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吾妻山 [東京・神奈川(平野部)]

2015/02/11(水・祝)

■第300回 : 吾妻山(136m)


300回を目前にして、体調不良の日が多くなって、1ヶ月ほど足踏み状態が続いてしまいました。
この日も本調子ではなかったので、お散歩気分で歩ける軽めのメニューとして選んだ行先は、超低山の吾妻山。

この時期、吾妻山では、菜の花越しに見られる富士山の展望が見どころとなっているのです。
先週が最盛期だったようですが、まだまだ満開が続いていて、ほぼ期待通りの景色を楽しむことができました。
先週まではイベントが開かれていましたから、それが終わった今のほうが、静かに楽しめたのかもしれません。

 累積標高差(登り):140m / 距離:2.8km / 歩行時間:0時間55分 (休憩除く) 
標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) 

(往路)
大沼 07:03-07:14 相模大野 07:21-07:51 秦野
秦野 08:00-08:28 中里

(登山行程)
中里バス停 08:30
釜野口   08:40
吾妻山   09:00-09:20
吾妻神社  09:25
浅間神社  09:30
二宮駅   09:45

(復路)
二宮 09:58-10:20 藤沢 10:34-10:55 相模大野
相模大野 11:05-11:15 市営斎場入口


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

小田急線秦野駅からJR東海道線二宮駅行きのバスに乗って、終点近くの中里バス停で下車します。
中里バス停の近くには「中里口」という登山口がありますが、そこから登ると道路ばかりを歩くようになってしまうらしいので、別の登山口を目指して釜野隧道の前まで歩いて来ました。
釜野隧道のすぐ脇から分岐する道を、吾妻山を案内する標識が示していました。ここが「釜野口」のようです。


はじめ舗装されていた道は、すぐに山道に変わります。いくつかある吾妻山の登山コースの中で、このような山道を歩けるのがここだけのようなので、それでわざわざこのコースを選んだのでした。
なかなか感じの良い山道です。なにしろ100mそこそこしかない山ですから、それで山道を一切歩かなかったら、山に登ったという気分など全く感じないまま終わってしまいそうなので、ここは貴重な区間でした。
少し開けた地点に出ました。ここは地面にほとんど緑がなくて、少し寒々とした印象だったのですが、あとで案内図を見たら「シバザクラ園」だったようです。見頃の時期にはきれいな景色に変わるのでしょうね。
ほとんどの樹木が冬枯れしている中で、1本だけ満開の花を付けた紅梅がありました。


シバザクラ園を過ぎると、木段を登るようになります。
ここが一番きつい坂だったようですが、そもそもが低山ですから、木段もさほど長くは続きません。
ほどなく遊歩道に迎えられると、もうすでに吾妻山公園の一角に入ったようでした。
ほとんど汗もかかないうちに、目の前には山頂が見えてきました。この上が展望台のようです。


山頂の展望台に立って、真っ先に見たのが富士山でしたが、ちょっと雲がかかっていて残念な姿でした。
西側には、箱根の山々が並んでいました。ただし、この日は遠くまでスッキリと望むことはできず、伊豆半島はうっすらと見える程度。どうにか見えていた天城山も、写真を縮小するとほとんど分からなくなります。
  ※下の写真は山名ガイドを入れた縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
そして北側には丹沢の山々。真冬のまだ朝早くなのに、空が白っぽかったのは少々期待外れでした。
  ※下の写真は山名ガイドを入れた縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。


山頂標柱は、展望台の一段下に立っていました。
しばらく三角点を探しましたが、なかなか見つかりません。諦めかけた頃になって、山頂標柱の後ろで、ほとんど埋もれるようにしているのを発見しました。これは近寄らなければ見つけられないわ。
山頂一帯は芝生広場となっています。暖かくなれば一面の緑になるのでしょうね。
それでは、いよいよ菜の花畑に向かいましょうか。


楽しみにしていた、菜の花越しの富士山ですが・・・(写真は冒頭と同じものです)
見えているのが上部だけで、雄大な裾野が隠れているためか、こぢんまりとした印象にとどまって、思っていたほど感動的ではありませんでした(雲がかかっていなければ、少しは印象が違ったかもしれませんが)。
箱根の山々も、菜の花越しに見ておきました。というか、実はあまりパッとしない山の景色なんかどうでも良くなっていて、単純に菜の花の鮮やかな色彩を堪能していた感じです。
これだけ咲き揃っていると、やはりきれいですね。
富士山の雲が取れないかと、少し粘ってみましたが、いつまで待ってもほぼ同じところに雲が居続けています。
ということで、山頂を後にして下山を開始しました。それにしても気持ち良さそうな芝生広場です。


山頂のすぐ下には、吾妻神社があります。古事記ゆかりの歴史ある神社のようで、風格が感じられました。
二宮駅へ向けて少し下ったところからは、浅間神社への道が分かれていたので、そこにも寄ってみます。
こちらの神社は、ささやかな感じの社殿があるだけでした。
浅間神社の裏手ではスイセンが咲いていましたが、さすがに見頃は過ぎていたようです。
第2展望台まで下ってくると、もう二宮駅がすぐ下に見えていました。


最後は階段が続きますが、普段登っているような山にある階段と比べれば、かわいいものです。
階段はすぐに終わって、道路に出ました。ここが「役場口」になるようです。
道路に出たら、二宮駅まではほんの数分で着いてしまいます。
時計を見るとまだ10時前。2時間にも満たない、あっという間の山登りでした。
二宮駅のホームから、登ってきた吾妻山を振り返りました。

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