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守屋山 / 高遠城址公園 [南アルプス]

2018/11/03(土・祝)

■第392回 : 守屋山(1650m) / 高遠城址公園


今回の行先は、南アルプス山系の最北端に位置する守屋山です。
一般的には、杖突峠など中腹の登山口から登る山ですが、山麓の諏訪大社上社からガッツリ登ってきました。

下山後はバスで高遠まで足を伸ばし、「もみじ祭り」が開催中の高遠城址公園で紅葉狩りも楽しんでいます。

(往路)
古淵 04:59-05:21 八王子 05:35-06:19 大月
大月 06:23-07:12 甲府 07:24-08:32 上諏訪
上諏訪 08:40-09:05 上社

(登山行程)
上社バス停    09:10
諏訪大社上社本宮 09:15-09:25
展望台      09:35-09:40
武居城跡森林公園 10:00
分杭平      11:20-11:30
守屋山(東峰)  12:05
守屋山(西峰)  12:20-12:50
守屋山(東峰)  13:05
立石登山口    13:45
古屋敷バス停   14:00

(バス移動)
古屋敷 14:45-15:20 高遠横町

(おまけの散策)
高遠城址公園 15:35-16:00

(復路)
高遠駅 17:15-18:15 茅野 19:05-20:35 八王子
八王子 20:44-21:06 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

上諏訪駅から諏訪市のコミュニティバス「かりんちゃんバス」に乗車、上社バス停で下車します。
バス停から歩き始めるとすぐ、土産物店などが並ぶ参道の先に、諏訪大社上社本宮の鳥居が見えてきました。
諏訪大社上社本宮で参拝していきます。このあと登る守屋山は、諏訪大社のご神体とも言われていて(これには否定説もあります)、今回はその両方を結んで歩くコースを選びました。
一般参拝なので、拝所で参拝をすませます。祈祷をお願いすると、この奥にある拝殿の前まで入れるようです。
参拝後は、「布橋」と呼ばれる回廊を通ります。回廊の左右にも、様々な社殿が並んでいました。
「布橋」から出ると、左手に「大欅」がありました。樹齢約千年とあり、境内最古の樹木のひとつだとのこと。
東参道の鳥居をくぐって、諏訪大社上社本宮の境内を後にします。

諏訪大社上社本宮からは、少し道路を歩いても良かったのですが、山側に遊歩道が書かれた案内図を事前に見ていたので、その方向に向かいます。すぐ先にある法華寺の前までは、舗装された車道でした。
法華寺の左手から、それらしい山道が延びていて、てっきりその遊歩道かと思ったのでしたが‥‥。
山道を少し登った所に現れた広場は、その全体がゲートボール場になっており、いくつものコートが所狭しと並んでいるばかりで、その中に明確な道がありません。道標をはじめとする道案内の類も皆無で、なんか変です。
そこでは、折しも多くのシニアの方々がゲーム中で、先に進むには、プレイを邪魔しないようにしてコート内を次々と突っ切るしかありません。進行方向も感に頼るしかなく、実際はそこに遊歩道などなかったのでしょう。

それでも正しい方向に歩けたようで、諏訪大社から道路を歩いた場合の山道への入口に無事に出られました。
そこからの道は、しっかりとした遊歩道の体裁になって、不安なく進めるようになります。
数分もすると展望台がある地点に出ました。「諏訪盆地眺望」と書かれています。
高台のヘリに当たるその場所は、草原状の広場になっていて、大きく開けた北側に向けて展望台がありました。
展望台からは、まさに諏訪盆地を一望できたほか、山岳展望もそれなりに楽しめました。標高が低いので、美ヶ原などは前山にほぼ隠れてしまう眺めでしたが、条件次第では北アルプスの一部がスッキリと望めるようです。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。

その後、畑に囲まれた中を進む分かりにくい箇所もありましたが、問題なく次の案内がある地点まで来ました。
その地点に立っていた、この付近の案内図です。予めネットで見ていたこの案内図を参考にして、諏訪大社から山道を歩くコースを考えてきたのに、すでに書いた通り、そこにはハイカー向けの道なんてありませんでした。
さらにその案内図には、その地点から車道をショートカットする山道が書かれているので、予定通りその方向に進んだところ、すぐに壊れかけた動物除けの柵に前進を阻まれました。ネットが破れた所から強引に突破したものの、その先は藪っぽい上に倒木が放置されているなど、満足に歩けなさそうな状況なので引き返しています。
案内図まで戻って、仕方なく車道を進むと、ほどなく登山口に出ました。なお、先程途中まで進みかけた藪道からの出口を探しても、近くに見当たらなかったので、歩かれなくなった道が不明瞭になってしまったようです。
ここまで来てようやく、道標による行先案内の中に「守屋山」が初めて現れました。

登山道は少々急な木段で始まり、以降もジグザグを描かずに斜面を直登する箇所が大半で、やや辛い登りです。
紅葉を楽しむには、来るのが若干遅かったようです。実は守屋山には、7年前のほぼ同じ時期(2011/11/02)にも登っていて、その時は紅葉がほぼ見頃だったのですが、今年は木々の色付きが少し早く推移したようです。
しばらく登っていると、なにやら解説板が現れました。武居城跡森林公園に着いたようです。
武居城跡森林公園への分岐道に入ると、すぐ上が小ピークになっていて、そこに休憩舎が建っていました。
でも、休憩舎以外で目立った人工物といえば、武居城跡森林公園と彫られたこの石柱くらいのようです。
周囲は1枚の写真に収まる程度の面積で木々が刈られ、いくらか開けた空間が広がっていますが、公園というほどの印象は持てません。森林破壊を最小限に抑えた配慮なのか、それとも整備途上なのか、どちらでしょうか。

武居城跡森林公園から登山道に戻ると、そこからが長く感じました。割と単調な景色が続いて変化に乏しい上に、登山口からずっと続いている少々きつめの傾斜が一向に収まらず、快適に歩ける箇所も少ないのです。
林道を横断してさらに登ります。
すると、次第に曇り空に変わって、元々見頃を過ぎた黄葉が、さらに冴えない色合いになってしまいました。
隣の尾根のカラマツ林も、まださほど標高を上げていないのに、かなり落葉が進んでしまっているようでした。
ひたすら淡々と登るだけの状況から解放されたのは、右折を示すこの道標が現れた時のこと。そこで道が下りに変わると、なぜか急に細くて頼りない道幅になり、少々ヤブっぽくもなります。それでも明瞭な道形を信じて下っていくと、ほどなく林道に降りた地点に何の案内もなく、林道を左右どちらに進めば良いかが分かりません。地形図を確認して、かなり近付いていた分杭平が左の方向にあると分かったので、左に進んでみましたが、間もなく林道が途切れてしまったら、そこから先には道はおろか踏み跡すら見当たらないので困ってしまいました。
林道の終点からは、別の林道がすぐ下に見えていたので、道のない斜面を強引に下って、このゲートの脇に出てきました。その斜面にはいくつかの足跡が見られたので、かつて同じ状況に陥った先人のものと思われます。※帰宅後に調べたところ、最初に林道に降りた地点では、林道に惑わされずに直進するのが正解だったようです。

それでもゲートの前に立てば、すぐ先に分杭平が見えていてひと安心です。登山口以来、全く人の気配がない中を登ってきましたが、分杭平に着くと大人数のグループが休憩中で、この日初めて会う登山者になりました。
分杭平は、7年前に訪れた時にカラマツの黄葉の最盛期で、青空の下で森全体が黄金色に輝くさまが美しく印象的でした。再会を目論んで今回もほぼ同じ日に来てみたのに、落葉は進んでいるわ、空は曇っているわで、すっかり思惑が外れてしまいましたが、曇り空の下でも心安まる雰囲気は健在で、お気に入りの場所のひとつです。
キャンプ場でもあるらしい分杭平には、避難小屋やトイレのほか、いくつものテーブルとベンチがあります。

その先も登山道は所々で急登になり、疲労してきた足には少々きつく感じますが、一気に登ってしまいます。
守屋山の東峰に到着しました。ここからの展望も見事で、一応は写真に収めたのですが、展望は最高点の西峰からのほうが一枚上に感じましたので、ここからの展望写真は割愛します。
展望写真を撮っている間に、日差しが復活! これ以降はずっと晴れ間が続いて、気持ち良く歩けています。

東峰の頂上直下には守屋神社の奥宮があります。下山先の古屋敷には里宮があって、のちほど参拝する予定。
東峰と西峰の間は、穏やかな傾斜の気持ち良い尾根道で結ばれていて、疲れた中でも足取りが軽くなりました。
避難小屋のような建物の前を通れば、もう守屋山最高点の西峰は目と鼻の先です。

守屋山の頂上(西峰)に到着です。分杭平以降は登山者と次々とすれ違っていて、この頂上でも15人前後と居合わせています。でも、広さのある頂上なので混み合っている感じはなく、座れる場所にもまだ余裕がありました。
しかも意外なことに、山シャツ1枚で快適に過ごせます。日差しには力強さがあって、穏やかに吹く風も心地良い程度。この日は今シーズン初めて冬用のウェアを着てきてみたら、予想外の暖かさに登山口の時点ですでに上に羽織っていた物が全て不要になっていたのですが、頂上での休憩中もずっとそのままでいられるなんて‥‥。
頂上からは360度の展望があり、快晴に恵まれた7年前は、それはもう見事な眺めでした。しかしこの日は雲が多く、クリアに望めたのは美ヶ原や霧ヶ峰などがある真北の方角だけ。すぐ右隣の八ヶ岳は完全に雲の中でした。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
南アルプスの方角は特に雲が多くて、ほとんど何も見えていない状況です。
中央アルプスは、見えている山もあるものの、肝心の核心部は雲に隠れてしまっていました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
北アルプス方面も、雪を抱いた山稜の一部が辛うじて望めた程度で、多くのピークは雲に覆われていました。
  ※下の写真にマウスを乗せると、山名ガイドを表示します。
期待が大きかっただけに展望は残念でしたが、下山後に乗る予定のバスの時間までには余裕があり、快適な気候で居心地が良かったこともあって、珍しく頂上でゆっくりと30分ほど過ごしてから、下山を始めています。

来た道を戻って、東峰の手前まで来ると、すでに1度見送っていた古屋敷への分岐点があります。下山後は古屋敷からバスに乗るため、当然ここから下るほうが近いのですが、この道は2011年の時に歩いていることから、今回は別の道を下ることにしてきたので、この分岐は再度見送ります。
2度目となる東峰を通過して、もう少しだけ来た道を戻ります。
立石登山口への分岐点まで戻ってきました(この地点も登りの途中で1度見送っています)。立石・古屋敷の両登山口の間は15分ほどで歩ける距離なので、今回はここから立石へ下ったのち、車道で古屋敷へ移動します。

立石への道を下り始めると、登山道の上部は少々急な斜面に入って、小刻みなジグザグが繰り返されました。
上部のジグザグを下り切った地点では、三角点がある前嶽への道が分岐していました。片道3分の表示を見て往復するか迷いましたが、久しぶりにマトモに山を歩いて早くも疲れ始めていたので、スルーしてしまいました。
途中には、わずかながら紅葉が楽しめる樹木が残っていました。
その後は浅間の滝への道が2回分かれましたが、寄り道した場合の時間が読めないので見送りました。
しばらく下ると、目の前に大きな岩が現れました。標識によると「百畳岩」だそうですが、短いハシゴで岩の天辺に立ってみると、その広さなんてせいぜい数畳がいいところ。少々誇張が過ぎるような気がします。。。
「百畳岩」の上からの眺め。たぶん南東方向です。紅葉の見頃は低い山に移っているようですね。

「百畳岩」の前からコースが2つに分かれていて、そのうち「岩巡りコース」に入ってみます。すると、登山道脇に変わった形の岩が次々と現れるようになって、目を楽しませてくれました。
最初の巨岩はこの「鬼ヶ城」です。地面付近にある窪みに、かつて鬼が棲んでいたとも伝えられているらしい。
なるほど、その窪みは大人でも何人かが入れそうな大きさがあって、雨露を凌ぐのに十分使えそうでした。
親子岩と夫婦岩です。写真は別々に撮っていますが、すぐ近くに寄り添うようにしていて一緒に見られました。
こちらは十文字岩。写真にはうまく撮れていませんが、写真左上あたりに亀裂が十字状に入っていました。
そして次に現れたのが、コース名の由来らしい「立石」です。
なるほど、このコースを象徴するに相応しい立派な岩で、地元の人たちが朝晩祈りを捧げてきたとのこと。
最後は「亀石」。確かに左上端あたりが、亀が甲羅から顔を出しているように見えますね。

立石登山口まで下ってきました。ここまで車で入れるようです。
車道を少し下ると、2つ目の駐車スペースがあって、こちらのほうがやや広めだったように思います。
しばらく車道を下ると、国道256号線(杖突街道)に出ました。
ここから古屋敷まで、15分ほどこの国道を歩くのですが‥‥。
その計画はあまり宜しくなかったようです。というのも、交通量がそれなりにあり、結構飛ばしている車も多いのに、歩道が全くないばかりか、路肩すら狭い箇所が大半だったのです。車が通るたび、安全にやり過ごすのにいちいち気を遣う必要があって、沿道に時折紅葉が見られても、それを楽しむ心のゆとりは持てませんでした。

古屋敷に着いたら、危なっかしい国道歩きを終えてひと安心。待合室付きのバス停は、見覚えのある7年前の姿のままでした。その時と同じく、ここからバスに乗って高遠に向かいます(というか高遠にしか行けません)。
が、バスが来るまで随分と時間があるので、やはり前回と同じく、守屋神社で時間を潰していきます。
静かな境内で、誰も来ないものと油断していたら、地元の方らしい男性が参拝に現れて不意を突かれました。

古屋敷から乗ったバスを、今回も、この路線で高遠城址公園に最も近いと思われる高遠横町で下車します。
高遠横町バス停からも、7年前と同じ道のりで高遠城址公園へ。先週から「もみじ祭り」が開催中ですが、この日の各種イベントは午後3時までに全て終わっていたので、人が減り始めた頃合いだったのだろうと思います。
グランドゲートから公園内に入ります。春のさくら祭りとは違って、もみじ祭りは入園料はいりません。
高遠城址公園の紅葉はほぼ見頃でした。木々が密集せずに散在しているので、圧倒されるほどの印象はなく、1本1本を個別に楽しむ感じの場所が多かったです。その中でも鮮やかだったものの写真を何枚かご覧下さい。

高遠城址公園を後にしたら、高遠駅に向かう途中で、水曜日に訪れた7年前は定休日だった「あかはね」に立ち寄って、「高遠まん頭」を購入します。10個入りのものはお洒落な化粧箱入りでなかなかGoodでした。
あとは高遠駅で、2014年から運行が開始された路線バス「南アルプスジオライナー」の茅野駅行きを待ちます。伊那市駅行きのバスしかなかった7年前は、伊那市から飯田線を北上し、岡谷で中央線に乗り換えるという大回りな経路で帰ってくるしかなかったので、当時と比べると高遠からは随分と楽に帰れるようになりました。
余談になりますが、最後に大幅に時間が余ったので、高遠の中心街で食事でもと考えていました(城址公園で時間を潰してしまう手もあったけれど、遅まきながら昼食をと、時間の余裕を残して高遠駅に向かったのです)。
ところが高遠駅周辺の食事処ときたら、軒並み午後3時台には中休みに入っていて、営業再開はどこも夕方から。午後4時頃にいくら探しても、営業中のお店なんて1軒も見つかりません。タイミングが悪かったようです。
しかも、食料品を扱うお店すら見当たらず、おにぎり1つパン1個買えずじまい(住民の皆さんはどこで買物をしているのだろう?)。結局、高遠駅の待合室で暇を持て余すしかなく、食事も茅野駅までお預けとなってしまいました。でも、初めて食べた茅野駅の駅ソバが評判通り美味しかったので、それはそれで良かったけれど。
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