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鷹取山・池子やまなみルート [三浦半島]

2011/01/19(水)

■第195回 : 鷹取山(139m)・池子やまなみルート


有給休暇を取得したこの日は、前後が出勤日で挟まれているため軽い山にしておきたいという気分だったので、この時期でなければ登れないような超低山を選んでみました。
鷹取山は三浦半島の付け根付近に位置しており、標高はわずか100m台の前半という低さです。
いくら平日とはいえ、この山ひとつではさすがに物足りないので、逗子市の北側をぐるりと回る稜線上の「池子やまなみルート」と繋げて歩いています。

 累積標高差(登り):497m / 距離:11.5km / 歩行時間:2時間55分 (休憩除く) 
標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) 

(往路)
古淵 07:03-07:39 東神奈川 07:42-07:45 横浜
横浜 07:55-08:03 上大岡 08:05-08:29 京急田浦

(登山行程)
京急田浦駅     08:35
鷹取山       09:10-09:20
谷戸川橋      10:00
六浦第2踏切    10:10
十二所果樹園展望台 10:50-11:00
久木大池分岐    11:25
逗子駅       11:50

(復路)
逗子 11:56-12:07 大船 12:13-12:17 藤沢
藤沢 12:35-12:59 町田 13:35-13:50 長久保


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

京急田浦駅から鷹取山へのルートは、駅前ニュータウン建設のための工事で大きく付け替えられていました。しばらくはこのような標識に従って住宅地の中を歩きます。

車道を登り詰めた先で、尾根への最後の登りはコンクリート階段になっていました。

尾根上に出てもこんな舗装が続いていたりして、山道を歩けるのはもう少し先になってからでした。

付け替え前の道との合流点に出ましたが、ここある標識だと新旧どちらの道を選んでも良さそうな感じですね。この地点には別の標識も立っていましたが、やはり旧道を指して「京急田浦方面 約21分」としていました。まだ工事が進んでいないとかで、実は旧道も歩ける状況にあるのでしょうか。

尾根に出て以降、ほとんどアップダウンのない平坦な道で、鷹取山公園まで来ました。右側の建物はトイレです。鷹取山は、正面の岩の向こうに隠れて見えていません。
鷹取山公園の案内図。京急田浦駅からの道は旧道のままとなっています(今回歩いてきたのは、途中で浜見台への道に分かれていく道でした)。また、これから向かう六浦駅への道は載っていません。

この上が鷹取山の頂上。展望台までは階段道で上がります。なお、一般に入れるのは展望台の1段目まででした。
展望台からは、富士山を見ることができました(送電線が邪魔ですが‥‥)。またこの右側には、丹沢の山並みがぼんやりと見えています。そして振り返れば東京湾があって、対岸の房総半島も、沿岸の工業地帯がハッキリと見られました。

鷹取山から六浦駅へ向かう道は、一切案内されていませんでした。このため、右への分岐に気を付けながら、神武寺への道を少し進んでみてみることにします。
右へ分かれる道は、鷹取山を離れてすぐに現れて、こんな急坂をロープに頼って下っていきます。写真は下ってから振り返っていますが、上のほうには神武寺への道の手すりが見えています。

急坂を下った後は、良く踏まれた穏やかな道になったので、この道で間違いなさそうです。道の様子は予想していたよりはしっかりしており、草木が茂る夏でもちゃんと歩けそうに感じました。

送電線が近付いてきたこの地点(写真で奥に白っぽく見えているのが送電線)では道が二手に分かれて、火の用心ポストの書き込みが右を「→六浦」としていますが、そちらだとすぐに車道に下りてしまいそうなので、左へ進みます。

清掃工場手前では、この分岐から細いほうの右の道へ入ります。
このあたり、ややササが濃くなりますが、道筋は明瞭でした。道の左側は清掃工場、右側が墓地です。

谷戸川橋まで来ると、山道は一旦ここで終わりになります。

住宅地の中を歩いて、六浦第2踏切を渡ります。六浦駅はすぐ右手にあります。

千光寺の横の道を上がっていくと、何の標識も見ないうちに、舗装道路が山道に変わりました。どうやら「やまなみルート」が始まったようです。
南側には米軍の管理地域になっている、かつての池子弾薬庫跡が広がっています。このため左手にずっと針金の囲いが続きますが、細くて目立たない上、それが草木に覆われていることも多く、その囲いは特に気になりませんでした。

2種類のこんな警告が頻繁に現れます。

「海軍」と書かれた境界標なんて、初めて見ました。

途中で尾根を外れて、十二所果樹園の展望台に寄り道します。分岐点に道標はありませんが、「第3」番の送電線鉄塔が立つ三叉路が入口です。
展望台といっても単なる広場ですが、標高は149mで鷹取山よりも高く、ここが今日のルートの最高点。いくつものベンチが置かれて、落ち着いてくつろげる地点でした。
どのベンチからも富士山が見られました。奥のベンチからだと、中央のテーブル越しの富士山となります。
これはウェブで調べると、神奈川県内広域水道企業団が設置した基準点らしいのですが、青ペンキが塗られたことで、元々書かれていた文字が読めなくなっているとのことです。

今度は「防衛施設」の境界標。これはこの先では頻繁に見ることになりました。

久木大池への分岐点。「やまなみルート」はここから久木大池へ下りますが、この先の尾根をもう少し歩けるようなので、ここは直進します。
(道標が直進方向を「行き止まり」としているほか、マジックによる書き込みも通行不可のような内容でしたが、問題なく通れました)

この次の分岐(道標なし)を左に進むと、最後にはちょっとした急坂もありましたが、そこを下ると久木中学校のプール脇に出て山道は終わります。
逗子駅には正午前に着いたので、なんと午前中のうちに歩き終えてしまったのでした。

タグ:三浦半島
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