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高尾山・小仏城山 [高尾・陣馬]

2012/07/16(月・祝)

■第232回 : 高尾山(599m)・小仏城山(670m)


体調が今ひとつだったり、天気も梅雨らしく週末のたびに崩れたりして、前回から約2ヶ月も間隔が開いていました。
以前の感覚を取り戻すべく、軽く足慣らしをする予定だったこの日も、なんと今年初の猛暑日になるとの予報が。
そこで、すぐに行けるご近所の高尾山を目的地にして、朝のうちに下山してしまうショートコースを歩いてきました。

 累積標高差(登り):730m / 距離:9.1km / 歩行時間:2時間40分 (休憩除く) 
(参考) 同コースの標準時間:3時間45分 

(往路)
古淵 05:50-06:11 八王子 06:15-06:22 高尾
高尾 06:31-06:34 高尾山口

(登山行程)
高尾山口駅 06:40
稲荷山   07:15-07:20
高尾山   07:50-08:05
一丁平   08:30
小仏城山  08:50-09:05
日影バス停 09:55

(復路)
日影 10:03-10:15 高尾 10:20-10:26 八王子
八王子 10:30-11:41 橋本 10:44-10:54 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

スタートの高尾山口駅。まだ朝6時半過ぎとあって、閑散とした様子の写真になっています。
それでも、実は同じ電車からは100人近いハイカーが降りていたのでした。高尾山恐るべし。
ケーブルカーやリフトの乗り場まで来ましたが、それらが動き始めるのはまだまだ先のこと。
軒を連ねる土産物店も、すべてシャッターが降りていました。


稲荷山コースは、ケーブルカーの駅のすぐ脇から分岐しています。このコースは山を始めてすぐの第2回登山以来、約7年ぶり。当時の記憶はなく、初めて歩くのと変わらない感覚でした。
尾根に出るまでは、このような木段が連続しました。まだ6時台とはいえ、うだるような暑さに汗が噴き出します。


稲荷山まで来ました。ここには休憩舎とトイレがあります。
広く見渡せているのは都心方面です。
スカイツリーもしっかり見えていました。


稲荷山を過ぎると、比較的穏やかな道が多くなりました。
でも時々下りがあったりしたので、ほかのコースよりも余計にアップダウンをさせられたという印象です。
高尾山では、登山道の裸地化が進んでどのコースも道幅が広がっているというイメージだったのですが、稲荷山コースの上のほうには、意外にも緑深い場所が残っていたりしました。
頂上直下は長く続く木段。最後の試練です。


高尾山の頂上に着きました。8時前とあって、まだ休日らしい賑わいはありません。

雲が少々纏わり付いていますが、富士山が割とクリアに見えていました。
高尾山頂からのパノラマ。
中央は丹沢の峰々で、その左には大山の端正な三角形、そして右奥に富士山です。(拡大した画像はこちら)

高尾山の三角点。
今年になって新築さればかりの二階建てトイレ。
1階の男性用トイレの内部。きれいで快適でした。


高尾山を後にして、小仏城山へ向かいます。
もみじ台手前にある写真の分岐は左に入って、南面の巻き道へ。余計なアップダウンがなくて好きなコースです。
メインコースに合流したら、今度は北面の巻き道へ。こちらは、ほぼずっと日陰を歩けます。


一丁平も、人影はまばらで静かでした。
一丁平展望デッキからのパノラマ。
丹沢の雲が少し増えていて、蛭ヶ岳は雲の中に入った模様。(拡大した画像はこちら)


小仏城山に到着。城山茶屋は、まだ開店準備中でした。
1つ前の写真にもすでに写っていますが、小仏城山の三角点です。
城山茶屋のネコ君。とても人懐っこくて、この後しばしの間、ふれあいタイムとなりました。あ~癒される~
小仏城山からの展望も都心方面が中心。右奥は先程までいた高尾山、左端にはスカイツリーが辛うじて写っています。


小仏城山からは、はじめ少しだけ日影沢林道を下ります。
林道には、高尾山(左奥)と、そこから小仏城山(右手に見切れる)を結ぶ稜線が良く見渡せるポイントがありました。


十字路を過ぎてすぐ、こんな所から小仏城山東尾根コースに入ります。
一般コースではないので案内はありませんが、この標柱がコース入口の目印にできるでしょうか。
こんな時期でも道はずっと明瞭でした。
マイナーなコースですが、下り切るまでに10人ほどとすれ違ったので、それなりに歩かれているようです。


621mピークには図根点がありました。初めて見ましたが、三角点と同様に、基本基準点の一種別のようです。
送電線の下をくぐった先には少し草深い場所があって、道が草に埋もれそうでした。
さらに下ると、今度はササ原が出現。なんだか、ほかの山を歩いているような気分です。


最下部のほうでは道が細くなって、歩きにくい箇所や、湿っていると滑りやすそうな箇所が結構ありました。
山慣れた人ならば困難に感じるレベルではありませんが、高尾山という場所柄を考えると、ここを一般コースとして案内できないのは致し方ないところだと思います。
そして林道に出る手前には徒渉点があって、沢を飛び石で渡ります。流量が多いと靴を濡らしてしまいそうですね。
林道に出た所で、歩いてきたコースを振り返りました。右側は植生保護を訴える看板で、コースの案内ではありません。
あとは林道を5分も歩けば、日影バス停です。
まだ10時前だけに、先客は2人だけで、やってきたバスもガラガラでした。

タグ:高尾・陣馬
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ぴすけ

cellistさん、こんにちは。
ホームページとブログの更新がしばらくなかったので、心配しておりました。
やはり体調もいまひとつだったのですね。
御無理をなさらず、お大事に。

by ぴすけ (2012-07-20 08:48) 

cellist

ぴすけさん、お気遣いありがとうございます。
体調不良は深刻なものではなく、デスクワークには支障がないので、会社には毎日出勤できていました。
でも山は単独行ということから、体調が万全でなければ出掛けないと決めていて、それで間隔が開いてしまった次第です。

近況といたしましては、ぴすけさんのブログで紹介されていた「2050年のわたしから」に興味を持ったので、このところ大きな書店に行くたびに探しています。
ウェブや取り寄せで購入可能なのですが、やはり本とは書店の書棚で出会いたい、という思いが強くて。
ただ、新宿の大型店はいずれも空振りに終わっているので、少し目先を変えないとだめかな。。。

by cellist (2012-07-21 21:18) 

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