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七尾山・八菅山・鳶尾山 [丹沢]

2010/02/24(水)

■第166回 : 七尾山(225m)・八菅山(200m)・鳶尾山(234m)


この日は平日ということで、ご近所の、しかも標高わずか200m台の低山に出掛けてきました。
鳶尾山からの下山路の選択を誤って、鳶尾山に2回登るハプニングもありましたが、それでも午前中だけで歩き切れています。

 累積標高差(登り):582m / 距離:8.8km / 歩行時間:2時間30分 (休憩除く) 
標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) 

(往路)
古淵 07:12-07:15 淵野辺 07:25-08:02(延着08:25) 角田大橋

(登山行程)
角田大橋バス停  08:25
幣山集落     08:40
七尾山      09:10-09:15 (四等三角点「幣山」)
八菅山いこいの森 09:25-09:30 (展望台の広場)
やなみ峠(鳶尾峠) 09:55
鳶尾山(1回目)  10:05-10:25
棚沢       10:40
鳶尾山(2回目)  11:00-11:10
鳶尾山観光展望台 11:20-11:25
鳶尾団地バス停  11:40

(復路)
鳶尾団地 11:50-12:20 本厚木 12:26-12:39 小田急相模原
小田急相模原 12:45-13:00 長久保


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

八菅山へは本厚木駅からアクセスするのが普通ですが、利用したバス路線の都合で、北麓にある角田大橋から南下するという、全く逆方向からのアプローチとなりました。
地形図には幣山集落から八菅山へ登る破線路が描かれていて、その道が今も健在ならばという淡い期待を持って出掛けます。
しかしネットをいくら探してもその道を歩いた記録は全く見つからず、そもそも道が存在するかどうかすら確認できなかったので、ヤブ漕ぎを迫られるに違いないという覚悟はしていました。

ところが幣山集落に入って間もなく、信じられない物を発見しました。それがこの道標です。歩いた記録の全くない道が、実は道標が立つほど整備されていたなんて、誰が想像できるでしょうか。

ほとんど知られていない筈の道なのに、地元の人が良く歩いたりするのか、至って明瞭な道が続いて、道の状態もとても良いです。
集落から20分ほどの登りで、送電線鉄塔の近くで尾根上の道路に出ました。こちら側にも道標はこのようにしっかりと立っており、登り下りのいずれで歩く場合でも、道の入口は明瞭でした。

指示標の裏側を見ると、こんな銘板が取り付けられていて、ほんの3年ほど前に整備されたばかりの道だと分かりました。良い道でしたので、この道はもっとPRしても良いのではないでしょうか。
淵野辺駅を起点とする路線バスでアクセスできるので、JR横浜線から八菅山へのバリエーションコースとしても利用価値がありそうです。

稜線に出たら、右手にゴルフ場を見ながら、道路を南へと向かいます。「405」という意味不明な標識のところで左に分かれる細い道が、三角点への入口でした。

三角点は、細い道から少し外れた所で見つかりました。三角点の点名は、さきほど通過してきた集落名と同じ「幣山」ですが、山としてはこのあたりは「七尾山」と呼ばれているようです。

元の道に戻ってさらに進むと、「八菅山いこいの森」のエリアに入って、ほどなく展望台の広場に到着します。
鉄製の展望台に登ると、東西方向を広く見渡すことができましたが、春に近い陽気のためか空気の澄み具合はあまりよろしくなく、遠くの景色までは見られませんでした。

八菅神社へ向かう広い道と分かれて「カエデの小経」を下ったところに、蜻蛉池があります。ベンチなどもあって、ここで少し休んでいきました。

その後はしばらく舗装された林道を歩いて行きます。鳶尾山への登山道が分かれる地点には案内板が立っていて、現在地を「やなみ峠」としていましたが、ガイドブックによっては「鳶尾峠」としているものもあります。

尾根道に入って緩やかに登っていけば、ほどなく鳶尾山の頂上に到着です。小広く開放的な頂上には、いくつかのベンチも置かれていますが、少し下った斜面側で数人を見かける程度の、平日ならではの静かな頂上でした。

鳶尾山の頂上には3方から道が通じていますが、道標は見当たりません。ガイドブックに従って選んだはずの道が実は間違いで、ぐるっと一回りしてまた鳶尾山に登り返してくるなんて事態になってしまいます。
でもGPSを見ながら歩いている強みで、現在地は常に把握できているので、どこに連れて行かれるのかを楽しみつつの寄り道でした。
この小さな道標は、ぐるっと一回りする途中で、やっとハイキングコースに復帰した地点に立っていたものです。

2度目の鳶尾山から、改めて正しいコースを進みます。
鳶尾山観光展望台と金毘羅神社を相次いで見た先では、尾根道の右手に住宅地が見え隠れするようになって、ハイキングコースも終わりが近い雰囲気が漂ってきます。
唐突に長い階段が出現して正面の景色が開けると、眼下にはもう一面の住宅街が広がっていて、もう鳶尾団地のバス停まではほんの数分の距離でした。

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