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滝山丘陵 [東京・神奈川(平野部)]

2018/01/27(土)

■第374回 : 滝山丘陵


2日前から強烈な寒波に見舞われて、その中でも朝は一段と厳しく冷え込んだこの日、元々出掛ける予定はありませんでした。でも意外なほど穏やかに晴れていて、時間とともに気温もグングンと上がり、9時頃になると、もう屋外でも快適に過ごせそうな日和になっていたので、それから慌ただしく支度を始めて出掛けてきました。

遅い時間の出発につき、行先は近場の低い所に限られます。でもどうせ行くのなら、月曜日に降った大雪が、あまり踏まれずに残っている道を歩きたいと、人が入ってなさそうな場所から選んだのがこの滝山丘陵でした。
さすがに降雪から5日が経ち、トレースはしっかり付いていたものの、雪はまだ踏み固められていません。標高が低いので積雪は少なめでしたが、短時間で手軽に雪の感触を楽しめて、割と良い選択だったと思っています。

(往路)
古淵 11:44-11:55 橋本 12:03-12:14 八王子
八王子 12:18-12:30 拝島 12:55-13:08 滝

(登山行程)
滝バス停      13:15
金毘羅社      13:35
滝山城跡      13:40-13:50
左入橋交差点    14:40
小宮公園      15:15
八王子郵便局バス停 15:25

(復路)
八王子郵便局 15:27-15:37 八王子 15:59-16:22 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

今回訪れた滝山丘陵は八王子市の北部にあって、西側は市街地、東側は多摩川がそれぞれ間近に迫り、接している市街地との標高差がわずか50~60mという小さな丘です。だから、拝島駅から乗ったバスも単なる市街地路線で、幹線道路を10分ほど走るうちに、北側からの登り口に一番近い「滝」というバス停に着いてしまいました。
5日前の雪が残る細い道に入ります。この辺は生活道路なので、車の轍の部分はあらかた雪が消えていました。
滝山城跡への分岐点まで来ると、家並みが続く左への道が除雪されていたのに対して、城跡に向かう正面の登り坂には雪が残っていました。そこに付けられていた足跡の数も、期待通りさほど多くはないようです。

上の写真の奥にあるカーブを曲がった所が、都立滝山公園の北側の入口でした。
丘陵への本格的な登りが始まりました。樹木の下は積雪が少なかったようで、所々で石畳が露出しています。
右に石段が分かれると、公園の関係者らしい方が除雪作業中で、手前には積雪のため通行禁止との掲示がありましたが、除雪が進んだためか(その方より上は雪がなくなっているのが分かります)、通して下さいました。

なにしろ大して高い丘ではないですから、石段を登り終えたら、もうそこが滝山丘陵のほぼてっぺん。車道を離れて登り始めてから、ほんの5分ほどしか経っていません。
丘陵上は戦国時代の滝山城跡で、現在は金毘羅社が建つ本丸跡のこのあたりが、一番高い地点となるようです(地形図の等高線は160m圏となっていますが、ウェブの地理院地図ではこの付近で標高170mと表示される)。
北側に展望が開けていて、多摩川の広い河原や拝島などの市街地が見えていました。そのさらに左側には‥‥。
多峯主山や関八州見晴台といった、奥武蔵の山並みが見えていたようです。

積雪は市街地と変わらない10~20cm程度でしたが、付けられていた足跡は少なくて、その足跡を外せば、ほぼ新雪を踏む感覚が味わえて楽しめました。そんな中で滝山丘陵を南下していくと、すぐに別の建物が現れました。
金毘羅社のすぐ隣に建っていたのは霞神社で、このあたりまでが本丸跡のようです。
霞神社から短い石段を下ります。随所に見られたこのような高低差も、自然地形ではなく城跡の遺構らしい。
霞神社の石段前はちょっとした広場になっていました。
滝山城跡の石碑がふたつありました。このあたりでは雪に隠されて本来の進路が分からず、勘を頼ってこの石碑の奥に強引に進んでみたら、左手にちゃんとした道があったことが後になって分かったりしています。

ちゃんとした道に合流すると、その先に橋が架かっていました。橋の下は人工的な堀切だったようです。
橋を渡ると、その先には広々とした中の丸跡の広場になっています。
中の丸跡には大きな建物が建っていましたが‥‥。
それは、かつて国民宿舎だった「滝山荘」(既に閉館)の建物を改装したもので、城跡とは無関係の模様。
中の丸跡にはトイレもあります。男女別トイレは凍結のため使用禁止で、「だれでもトイレ」が利用可でした。

滝山丘陵をさらに南下すると、中の丸跡から先は車道になります。車両は関係者のものしか通行できないようで、普段なら全く目立たないのでしょうが、降雪後だけに車がほんの数回通っただけでもダメージは甚大でした。
その先にあった陽当たりの良い場所では、ほとんど雪が消えていたりもしました。
せっかく雪が復活しても、車の轍が至極残念な感じです。轍の部分は凍結に近かったので、避けて歩きました。
そんな道も、滝山二丁目バス停への分岐点まででした。車の轍は、全てバス停へ下る道に向かっていたのです。

ということで、分岐点を過ぎると、ようやく待望の雪道になりました。すでに丘陵上のハイキングコースを半分がた進んでしまってからのことだったので、もっと早くこうなっていたらより良かったのだけれど‥‥。
期待した通り先行者の足跡は少なくて、踏み固められていない柔らかな雪の感触が残り、新雪を踏むのに近い感覚が味わえました。凍結も急坂もないので、念のために持ってきたチェーンスパイクも使わずに済んでいます。
先程も書きましたが、なにしろ標高が下の市街地と大差ないため、積雪量も市街地並みで、この点は期待していた程ではありません。でもその分、シューズが雪に埋まることがなく、スパッツも付けないままで歩けました。

滝山丘陵の南端まで来たら、楽しかった雪道もここまでです。この先、道標が「小宮駅」を示す左折方向にある階段は、段に雪が残って滑りやすそうだったのですが、私の行先は小宮駅ではなく八王子駅方面。そこで‥‥。
反対の右折方向を見ると、ヤプっぽい道があり、雪上に足跡が残されているので、積雪後も歩く人がいた様子。
足跡を追ってその道を進んでみたら、すぐに車道に出て、その先に真新しい建物が現れました。
その建物は、まだいかなる地図にも載っていませんが、調べたところ、この下にある北原リハビリテーション病院の新棟だと分かりました。まるでホテルのような外観の建物前を通って、下り坂の車道に入ります。

少しだけ下って、北原リハビリテーション病院の旧棟(になるのかな?)前まで来ると、前方の景色が大きく開けました。そこからは、富士山のほか、丹沢や高尾方面の山々が見渡せて、この日一番の展望になっています。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
さらに右の方を向くと、奥多摩の山々も眺められました。
  ※下の写真にマウスを乗せると山名ガイドを表示します。
坂を下って市街地に入り、国道16号線に出たところが左入橋交差点です。ここまで来れば、本数は少ないものの八王子駅へのバスを捕まえることもできますが、まだ1時間半も歩いていないので、もう少し先へ進みます。
国道16号線を少し進んだ後、中央道八王子ICの手前から細い道に入って上っていくと、中央道の上を跨ぎます。

さらに坂を登ったところに、小宮公園の入口がありました。ここからは、公園内を軽く散策していきます。
まずは公園の外周に沿った道を、少しだけ東に進みます。最初の木道部分は、すっかり除雪されていました。
木道の先は雪道に変わります。この付近の左側は公園内の一番高い場所で、園内の案内図には「ひよどり山」との記載も見られますが、ほぼ平坦で山頂っぽい地点が存在しませんし、それらしい標識類もなかったようです。
別の公園入口の前から「ほおじろの小道」に入ります。下るにつれて雪が増えて、木道上も雪道になりました。
公園の中心部まで下ったところを右に折れて、「ひよどり沢」のデッキまで来ました。この近くでは、散策している人のほか、野鳥を観察している人の姿も見掛けていて、小宮公園は野鳥観察に適した場所のようですね。
ここは公園内でも一番奥まったエリアで、あまり日が当たらないためか雪が多く残っていました。
ここで右に分かれる「ひよどりの小道」は、今回歩いた公園内の道で、一番山道っぽい雰囲気がありました。
このあたりなどは、まさに登山道に近い趣が感じられました。ほんの短い区間ではありましたが‥‥。
坂を登り切って陽当たりの良い高台に出てからは、雪が少なくなりました。公園内の道もあと少しです。
公園のサービスセンターには、動植物の展示などを行う「雑木林ホール」が併設されているようです。
サービスセンターのすぐ先にあった正面入口を出て、小宮公園を後にします。

あとは最寄りのバス停を目指すだけ。細い路地から階段道に入って、八王子駅の方向に下って行きます。
「ひよどり山トンネル南」という交差点でバス道路に出ました。奥に見えているのが、ついさっきまで歩いていた小宮公園の真下を貫く「ひよどり山トンネル」です。
最後は八王子郵便局バス停で、八王子駅に向かうバスを捕まえます。駅までは約1kmほどの距離なので、歩いても大して時間はかかりませんが、この先はもう繁華街で情緒も何もないですし、交通量が多くて空気も悪いので、バスを使うことにしました。数分おきに頻繁に走っているバスなので、待ち時間はほとんどなかったです。

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