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雹留山・網代弁天山・城山 (秋川丘陵) [奥多摩]

2010/04/04(日)

■第170回 : 雹留山(264m)・網代弁天山(280m)・城山(330m) (秋川丘陵)


この日は、急性腸炎(たぶん)でまる1週間仕事を休んでから1週間が経過して、体調はいくらか持ち直してきたものの、まだまだ復調とは言い難い状況でした。そこで、鈍っているであろう身体を動かす程度の、軽い山歩きに出掛けることにしました。
歩いてきたのは、秋川丘陵コースを少々アレンジして、秋川駅と武蔵五日市駅とを直接結んだコースです。大部分は普通のハイキングコースですが、最後に城山から高尾神社を経て武蔵五日市駅へ向かう区間は一般的なコースではなく、恐らく書籍等での紹介はされていないと思われます。

 累積標高差(登り):550m / 距離:10.6km / 歩行時間:2時間35分 (休憩除く) 
標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) 

(往路)
古淵 10:12-10:34 八王子 10:38-10:53 拝島
拝島 11:03-11:12 秋川

(登山行程)
秋川駅    11:15
秋留橋    11:35
二条城址   11:55
雹留山    12:25-12:30
弁天橋    12:50
網代弁天山  13:10-13:20
城山     13:30-13:35
高尾神社奥宮 13:50-13:55
高尾神社   14:00
武蔵五日市駅 14:15

(復路)
武蔵五日市 14:30-14:49 拝島 14:51-15:03 八王子
八王子 15:10-15:21 橋本 15:24-15:35 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

秋川駅から歩き始めましたが、秋留橋までの間は、交通量が多い国道の空気がすこぶる悪く、とても気持ち良く歩けたものではありませんでした。本数は少ないものの、バスも運行されているので、ここはバスを使うほうが良さそうです。
登山道の起点も分かりにくいです。バス停のある秋留橋交差点から、サマーボウル(ボウリング場)の駐車場に入って行くと、その一番奥から登山道が始まるのですが、そこまで何の案内もありません。ボウリング場の駐車場奥に登山道があることを予め知っていないと、登山道にたどり着けないのではないでしょうか。

「丘陵」という名前通り、登り始めてほんの数分で稜線に達すると、あとはアップダウンのほとんどない道が続いていきます。稜線といっても、左側にはすぐ近くに家並みが見られたりして、山を歩いているという感覚とは程遠いものでした。
その後は次第に道幅が広がってしまい、山道の趣は一層薄れてきます。左手にゴルフ場が現れる頃には、すっかり車道のようになっていました。

ほどなく、地形図に載っている雹留山(264m)の付近を通過します。そこで道の左手にある小高い地点に登ってみましたが、収穫は何もありません。
その代わり、少し行き過ぎた先に雹留山を示す分岐標識が現れました。踏み跡を追って左手の斜面を登っていくと、ピーク地点の樹木に雹留山の標札が打ち付けられていたほか、小さなお宮も見つかりました。
この地点は、地形図の位置よりも西に約100mほどズレているほか、標高も270m等高線の円内に当たるため、本来の雹留山の位置ではないのは確かだと思われますが、現在ここが雹留山とされている経緯は良く分かりませんでした。

雹留山付近を過ぎると、左手の景色はゴルフ場から霊園へと変わっていき、すぐに反対側の登山口に出てしまいます。しばらく舗装道路を歩いて、今度は網代弁天山への登山口に向かいます。

こちらはれっきとした山になりますが、それでも登山口からの標高差は100mもなく、15分ほどで登り詰めてしまいます。
網代弁天山の頂上に立つと、東側に展望が開けていました。頂上はまだ冬の様相でしたが、少し見下ろせばサクラやツツジなどが咲いていて、春がもうそこまで、といった雰囲気でした。

網代弁天山から一旦下って、すぐお隣の城山に向かいます。城山の頂上は、樹木に囲まれていて北面が少し展望できる程度でした。でも平坦に切り開かれた場所には広さがあって、大勢でもくつろげそうです。先行者で埋まっていましたが、丸太で作られたイスも数脚置かれていました。

城山から西へ僅かに下った地点が、小峰公園方向と高尾神社方向との分岐点に当たります。そのまま一般コースで小峰公園へ向かってしまうと、武蔵五日市駅から遠ざかってしまうので、ここを右に折れて高尾神社への尾根に入ります。
地形図を見ていて、この尾根には踏み跡がありそうだと思ってウェブを調べてみたら、実際に歩いた記録がいくつも見つかったので、踏み跡以上のものが付いているのは間違いないと確信して来ました。

しかし予想に反して踏み跡はすこぶる明瞭です。その上、要所要所に私製の小さな標識が親切に立てられていて、道案内もしっかりしています。
あまり歩かれていない不明瞭な道を、僅かな踏み跡を拾って進む、という状況を想定していただけに、分かりやす過ぎて拍子抜けしてしまう程でした。ただし道は明瞭でもやはり歩く人は少ないらしく、自然の気配が濃密な、歩いていて心地良い道でした。

途中にはかなり急な下りと登りがありましたが、ロープも下がっていて問題なく歩けます。そしてその急降下と急登を抜けると、あとは穏やかな道となって、高尾神社の奥宮に到着しました。

高尾神社の奥宮までは、本宮のある麓から登られることも多いのか、奥宮からの下りは良く歩かれた道に変わりました。5分も歩けば、すぐに高尾神社の本宮前に下り着きました。向かい側からはもう住宅地が始まっていて、あとは武蔵五日市駅への車道歩きを残すのみでした。

タグ:奥多摩
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yatara

飛鳥山 日照山もどうぞよろしくお願いします
by yatara (2016-11-30 09:08) 

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