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塔の山・吾妻山・弘法山・権現山 [丹沢]

2012/02/19(日)

■第224回 : 塔の山(202m)・吾妻山(150m)・弘法山(237m)・権現山(243m)


今月は上旬に風邪をひいてしまい、しばらくはその余韻がなかなか消えなかったので、山は2週続けてのお休みでした。
そこで今回は、あまり身体を冷やさないように、雪のある所を避けて、近場の超低山を軽く歩いています。

 累積標高差(登り):512m / 距離:9.9km / 歩行時間:2時間40分 (休憩除く) 
標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) 

(往路)
南警察署前 09:16-09:26 相模大野 09:32-09:52 伊勢原
伊勢原 10:05-10:15 神戸

(登山行程)
神戸バス停  10:15
塔の山    10:50-11:00
坪ノ内バス停 11:20
吾妻山    11:40-11:50
弘法山    12:30-12:40
権現山    12:55-13:05
浅間山    13:10-13:15
秦野駅    13:40

(復路)
秦野 13:45-14:17 相模大野 14:25-14:40 南警察署前


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

伊勢原駅から10分ほどバスに揺られて、神戸バス停からスタート。信号を渡り、右折方向の道に入ります。
畑の中の道を進んでいくと、これから登る塔の山が見えてきました。左側の山が塔の山です。
右側は高取山で、高取山の右手前で少し白く見えているあたりが聖峰の頂上になります。


小さな橋で栗原川を渡ると、すぐにこの道標が出迎えてくれて、ここから先は案内に従うだけでした。
塔の山は、登山地図上で完全に黙殺されているばかりか、ガイドブックによる紹介すら見たことがなかったのですが、神奈川県が最近「いせはら塔の山緑地公園」として整備したことから、現地の道案内はしっかりしていました。

所々に立っていた道標に導かれて、スムーズに登山口まで来ました。
登山口には案内図もありました。この場所は「東側入口」となっています。(少し拡大した画像はこちら)


登山道はしばらくの間、こんな感じです。舗装とは違うけれど、何かで固められていて、ほとんど遊歩道です。
中腹にはこんな展望台があります。
展望図には房総半島の山まで書かれていましたが、遠くは霞んでいてそこまでの眺めはありませんでした。
展望台を過ぎると、ようやく山道となりました。木段には段差の大きな箇所もあって、思っていたよりは急です。


塔の山の頂上です。さほど広い場所ではなく、展望も冬枯れの木立の隙間越し。腰掛けられる物もありません。
山名板も切り株に立て掛けられていただけで、固定されていませんでした。
三角点は山名板とは登山道を挟んだ反対側で見つかりました。


西へ下るルートは、直線状の木段道と、ジグザグ状のスロープ道の2つの経路があります。
木段道を降り始めたら、下にはあっという間に道路が見えてきました。
ここが「西側入口」。こちら側は60m下っただけで、すぐに道路に出てしまうのでした。
右が下ってきた木段道で、左に延びているのはスロープ道です。


あとは坪ノ内まで、道路を歩くしかないと思っていたのですが、すぐにこんな分岐を発見します。
塞がれているようにも見えますが、不法投棄禁止の標識があるだけで、通行止めとは書かれていません。
これはもう入ってみるしかないでしょう。
すると、穏やかな道がずっと続いていきます。しかも良く歩かれている模様。一体どこに出られるのでしょうか。
最後に山道どうしの十字路を右折すると、こんな所で車道に出ました(振り返って撮影)。
少し下るとすぐに、広い道が右から合流しました。これが、当初歩いてくる予定だった道です(振り返って撮影)。
しかも、目指していた坪ノ内の交差点はもう目の前。なんと、ほとんど舗装道路を歩かずに済んでしまったのです。
思わぬ発見が、実に大きな収穫だったのでした


坪ノ内交差点です。信号を渡ると坪ノ内バス停があり、その先に大住台の住宅地が広がっています
大住台の住宅地を一番奥まで進んで、やっと吾妻山への道標を発見。バス停からの距離は600mほどのようです。
が、その600mの間は道標がなく、地図をきちんと見ていなければ、迷わずに歩くのが難しそうな道のりでした。


吾妻山には、小さなあずまやと、いくつものベンチがありました。
さほどの展望はありませんが、標高がわずか150mほどにもかかわらず、相模湾が見えていたりしました。
吾妻山から先は、良く歩かれた幅広の道が続くようになって、多くの人たちとすれ違うようになります。
弘法山への道は、小田急沿線のハイキングコースとしては超メジャーな存在であり、私も2度目の来訪なのでした。


弘法山の頂上です。
弘法大師に因んだ釈迦堂。昭和39年(1964年)の再建ということは、私と同い年なのでした。
鐘楼の鐘は、時刻を知らせる「時の鐘」として、江戸時代から1956年(昭和31年)まで撞かれていたとのことです。
江ノ島がハッキリと見えていました。手前のカラフルな建物は、東海大学の校舎のようです。


弘法山の先は、弘法山公園となって、道もこんな具合。しばらく山道はありません。
すぐ下まで車道が上がってきていて、車で来ればほとんど登らずに頂上に立てるのでした。
権現山への登りもスロープ状の道でした。ここは、春には桜のトンネルになるはずです。


権現山の広い頂上には、展望台が建っています。この展望台、小田急線の車窓から良く見えるんですよね。
ここは「関東の富士見百景」に選ばれているようです。その石碑のすぐ隣には三角点も。
せっかくなので、展望台に登ってみました。大山はちょっと霞んでいます。
秦野市街の先で、平坦な頂上を見せているのは松田山です。その向こうには、富士山があるはずなのですが・・・


権現山からの下りは、急な木段が続きます。
一旦傾斜が緩むと浅間山ですが、ここはあまり顕著なピークではありません。
浅間山の先はさらに急な木段となって、やがて見えてくる車道に向けて一気に下っていきます。
6年前にこちら側から登った時、低山だからと軽く見ていたら、意外な程の急登で面喰らったのを思い出しました。
車道まで降りてくれば、秦野駅までは歩いて20分ほどです。それにしても、この看板の巨大さは何なのだろう。

タグ:丹沢
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ゆうくん

はじめまして、近いうちに弘法山に子供たちを引き連れて登ろう思ってます。とても参考になりました。また遊びに来ます。

by ゆうくん (2012-02-28 22:15) 

cellist

ゆうくんさん、コメントありがとうございました。

今日の雪を見て、「近いうちに」というのはどうかなぁ、とまず最初に思ったのでしたが、、、
ブログを拝見させて頂いたら、雪のある所でもへっちゃらな元気なお子さんたちなので、心配なさそうですね。

しかもあちこちの山に度々お出掛けになられているご様子。
素敵なパパさんのおかげで、お子さんたちも良い経験がたくさんできてお幸せだと思います。
またこちらからも、ブログを拝見させて頂きますね。

by cellist (2012-02-29 20:28) 

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