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達沢山・京戸山・二本木山・大沢山・茶臼山 [大菩薩とその周辺]

2011/04/17(日)

■第201回 : 達沢山(1358m)・京戸山(1430m)・二本木山(1078m)・大沢山(1042m)・茶臼山(948m)


先週はまだ早かった桃の花も、金曜日には満開に近くなっていることが笛吹市のサイトで確認できたので、先週のリベンジに、2週連続で同じエリアに出掛けてきました。
この日は期待通りに、通りすがったどの桃畑もすべてが満開です。そして彼方に広がる桃の花のジュータンも楽しむことができました。

 累積標高差(登り):1136m / 距離:14.5km / 歩行時間:4時間30分 (休憩除く) 
(参考) 同コースの標準時間:5時間50分 

(往路)
古淵 05:58-06:21 八王子 06:35-08:03 石和温泉
石和温泉駅入口 08:29-08:45(延着08:55) 立沢

(登山行程)
立沢バス停    09:00
達沢山登山口   09:50 (達沢林道側)
達沢山      10:20-10:30
ナットウ箱山   10:50-10:55
京戸山      11:00
達沢山登山口   11:30 (京戸山林道側)
二本木山     11:55-12:00
大沢山      12:25-12:35
茶臼山      12:50-13:00
釈迦堂PA    14:00-15:25 (PAでの食事 & 釈迦堂周辺の散策)
釈迦堂入口バス停 15:35

(復路)
釈迦堂入口 15:43-15:56 勝沼ぶどう郷 16:03-17:15 高尾
高尾 17:16-17:22 八王子 17:30-17:41 橋本
橋本 17:45-17:55 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

今回は石和温泉駅入口バス停からバスに乗ります。JRの石和温泉駅から10分くらい歩いたところです。

立沢バス停が本日のスタート。ここで降りたのは私だけでした。

林道を登り始めると、すぐに車両通行止のゲートがあり、その前が駐車スペースになっています。2台の車が停められていて、ちょうどそのうちの1台から降りた5人組のパーティーが歩き始めていたところでした。
しばらくこんな調子の、舗装された林道が続きます。
50分ほど林道を歩き続けて、ようやく終点まで来ました。この先が登山道になります。バス停からすでに350mも登ってきており、林道だけで山頂までの標高差の半分以上を登ってしまったことになります。距離にいたっては、もう4分の3以上の所まで来ていました。

登山道は鬱蒼とした樹林の中を進んで、展望は全くありません。それでいて、登るにつれてやや急になっていきます。
稜線に出た所には、左折する達沢山への標識があるだけで、右折する京戸山方向は全く案内されていませんでした。
少しだけ達沢山方向に登り始めると、富士山が見えていました。今日のルートで、富士山が見られることに気付いた唯一のポイント。

達沢山の頂上は、単独行の男性がひとり先着していただけで、ひっそりとしていました。中央に山梨百名山の標柱が立っています。
木々の間から見えているのは勝沼方向だと思います。桃の花のピンク色がうっすらと広がっているのが、肉眼ではハッキリと見えていましたが、写真では分かりにくいですね。

達沢山を後にして、先程の分岐点で登ってきた道を見送って、そのまま稜線上を進みます。ここはナットウ箱山の山頂で、きれいな三角点がありました。展望はほとんどありませんが、静かでいい感じの頂上です。
さらに進むと今度は京戸山ですが、ここには山頂らしい趣はなく、単なるコブのようでした。
下山道の分岐を敢えて無視して一旦直進し、その先の小ピークに寄って行きました。
地形図が1439mと標高点を付けているピークなので、ここが京戸山系の最高点かなと思っていたのですが、予想に反してここには何もありませんでした。京戸山は先程の標識の地点が最高点ということらしいです。

京戸山林道へと下る道は、なだらかな傾斜が続いていて、落ち葉が厚く積もった道が大半を占めました。足首まで落ち葉に埋まることもあります。
足裏の柔らかな感触は心地良いのですが、地面に障害物があっても見えないので、下りではあまり快適とはいきません。でもここは新緑か紅葉の時期にもう1度訪れてみたいと思います。
急に足元が切れ落ちたと思ったら、すぐ下に林道があって、ここで登山道はおしまいでした。林道はさらに延伸中のようですが、作る価値があるのかは疑問に思われてなりません。

しばらく京戸山林道を下り、二本木山から南東に延びる尾根とぶつかるこの地点から、微かな踏み跡を追って二本木山へと向かいます。この先しばらくの間は、一般の登山道ではありません。
二本木山はヤブの中の山頂でした。単に踏み跡が通過しているだけなので全く落ち着けない場所でしたが、京戸山から休憩を入れずにここまで来ていたので、ここで少しだけ息を整えていきました。

二本木山から大沢山へは引き続きヤブ道で、この時期でもかなり煩わしかったので、冬枯れていなければ通行は困難になりそうです。また踏み跡も心許なく、一度違う方向に迷い込みそうになって、GPSを見て間違いに気付いて戻ったりしています。
大沢山もヤブっぽい頂上でしたが、開けた空間が少しはあるほか、倒木をベンチ代りにして腰掛けられたりもしたので、二本木山と比べれば快適さはいくらか上でした。

大沢山の先もヤブ道が続き、作業道の交錯とかもあったりして、GPSに頼って歩きました。
茶臼山の頂上まで来ると、反対側から破線路が上がってきているだけに、ここは割と普通の山頂で、人の姿も久しぶりに見ました。木々の間から覗くようにする展望が辛うじてありましたが、葉が茂る時期だと何も見えなくなりそうです。

茶臼山から下りは、かなりの急坂でした。しかも地面がザレ気味で滑りやすく、速度をセーブして慎重に下って、車道に降り立ちました。

桃畑の中の農道を歩いて、2週連続となる釈迦堂遺跡博物館へ向かいます。建物前の花々は、先週と同様に華やかな彩りを競い合っていました。
釈迦堂PAでの食事も2週続きですが、先週は下り線のPAに入っていたので、今回は上り線のPAに寄って行きます。でも売店とかは下り線のほうが充実していましたね。

そして、いちばん楽しみにしていた、釈迦堂周辺の桃畑の様子です。
1日に3本しかないバスの時間には余裕がタップリあったので、釈迦堂周辺の桃畑をぐるぐる回って、まさに桃源郷という景色を堪能していきました。

遠くで桃畑が広がっている様子は、桃色のジュータンのように見えました。でも肉眼では楽しめても、デジカメで写真に収めるのは難しい距離だったようです。今ひとつ、ピンク色がきれいに写っていませんでした。

一方、先週は見事なまでに満開だった勝沼ぶどう郷駅の桜は、すでに葉桜も目立つようになっています。そのせいか、人影もほとんどありませんでした。

タグ:大菩薩嶺
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