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足の故障で山は暫くお休み。そこで山行記録の標高グラフを見直しました。 [雑感]

2012/08/29(水)
 
8/13(月)の起床後、シャワーを浴びたり食事をしたりなど、家の中で動いているうちは何の違和感もなかったのに、靴を履いて外を歩き始めたら、すでに足が痛くて満足に歩けなくなっていました。
 
それまでの間に、足を痛めるような動作をした自覚は全くなく、いつどんな拍子で痛めたのかがサッパリ分かりません。
ただ、最後に山に出掛けたのは直前の記事にある通り8/4(土)で、その後は1週間以上も普通に過ごせており、登山が直接の原因ではなさそうです(遠因のひとつである可能性はありますが)。
 
痛む部位は右足の裏で、土踏まずと中指・薬指の付け根を結んだ線の中間あたり。
普段は何の違和感もなく、その部位を手で押しても痛みを感じないのですが、歩行中そこに体重が掛かった時と、それに続く動作で地面を蹴ろうと足先を曲げた時に痛みが生じて、その部位が接地しないように足を傾けないと痛くて歩けません。
それだけならばモートン病(モートン神経腫)が強く疑われるところなのですが、靴の形状に左右されず素足で歩いても痛かったり、歩き始めが最も痛く、歩き続けているうちに痛みが軽くなることが多いなどは、足底筋膜炎(好発部位は踵の周囲らしいのですが)に特徴的な症状とされていて、自己診断ではどちらとも決めかねているところです。
 
市販の消炎薬はあまり効き目がないと見えて、症状が変わらずに2週間が経過してしまい、自然治癒は期待できなさそう。
でも、もう整形外科で看てもらうしかないと観念して、平日に休暇を取得、ネット調査で行く病院まで決まり、気持ちが盛り上がったその矢先のことでした。なぜか急に痛みが治まり始めたではないですか。
昨日くらいからは、普通に近い歩き方ができるようになって、一過性の症状で終わりそうな希望も持ててきました。
病院に行くつもりだったこの日も、症状がさらに軽くなる傾向が続いているので、自宅で安静にして様子を見ています。
 
それは良いことなのですが、、、
私の場合、山行がしばらく途絶える時は、お腹の不調が原因とほぼ決まっていて、それならば諦めも付くのですが、ここ最近はお腹の調子が安定していただけに、思わぬ事情で出掛けられない日々が続いているのが少々歯がゆいです。



そんなこんなで、自宅で過ごす休日が続いていたので、本家(ホームページ版)の山行記録に載せている標高グラフ(断面図)の描き方を見直していました。
見直したのは次の2点で、特に前々から気になっていた (1) を解決できたのが大きいです。
  (1) トンネルや橋などを通った時の軌跡が、実際の道の形状に近づくようにした
  (2) 高度差をより強調した (こちらは単純に縦軸の表示倍率を変えただけ)
 
標高グラフ(断面図)は「カシミール3D」というフリーソフトを利用して作図しています。
「カシミール3D」の地図画面で、通過した地点を次々にプロットして結び、1本のルートを作成するのですが、そのままでは、プロットした地点がトンネル内や橋梁上であっても、記録される標高は自然地形に沿った値にしかなりません。
ですから、トンネルを通っても、はるか上まで登って山の斜面を歩いたことになりますし、高い橋で川をまたいでも、川岸まで下って水面スレスレを渡ったことにされてしまいます。
 
これは、トンネルや橋などの人工構造物が、地図上に記号として描かれているに過ぎないからです。
数値データ化された標高値が、あくまで本来の地形を表現するためのものと考えれば、それも当然のことでしょう。トンネルの真上で、いちいち山が陥没していたら、まともな鳥瞰図など描けませんから(笑)。
 
それでもこれまでは、ルート中にトンネルや橋などがあっても、単純に作図されたものをそのまま掲載していました。
そのようなルートの場合に、多分に余計なアップダウンが含まれてしまうことが当初から気になっていて、どうにか直せないかとずっと思っていたのですが、対応策をなかなか見出せずにいたためです。
 
ところが、トンネル内や橋梁上の地点の標高を手動で調整した上で、グラフ表示の設定オプションにある「トラック/視線 の表示」をオンにすると、自然地形による断面に加えて、手動で調整した標高による断面を重ね書きできることが分かりました。
 
前回の山行の標高グラフを、新旧それぞれの方法で作図して、並べて表示するとこんな具合になります(下が見直し後)。
注目すべきは下図に黄色で示した円内です。
このルートは、最後の車道歩きが緩やかな登り坂。長い橋で大きな谷を越えた後は、山肌を削って切り通した中を進みます。
緑色の塗りつぶしで示されている自然地形の断面を見ると、黄色の円内には、橋のところで谷底まで下っている様子や、道路建設で斜面が削られる以前の高さまで登っている様子などが、ハッキリと描かれています。
一方、手動調整の結果を反映したのが赤線で、黄色の円内はほぼ水平移動となり、実際の路面に近い断面が得られました。
 
両者の差は、数値にもきちんと表れています。
累積標高(+)の値が、上図で884mと算出されているのに対して、下図では811mと、余計なアップダウンの分をしっかりと排除できていますし、沿面距離の値にも差が見られます。
 
もっと以前の記録にも、同様のことが気になっていたものが少なくないので、少しずつ遡って地道に修正していく予定です。
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