SSブログ

霧ヶ峰(観音沢から) [八ヶ岳とその周辺]

2017/09/30(土)

■第361回 : 霧ヶ峰(観音沢から車山(1924m)


今回は、前々回の美ヶ原に続いて、『車でも登れる百名山を、登山地図にも載らない超マイナーな道で、麓からガッツリ登る』 シリーズの第2弾です。

この日歩いた「観音沢コース」は、昔良く歩かれていた頃の道標が一部に残るとはいえほぼ未整備に等しく、実際に歩かれている様子もほとんどなくて、知名度は限りなくゼロに近そうな状況。その証拠に、ヤマレコにはここを歩いた記録が1件もなく、ネット全体を見渡しても、ほんの数件の記事しか存在していないようです。
だからこの日の私も、辛うじて見つかったネット上の数少ない記事を頼りにして、歩いてきたのでした。

 累積標高差(登り):1052m / 距離:13.0km / 歩行時間:3時間55分 (休憩除く) 
標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) 

(往路)
古淵 06:21-06:44 八王子 06:49-06:56 高尾
高尾 07:06-08:38 甲府 08:53-10:25 下諏訪
下諏訪 10:48-11:17 斧立

(登山行程)
斧立バス停  11:20
大平     11:50
屏風岩    13:05
旧御射山   13:45-13:50
沢渡     14:05
車山肩    14:30
車山     15:00-15:15
車山肩バス停 15:35

(復路)
車山肩 16:13-17:10 茅野 17:28-19:02(遅延17:40-19:22) 八王子
八王子 19:26-19:49 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

中央本線で下諏訪駅へ。乗り継ぐバスの時間が遅めなので、のんびりと普通列車ばかりを乗り継いで来ました。
11時前に発車する下諏訪町のコミュニティバスを待ちます。この1本前は8時台発で、始発で出てきても乗り継げないため、これでも日帰りでは最速の選択なのです。こんな時間から登り始めたのでは、下山時に間に合うのが最終バスしかなく、最初から全く余裕のない行程しか組めないので、せめてその間にもう1本あれば‥‥。
もう昼も近い11時20分に、斧立バス停から歩き始めます。乗り継ぎの都合から仕方ないこととはいえ、近場の低山ならともかく、これから1000m登ることを考えると、あまり褒められたものではありませんけれど。


しばらく車道を歩きます。ちなみにここは、有名な諏訪大社の御柱祭で、下社の山出しとして8本の御柱が曳かれていく道でもあります。バス停付近には家並みが見られましたが、沿道からはすぐに建物がなくなりました。
10分ほど歩いた頃、なにやら左手に分岐していく遊歩道が現れました。
標識には「御柱古道」と書かれていました。この道の詳しい由来は調べても分かりませんでしたが、御柱祭の山出しで御柱が今歩いている車道を下っている間、上る人用の迂回路としても使われたりするようです。
「御柱古道」は車道沿いの少し高い所を通っているようで、左手の斜面には時折それらしい道が見られました。
歩いている車道にも、所々に古い石垣で守られた箇所があって、古くから使われてきた道だと実感できました。
写真を縮小したら分かりにくくなりましたが、登るにつれて右手を流れる東俣川との距離が近くなり、水音をすぐ近くに聞きながら歩くことも。このあと山道が沿って進む観音沢も、この川の上流に当たります。


30分ほど歩いて、間もなく大平に着こうかというあたりで、「御柱古道」が車道に降りてきて合流しました。
大平に着きました。ここは棚木場、すなわち諏訪大社下社の山出しの開始地点でもあります。
大平にはかつて人が住み、バスが発着していたらしく、当時のバスの待合所が残っていました。
大平のすぐ先で、右に未舗装の道を分けます。それが、観音沢沿いを遡って霧ヶ峰に至る、由緒ある歴史の道で、ここが実質的な観音沢コースの登山口と言えるでしょう。道の由緒については、長くなるため当ブログでは割愛しますが、HPには少し詳しく書きましたので、もしご興味を持たれましたら こちら でご参照下さい。
分岐点には道しるべを兼ねた石碑(上の写真にも中央に小さく写っている)が立っていて、「火の用心」の両脇に、白い文字で「右 観音澤を経て旧御射山」「左 観光道路を経て八島平」と書かれています。
この石碑は、NHK-BSプレミアムの番組「にっぽん百名山」が「霧ヶ峰」編(2017/01/23放送)でこのコースを取り上げた時にも、コース入口の目印として紹介されていました。


歩き始めは、Googleマップで車道のように書かれている通り、車でも通れるほどの道を少し進みます。
ほどなく橋が現れて、右岸から左岸へ移ります。
橋の上から見た観音沢の上流方向。このあたりではまだ水量が多く、かなり大きな音を立てて流れていました。
橋を渡るとすぐに、道が二手に分かれます。ここには古い道標が残っていて、指示標の角度にはやや難があるものの、右に登る道を示していると見ることができます。事前に参考に見てきたネット上の記録でも、コースの下部は左岸を大きく高巻くとされていたので、その点からも右のほうが正しそうだと思いました。
ただ、なぜか左の道のほうが立派ですし、「にっぽん百名山・霧ヶ峰」編の映像も、ずっと沢沿いを進んでいるかのような構成でしたし(短時間にまとめる編集上の都合そうなったのでしょうが)、もし本当に沢の近くを歩けるのならばそのほうが気持ち良さそう、とも思って、まずは左に進んでみることにしました。
ところが少し登ると、廃屋のようになった建物の所で道が終わってしまったので、分岐点まで引き返すことに。
今度は右の道を選んで登っていくと、すぐにまた古い道標が現れて、こちらが正しい道だと教えてくれました。
続いて左下に見えてきたのは、先程の行き止まりにあった廃屋です。ということは、引き返さずに、この斜面を適当に登ってきても良かったのかもしれません。でも、このあたりは道が不明瞭だったため、闇雲に歩いて来た場合、ここに道があることが分からなかった可能性が高く、やはり引き返したのは正解だったと思っています。


再び道が明瞭になると、しばらくは穏やかな道が続きます。沢から少し離れた所を進むので、沢沿いのコースにいる実感はありませんが、水量の多さと流れの激しさから、沢音だけはかなりの音量で聞こえ続けていました。
深く道が抉れている具合から、かつては良く歩かれていた様子が窺えます。
地面を見ると、最近降った雨の後で足跡を残しているのは動物ばかりで、人が歩いた形跡が見当たりません。
途中で林道のような道が合わさって、以降は道幅の広い状況がしばらく続きました。
とはいえ、こんな倒木に道が遮られていることが数回あったので、車が通らなくなってから久しいようです。


急に道が草深くなったと思った矢先、割と唐突な感じで、観音沢林道に突き当たりました。
観音沢林道に出て、歩いてきた道からの出口を振り返ったところです。上の写真からも分かる通り、ただでさえ道が草に埋もれかけているのに、道標も進行方向の指示標があるだけで、来た道を示す物が何もありません(もう片方の指示標は落ちてしまった?)。登りで歩いてきた経験がないと、ここが下り口だとは分からないかも。
少しだけ観音沢林道を歩き、前方に観音沢に架かる橋が見えてきたら、その手前に山道への入口がありました。
いよいよここから、観音沢コースの核心部に入ります。ここまで数える程しか見なかった道標も、ここから先は良く見掛けるようになりました。


道のほうも、それまでの林道のような道から、まぎれもない山道に変わります。
苔むした岩に囲まれるようになって、沢沿いらしく瑞々しい雰囲気も増してきました。
そしてついに、道は観音沢に沿って進むように。水量はまだまだ豊富で、谷間に響く沢音にも迫力を感じます。
美しい苔の間を縫うようにして進む道に、テンションも上がりっぱなし。来て良かったです。
こんなに綺麗で気持ちの良い道なのに、どうして誰も歩いていないのだろう。


そうこうするうち、前方に垂直な岩壁が現れました。観音沢コースのハイライト、屏風岩まで来たようです。
すると、すぐに現れた道標が木橋を指していて、一旦左岸から右岸に渡ることを教えてくれました。
それがこの木橋です。この先、いくつもの木橋を渡って沢の両岸を行き来することになりますが、1つを除いて、こんな感じの頼りない木橋ばかりでした。
対岸に渡ったことで、屏風岩が良く見えるようになりました。
柱状節理が巨大に連なり、一部がハングするなど、屏風岩は迫力満点。ハングしているのは、下部が崩れているからで、落盤回避のために登山道が対岸に渡っているようです。なお解説板には、屏風岩の中段に千手観音が安置されていると書かれていて、それが観音沢の名前の由来らしかったのに、この時は見つけられませんでした。
右岸にいたのはほんの短い距離で、またすぐに木橋を渡り返します。
左岸に戻ると、振り返るようにして見る屏風岩は、ここで見納めとなりました。


その後も、美しい沢沿いの道が続きます。上流になるほど、道の続きが見つかりにくい場所が増えてきますが、目印のテープが所々に付けられていたので、道が不明瞭になるたび、次のテープを慎重に探しながら進みます。
この橋だけは、比較的最近に補修されたらしく頑丈でした(とはいえ、かなりの登り傾斜がついていて、濡れている時は滑りそう)。このコース、完全に放置されている訳ではなく、最小限の手入れはされているようです。
さらに進むと、足場の悪い箇所を何度か通過するようになり、急な段差が登りにくい箇所もありました。観音沢林道までは誰でも歩けそうな道でしたが、林道から上の区間は、所々で道が不明瞭になることもあり、山歩きに慣れた人向きでしょう。なおかつ、登るのは問題ないとしても、あまり下りには使わないほうが良さそうです。
だいぶ、水量が少なくなってきました。
またまた木橋で対岸へ。でもここまで水量が減ってくると、増水時以外なら飛び石でも難なく渡れそうですね。
次に渡るこの木橋は、ちょっとクセ者でした。
というのも、後半部分が丸太2本分の太さしかなくて不安定な上、途中で邪魔をしているピンクテープを跨ぎ越さなければならず、平均台競技さながらの身のこなしが必要でした(この写真は渡り終えてから撮ったもの)。
谷に深さがなくなって、谷底が明るくなってきました。流れも一段と穏やかに変わって、最上流部の様相です。
木橋を渡るのも、これが最後になりました。徒渉点を撮った写真はその全てを載せてきましたが、いずれの徒渉点にも木橋が架かっていて、飛び石での徒渉など増水時に問題が起きそうな箇所はなかったことになります。


進行方向から車の走行音が聞こえてきて、沢沿いのコースも終わりが近付いてくると、八島高原キャンプ場への分岐が現れました。現在は存在不明なキャンプ場ですが、道は明瞭で、八島湿原のバス停付近に出られる模様。
ヤマレコで「観音沢」を検索するとヒットする数件の記事は、いずれもこの道を利用して、ここから上だけを周回したものでした。その周回コースだと、観音沢はこの道標のすぐ先で横切る時に1度接するだけですから、記事のタイトルに付けるほどには観音沢を見ないで終わっている感じだろうと思います。
さらに進むと、ビーナスラインに架かる観音橋が現れます。ただ、橋の手前のこの付近で笹が濃くなると、その中に張られたクモの巣に何度も引っ掛かったりして、最後の最後まで最近人が入った様子がなさそうでした。
橋の下をくぐると、木立の向こうに霧ヶ峰の一角が見えてきました。
木立を抜けると風景が一転、霧ヶ峰らしい開放的な景色が目の前いっぱいに広がりました。


旧御射山の分岐点に着いたら、あとはどちらに進んでも、霧ヶ峰に張り巡らされた一般登山道なので、もう安心です。ちなみに歩いてきた道は、この道標によると「観音沢トレッキングコース」だそうで、そんな名前だったことを、歩き終えた今になって初めて知りました(爆)。ところで道標は、何の注意喚起もなくそのコースを案内していますが、すでに書いた通り、今はまだ一般の登山者が下るにはあまり適さない状況だと思います。
せっかく歴史あるコースを登ってきたのですから、先に進む前に、その歴史を今に伝える遺跡を少し見ていきましょう。旧御射山神社があるこのあたりで、鎌倉時代の武士達が流鏑馬などで技を競っていたのですね。
さて霧ヶ峰に入ったら、あとはお気軽な、それこそ「トレッキングコース」です。標高が1600mを越えて、さすがに周囲はすっかり秋の景色。沢渡への道は、両脇でススキの穂が輝いていました。
旧御射山から沢渡までは、大半が平坦に近い道でしたが、この沢渡を過ぎると、再びガッツリ登らされます。


沢渡から車山肩への登りが始まりました。はじめは木陰が多い中を登れて、少し楽だったのでしたが‥‥。
振り返ると、いつの間にやら展望が良くなっていて、今月初めに登った美ヶ原などを眺められるようになっていました。今日はこんな時間まで遠くを望めているので、この調子なら頂上からの展望にも期待が持てそうです。
  ※下の写真にマウスを乗せると山名ガイドを表示します。
登っていくうちに、日差しを遮るものがなくなりました。でも、さすがにもう夏の日差しではないですし、午後になっても空気にも涼しさが感じられるので、暑苦しいほどにはならず、さほど汗もかかずに登れました。
車山肩の手前にある小ピークをあらかた登り終えた頃、ようやく頂上のレーダードームが見えてきました。


車山肩が近付いてきました。ここも開放的で気持ちの良い場所です。
車山肩に到着すれば、もう頂上まではあとひと登り。中央に写っているのは、7基あったバイオトイレです。
そして左手の木立の中に建っていたのは、ころぼっくるひゅって。とても雰囲気のありそうな山小屋でした。


車山への最後の登りは、大きく迂回するようにして傾斜が抑えられた、緩やかな道を進みます。車山肩から上だけなら、ここまで車で訪れた軽装の観光客でも歩けるので、この先はすれ違う人も多くなりました。
緩やかな道が東へと向きを変えると、稜線の上に富士山が姿を現しました。こんな時間まで見えているとは。
  ※少し分かりにくいので、下の写真にマウスを乗せると富士山の位置を示します。
ただ、なにしろ大きく迂回している道だけに、標高差が少ししかない割にはなかなか頂上に近付きません。次にレーダードームが見えてきた所でも、道はまた明後日の方角に曲がっていってしまうのでした。
結構サクサクと歩いていたつもりですが、結局30分近くかかって、やっと頂上が目の前に迫ってきました。


車山の頂上に到着しました。午後3時になって登頂という、完全に山をナメ切ったような行程になりましたが、すぐ下まで車で来られるような山なので(さらに反対側からはリフトが頂上まで通じていて、ほとんど自分の足で歩かずに頂上に立てたりもします)、観光客を含めてまだまだたくさんの人で賑わっています。
頂上の標識その1。後方の平らな頂上は美ヶ原、左のほうで遠くに見えているのは北アルプスです。
頂上の標識その2。右端にハッキリ見えているのは鉢伏山、その後方は北アルプスの穂高連峰です。
頂上の東側には車山神社、すぐ下にはリフトの駅もあります。後方は蓼科山をはじめする北八ヶ岳の山々です。


こんな時間になっても、360度どの方角も遠望がきいて、素晴らしい展望が楽しめました。北から順に時計回りで紹介します。北側に見えていたのは、浅間山とその周辺の山々でした。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
八ヶ岳はすぐお隣という距離なので、どの峰々もクッキリと見えていました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
南アルプス方面も、なかなか迫力ある眺めでした。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
中央アルプスは良く晴れていたのに、逆光気味で少々マッタリとした写り方になってしまいました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
最後は北アルプスです。こちらも肉眼では良く見えていたのですが、さすがにこの距離では写真を撮る時は望遠にしないと厳しかったようです。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。


展望を楽しんだら、あとは先程の道を車山肩まで戻るだけ。緩やかな道を快調に下っていきます(当初は反対側の車山高原に下る計画だったのですが、予定より登頂が遅くなったので、より近くの下山先に変更しました)。
最後は車山肩バス停で、茅野駅行きのバスを待ちます。バスが思いのほか空いていたのは(むしろガラガラに近かった)、前後をともに3連休に挟まれた普通の週末だったからでしょうか。茅野からの中央線もスーパーあずさ号の指定席がまだ取れる状況で、一番早い乗り継ぎでスムーズに帰って来られました。


最後に、観音沢コースはなかなか情報に乏しいので、本日時点の状況をまとめておきたいと思います。

【前半】大平~観音沢林道
(1) 観音沢沿いを歩けるのは、最初の数分間の、ほぼ車道と言える区間だけです。
(2) すぐに橋を渡り、少しだけ登山道っぽい区間を経た後は、左岸を高巻いて続く、林道のように道幅の広い道を延々と歩くことになります。見られる景色も殺風景なものに終始して、あまり歩いていて楽しい道ではありません。それ故か「にっぽん百名山・霧ヶ峰」(2017/01/23放送)では、この区間は完全にカットされました。
(3) ほぼ車道と林道ばかりなので、倒木を避ける以外には歩きにくい箇所がなく、誰でも問題なく歩けそう。
(4) 道標は、橋を渡った先で何度か見た程度で、林道状の道に入るとほとんどありません。観音沢林道への合流点で久々に見た道標も、進行方向の指示標しかなく、来た道を示す指示標が欠落しているようでした。
(5) 唯一の登山道っぽい区間には、踏み跡の薄い箇所があります(橋を渡った直後、18枚目の写真の分岐を右に入り、登って行くと間もなく差し掛かる、廃屋を見下ろす斜面を通過する間(分岐の3枚後の写真の箇所))。
(6) 下りで歩く場合は、(4)の通り観音沢林道からの分岐に適切な案内がなく、かつ分岐点に立っても下り口が草深くなっているため、分岐道の存在が分かりにくいことに要注意(こちらも本文の写真を参照して下さい)。

【後半】観音沢林道~旧御射山
(1) ほぼずっと観音沢に沿って歩きます。観音沢を楽しむには、この後半部分だけを歩けば十分でしょう。
(2) 時々道標を見掛けるようになりますが、それ以上に道が不明瞭になるため、道標の案内だけでは道を見失う可能性があります(特に上流部)。代わりにコースの目印として、テープが最小限の間隔で付けられています。道が分からなくなった時は、前方を良く探せば次のテープが見つかるので、それを頼りに進むことが可能です。
(3) 徒渉点がいくつもありますが、全ての箇所に木橋が設置されていて、沢に降りて渡る箇所はありません。
(4) 上流に進むにつれて、道の不明瞭さに加えて、足場が悪いなど若干の歩きにくさを伴う箇所がいくつか現れます。危険を感じるほどの箇所はないので、登山地図の赤破線コースを苦にしない人なら問題なく歩けそうですが、1箇所だけ下るのが難しそうに思われた箇所があったことから、登りで歩くことをお勧めしたい。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。