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丹沢・大山のライトアップ紅葉 [丹沢]

2011/11/20(日)

■第216回 : 丹沢・大山のライトアップ紅葉


この日は当初、グループ山行でこの大山に登る予定だったのですが、木曜日時点の予報が悪天だったために中止していました。結局その予報は外れてスッキリと晴れたのですが、前日の大雨が夜半まで続いたために登山道の状況は悪そうで、中止の判断は間違いではなかったと思っています。

でもあまりの天気の良さに、同じ行先に単独で出掛けることにしたのですが、雨上がりの急な登山道を頂上まで上がるのは、どうも気が進みません。
すると都合の良いことに、ちょうどこの時期は大山寺と阿夫利神社下社で、夜間のライトアップが実施中。
そこで、紅葉の夜景を楽しむことにして、午後からゆっくりと出掛けて、中腹のあたりをゆるゆると歩いてきました。

 累積標高差(登り):732m / 距離:6.1km / 歩行時間:2時間15分 (休憩除く) 
(参考) 同コースの標準時間:2時間25分 

(往路)
南警察署前 13:16-13:26 相模大野 13:32-13:51 伊勢原
伊勢原 14:05-14:27 あたご橋

(散策行程)
あたご橋      14:30
大山ケーブルバス停 14:40
追分        14:55
大山寺       15:10-15:20
阿夫利神社下社   15:40-15:55
見晴台       16:20-16:35
阿夫利神社下社   16:55-17:10
大山寺       17:25-17:35
追分        17:45
大山ケーブルバス停 17:55

(復路)
大山ケーブル 18:00-18:22 伊勢原 18:25-18:47 相模大野
相模大野 19:05-19:15 南警察署前


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

紅葉のライトアップがお目当てとはいえ、陽光の下での紅葉も見ておきたいので、明るいうちに阿夫利神社下社に着くように計算して出掛けました。
伊勢原駅から乗ったバスを、終点の2つ手前の「あたご橋」で降ります。

バス道路を少し登ると、すぐ右手に豆腐料理で有名な老舗旅館の「東学坊」が見えてきました。
この向かい側に売店の「湧水工房」があるのですが、帰る頃には閉まっているので、まず最初に寄って「ざる豆腐」などを購入しようと、バスを終点よりも手前で降りていたのでした。

バスの終点を過ぎた先から、道の両脇に土産物店が建ち並ぶ「こま参道」が始まります。
最初の踊り場の絵柄は、「こま1個」です。
参道脇では、さっそく最初の紅葉がお出迎えです。
そしてこの「こま27個」の絵柄が、最後の踊り場でした。

「こま参道」が終わり、ケーブルカーの駅への道を見送った先で、男坂と女坂に分かれます。
途中で大山寺に寄りたいので、ここは左の女坂に入ります。

女坂は、こんな階段道や石段道が大半です。
まだ登り始めていくらも経っていませんが、息は上がり、汗が噴き出てきました。

この石段の上が大山寺。
この場所は、パンフレットで真っ赤に染まる鮮やかな紅葉を見て楽しみにしていたのですが、ちょっとくすんだ色合いで残念な感じです。
石段を上まで登り詰めてから振り返りました。上のほうの紅葉は、結構深い色彩に染まっていました。

大山寺は、奈良時代に開山された天台宗の古刹です。
境内のモミジは綺麗に色付いていました。

大山寺から上も、こんな石段ばかりが続きます。女坂でこれだけ急なので、男坂は一体どんなことになっているのでしょうか。
男坂と合流すると、急坂もやっと終わります。

そしてすぐに、土産物店が並ぶ広場に出て、ここでケーブルカーで登ってきた人たちと合流です。
土産物店の脇の紅葉もきれいでした。
最後にこの石段を登れば、阿夫利神社下社です。

阿夫利神社下社に着きました。ここより上は登山者の世界に変わりますが、ここまでは観光客も多いです。
境内の紅葉は見頃を迎えていました。
紅葉の向こうには伊勢原市街や厚木市街の展望が広がり、その先にはうっすらと相模湾が見えています。
とにかく紅葉がきれい。

ライトアップが始まるまでまだ時間があったので、見晴台まで往復することにしました。頂上への道とは違って、ほぼ平坦な道のりです。
山道らしい山道にこの日初めて入りましたが、なんか前日の大雨の影響を感じません。これならグループ山行も中止する必要はなかったかも。
見晴台までの道すがらの紅葉は、黄葉が主体の、私が好きな淡い色彩のものが主体でした。
途中にあった二重滝。
ここなどは、もう完全に路面が乾いています。あんなに激しい雨が、しかも前の晩まで降っていたというのに。。。
ふと西側を見ると、稜線の向こうに太陽が沈んだ後でした。

見晴台に着きました。いつも賑わっているこの場所も、薄暮が迫ったこの時間、休んでいた人もわずかです。
たくさんあるベンチのほとんどが空いているという、あまり見ることのない景色でした。
山麓にはまだ明るさが残っていますが、すでに明かりが点っている場所もちらほら・・・

さすがに復路はかなり暗くなっていました。この写真は少し感度を上げて撮られているので、実際はさらに暗い印象で、ライトなしで歩けるギリギリのタイミングでした。

阿夫利神社下社まで戻ってくると、いよいよライトアップが始まっていました。
拝殿の前では篝火がたかれ、一杯100円で「もみじ汁」が振る舞われています。
つい先程見渡したばかりの市街地も、すっかり夜景に変わっていました。

ライトアップされた紅葉は、さすがに綺麗でした。

帰りもケーブルカーは使わずに、女坂を下ることにします。女坂には街灯があることになっていますが、、、
でも下り坂が始まると、早速こんな具合で、相当に暗いです。ヘッドライトを持ってきておいて良かった。。。
街灯の明かりが届かなくて、真っ暗に近い場所もあります。
路面は凸凹していますし、石段の段差にもバラツキがあるので、こうしてヘッドライトで照らさなければ、足元を探りながらでなければ歩けなかったはず。
何の照明も持っていない軽装の人を、すれ違ったり追い越したりで度々見掛けましたが、無事に歩けたのでしょうか。

大山寺も、日中とはまた違った表情を見せていました。
こちらでも、紅葉の先に夜景が少しだけ楽しめます。
昼間、少々くすんだ色合いが残念だった石段の紅葉も、こうしておめかしすると、見栄えが全然違って感じられます。
同じ石段を下から。でもやっぱり、もう少し鮮やかな赤い色が見たかったかな。

引き続きヘッドライトの明かりで女坂を下ります。行く手に「こま参道」の明かりが見えてくれば、暗い夜道ともお別れです。
「こま参道」に入れば、あとはバス停まで明るい道が続きます。

「東学坊 湧水工房」で買った「大山クリーム豆腐・潮の雫」です。
とろける舌触りと大豆の甘さで、ほとんどスイーツ感覚で食べられました。
さらに今回は、「良弁」の「大山まんじゅう」(右) と「大山ウルワシ本舗」の「柿しぐれ」(左) も買ってきました。
「大山まんじゅう」は早速賞味してみましたが、黒糖のほのかな香りが上品な、何個でもいける一口サイズのおまんじゅうでした。

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