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滝戸山 [富士山とその周辺]

2010/12/11(土)

■第189回 : 滝戸山(1220m)


御坂山系の北西端に位置する滝戸山に登ってきました。当初は滝戸山から東に縦走して名所山・春日山とたどり、鳥坂峠から上芦川に降りる予定だったのですが、想定外の積雪があって縦走を取りやめています。
また帰りには、今月に運行が開始されたばかりの、上芦川と河口湖駅を結ぶ新しいバス路線に乗ることも楽しみにしていたのですが、予定を変更したことで、それも次回までおあずけとなりました。

 累積標高差(登り):989m / 距離:9.8km / 歩行時間:3時間25分 (休憩除く) 
標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) 

(往路)
古淵 04:59-05:21 八王子 05:35-06:20 大月
大月 06:23-07:12 甲府 07:17-07:24 南甲府
南甲府 (徒歩)07:30-08:00 市立甲府病院
市立甲府病院 08:20-08:44 右左口交差点

(登山行程)
右左口交差点バス停 08:45
滝戸山登山口    09:15-09:25 (御殿滝見物 09:15-09:20)
滝戸山       10:55-11:10
滝戸山登山口    12:10-12:20
甲陽学園グランド  12:30-12:55 (時間調整)
右左口交差点バス停 13:10

(復路)
右左口交差点 13:21-13:45 市立甲府病院
市立甲府病院 (徒歩)13:50-14:10 南甲府 (徒歩)14:15-14:30 遊亀公園
遊亀公園 14:39-14:50 甲府 15:03-(あずさ20号)-16:02 八王子
八王子 16:20-16:42 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

まずは身延線の南甲府駅へ向かいます。市立甲府病院8時20分発のバスに乗りたいのですが、それより早い時間に市立甲府病院に着くバスが全くないため、地図で見て最も近そうだった南甲府駅から30分をかけて歩くことにしました。あまりスマートな経路ではなく、普通ならタクシーを使ったりするのでしょうが、公共の乗合交通だけを利用するのがポリシーなので、そこは譲れません。

土曜日のまだ早い時間に病院を出発するバス、乗客などほかにいないだろうと思っていたら、バス停には先客の男性が1人いてびっくりしました。地元の方でしょうか。その男性が先に降り、そして私が右左口交差点で降りると、バスは運転手だけになって去っていきました。降りたバス停から、進行方向の少し先に見えているのが、右左口(うばぐち)の交差点です。

登山口のすぐ手前から、御殿滝への道が分岐していたので、まずはそちらを見ていきます。あまり大きくもない滝を、少し離れた東屋から見るような具合で、あまり迫力はありません。写真左側に、もっと滝に近付ける道もあるのですが、その道からの眺めは木々に邪魔をされて、スッキリとは見られませんでした。

林道の舗装が切れるとそこが登山口。未舗装で続いていく林道(右)から離れて、ここから斜面に取り付きます。
登山口の右手には、駐車スペースと、いくつものベンチがありました。停められている車が1台あって、さっき御殿滝へ行く時に車から降りた2人の姿を見かけているので、私の少し前を先行していると思われます。

しばらくずっと沢沿いに続く登山道には、要所要所に短い間隔でこの標識が現れます。落ち葉が道を覆って分かりにくくなる時期ですが、それでも迷いそうな箇所はありませんでした。途中で先行していたご夫婦を抜かして、先に進ませてもらいます。

標高850mあたりから上では、雪が残っていました。数日前の雪らしく、再凍結したらしい氷混じりの雪で、滑りやすく要注意です。登りですら厄介な箇所があったほど。下りに取れば相当に難儀しそうでそれはイヤだなと感じましたが、まだこの時点では片道のつもりだったので、それが我が身にも降りかかろうとは夢にも思っていませんでした。

標高980mで尾根に上がると、一旦雪は消えます。この時点では、雪が残っているのは沢の中などの日が差さない場所だけかも、という期待もしてみたのでしたが・・・

期待もむなしく、頂上近くなると本格的に積もっていました。でもこのへんは、降ったままの雪質をとどめていて、さほど歩きにくさはありません。それにしても、人の足跡が全く見当たりません。あるのは動物の足跡ばかり。

滝戸山の頂上には、山梨百名山の標柱と三角点がありました。頂上まで来ても、どの方向からの足跡も見られません。ここまでは登りだけだったのでともかく、トレースのない稜線に踏み込むのは不安ですし、雪に対応した装備もしていなかったので、ここで来た道を引き返すことに決めました。
上の写真のほぼ反対方向から。この通り、展望はほとんどありませんでした。切り株はベンチ代わりでしょうか。

仕方なく往路を引き返します。滑りやすい下りでは、2度ほど(しかも2度ともかなり派手に!)滑って転んだりして、ちょっと危ない目にも遭いました。登山口まで下った後も、行きと同じバスに乗って市立甲府病院までは難なく戻れましたが、そこから先は行きよりも大変でした。市立甲府病院で接続するバスが無く、南甲府駅まで再度歩かされたばかりか、なんと南甲府駅でも、午後2時台にはバスも電車も1本もないという仕打ちが待っていました。仕方がないので、そのまま甲府駅方向に歩き続けて、バスの本数が多い通りまで出ることにします。こうなると、もう持って来ていた地図の範囲外になるので、勘に頼って歩く羽目になりましたが、15分も歩けばなんとか大通りに出て、さらに少し歩けば遊亀公園というバス停が見つかり、しかも10分待てば甲府駅へ向かうバスが来るという、決して悪くないタイミングでした。

タグ:富士山
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