩きにくい石段道が続きます。
この広場で、ケーブルカーで上がってきた人たちと合流して、ひときわ賑やかになります。
この広場の紅葉は、昨年のほうが鮮やかだったなぁ。
そしてこの石段を登った先に、阿夫利神社の下社があります。


阿夫利神社下社です。ここまでは軽装の観光客と一緒の世界でした。
先程下から見上げていた紅葉の先に、市街地の展望が広がります。
肉眼では相模湾に浮かぶ江ノ島が見えていましたが、この写真では縮小したこともあって識別は厳しいですね。
少し縮小率を下げました。江ノ島は右上ですが、見え方がイメージできる人でないと、これでも難しいかな。
下社の奥にある紅葉は、昨年と同じくらい鮮やかに赤く染まっていました。


大山頂上への登山道は、この鳥居をくぐって始まります。
ここからは登山者だけの世界に変わりますが、さすがにこの時期は登っている人も多かったです。
鳥居の先には急な石段が控えています。人によっては、ここを下るのが少し怖く感じられるようです。


山道に変わっても、しばらくは割と急な傾斜でどんどん登っていきます。
ところどころで紅葉の名残りを見掛けました。
尾根筋まで上がると、以降は少し傾斜が緩んで、歩きやすくなります。
そしてこの鳥居が見えてくれば、頂上はもうすぐ先。


頂上直下の最後の石段。これを登れば頂上です。
この奥の院の周囲が最高点に当たるようでした。


すでに午後3時を過ぎていて、やはりクリアな展望は得られませんでした。
まずは南側の眺めから。左端が三浦半島、右端が真鶴半島で、つまり写真の上半分はほとんど海です。
分かりにくいのですが、 こちらの大きな写真 ならば、見る人が見れば江ノ島も分かるでしょう。
続いて東側の眺めです。左半分に連なっているのは、仏果山や大山三峰山などの丹沢前衛の山々。
その奥が都心方向なのですが、さすがにめぼしい物は何も写っていない模様です。(大きな写真はこちら)
ちなみに、手前側の黒いエリアは、大山の影に当たります。
そして左上では、砂利採掘のために山がゴソッと削られてしまった高取山が、無残な姿をさらしていました。


下りは登りとは経路を変えて、見晴台経由のルートに入ります。
こちらでも時折紅葉が見られましたが、ちょうどその紅葉の先の稜線に日が落ちるところでした。
見晴台にはたくさんのベンチがあります。日没後の薄暮を迎えたこの時間、普段ならばほとんど人がいないはずなのですが、ここにいる皆さんもたぶんライトアップを楽しみにしているのでしょう。
見晴台からの展望。市街地はまだ山の影に入らずに夕陽が当たっていて、オレンジ色に染まって見えました。


見晴台から下社への途中にある二重滝。この頃には相当に暗くなって、無理に明るく撮った写真になりました。
二重滝から振り返ると、そこでも紅葉が鮮やかでした。
ただしこの写真も光度不足で色合いが自然ではありません。実際はもっと綺麗だったのですが。


阿夫利神社下社に戻ってきました。まだ明るさが残る時間ですが、すでにライトアップが始まっています。
下りのケーブルカーには長蛇の列ができていて、50分待ちとのことでした。
歩いても30分あれば下れちゃうんですけど、それでも50分待ちますか?


ライトアップされた紅葉の先では、市街地に灯りが点り始めていました。
やっぱり、ライトアップされると一層きれいに見えますね。
時間の経過とともに、景色がどんどん夜景に変わっていきます。
阿夫利神社下社で暗くなるのを待ってから、ヘッドライトを点けて女坂を下り始めました。
この時期は、女坂にも照明が点けられていますが、真っ暗な場所もあるので、ライトは持つ方が良いでしょう。


大山寺に着くと、紅葉の先はすっかり夜景となっていました。
きれいです! でも人がやたら多くて、思うように写真が撮れません!!
このきれいさは、写真ではちょっと伝わらない感じですね。
石段を下って見上げたこの景色が、この日の見納め。あとは引き続きヘッドライトで女坂を下ります。
下り終えたところでは、バス乗り場の行列に並ぶことになって、バスに乗るまでに30分ほど待たされました。

タグ:丹沢
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