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倉掛山・三窪高原 [大菩薩とその周辺]

2011/06/04(土)

■第206回 : 倉掛山(1776m)・三窪高原(鈴庫山(1600m)・ハンゼノ頭(1686m)・柳沢ノ頭(1671m))


今回は満開の花をお目当てにして、レンゲツツジの大群落がある三窪高原に行ってきました。
ところが結果的に花期には早すぎて、ほとんど花を見ることができなかったのですが、新緑の高原歩きでは清々しい気分を堪能できて、それなりに満足できた山行となっています。

 累積標高差(登り):1357m / 距離:13.0km / 歩行時間:4時間35分 (休憩除く) 
(参考) 同コースの標準時間:6時間5分 

(往路)
古淵 05:50-06:11 八王子 06:35-07:50 塩山
塩山 08:10-09:05 白沢橋(自由乗降)

(登山行程)
白沢橋    09:10
白沢峠    10:25-10:40
倉掛山    11:20-11:35
板橋峠    12:20-12:25
藤谷ノ頭   12:45
無線中継所  13:00-13:05
鈴庫山    13:35-13:45
ハンゼノ頭  14:05-14:20
柳沢ノ頭   14:30-14:40
柳沢峠バス停 15:00

(復路)
柳沢峠 15:40-16:30 塩山 16:57-18:04 橋本
橋本 18:10-18:21 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

西沢渓谷行きのバスを、この白沢橋を渡ったところで降ります。ここにバス停はありませんが、自由乗降区間なので停めてもらいました。
この林道を入って、しばらくは林道歩きです。小さく写っているのは、一緒にバスを降りた男性。最後まで全く同じルートだったので、要所ごとにお会いしてお話しさせて頂きました。

何度か、浅い流れを飛び石などで渡って行きます。これは2回目の徒渉地点。水量がこの程度であれば、靴を濡らすほどでもありませんでした。
こちらは3回目の徒渉点。この先もしばらくは林道でしたが、すでに車での通行は不可能でしょう。

すぐ脇を流れる白沢を見ると、堰堤など人工的な建造物も目立ちましたが、所々で美しいナメ滝もかかっていました。

白沢峠は防火帯の中の、明るく開放的な居心地の良い場所でした。廃トラックもすっかり景観の一部となっています。

1578.2mの四等三角点。このすぐ向こう側は急な崖となって切れ落ちていました。

三角点を過ぎると、尾根通しの道は一旦笹ヤブに入りますが・・・
笹ヤブを抜けると、また気持ちの良い防火帯の尾根歩きに戻ります。ただし急登が多くて、かなり辛かったです。

今日の最高点、倉掛山。標識のすぐ右に広瀬湖を見下ろし、その後方には甲武信ヶ岳が見えています。
振り返れば富士山が見えています。右手前から延びているのが、これから向かう尾根。防火帯が続いている様子が良く分かります。
最終目的地の三窪高原は左手の奥に見えていて、ちょこんと電波塔が立っているあたりの一帯です。

新緑の防火帯はなかなか気分が良いです。

板橋峠には、こんなゲートの先から降りてきました(ゲートを出てから振り返っています)。
板橋峠には全く標識がありませんでした。進路に少し悩みましたが、左に進んだ林道脇の、こんな微妙な山道を入るのが正解でした。

藤谷ノ頭は防火帯の尾根の単なるコブに過ぎず、危うく巻いて通り過ぎるところでした。山頂を示す物は何もなく、休猟区の標識があるだけです。

電波中継所前の広場。広さはありますが、砂利敷でベンチもなく、何故かひとつだけ置かれていたコンクリートブロックに腰掛けて少し休んでいきました。

一旦かなり下って鈴庫山。ここは狭い頂上です。
頂上の一角には、「山神宮」と彫られた石碑が立っていました。
富士山の周囲には雲が出始めていて、そろそろ見納めになりそうな気配です。

登り返してハンゼノ頭。展望図が置かれており、360度の眺めもなかなかでしたが・・・
お目当てのレンゲツツジはまだ蕾か、その蕾すらハッキリしないものがほとんどでした。
今年は桃も桜も花期が遅かったのですが、ツツジも例外ではなかったようで、残念です。
こちらのツツジはすでに満開。ヤマツツジかミツバツツジあたりではないかと思われます。この種類のものは白沢峠以降、チラホラ見かけました。

柳沢ノ頭は三角点ピーク。頂上部はこの写真に写っている範囲がほぼ全ての狭いピークで、展望もほとんどありませんでした。

柳沢峠への下りは穏やかな道で、緑濃い中を下って行きます。ここも気持ちの良い道でした。でも、期待していたツツジはこの道沿いでも皆無に近かったです。

林道に出たところで、山道はおしまい。
林道を少し歩けば、すぐに柳沢峠に到着です。レストハウスや広い駐車場、きれいなトイレ棟などがあり、林の中にあった木陰のベンチで余った時間を過ごしていきました。

タグ:大菩薩嶺
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