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御嶽山・桜山 [奥武蔵・秩父]

2018/11/17(土)

■第393回 : 御嶽山(343m)・桜山(591m)


今回の行先は、約7000本の冬桜が咲くことで知られる、群馬県藤岡市の桜山です。冬桜の見頃はもう少し先になるようでしたが、紅葉と合わせて楽しもうと、冬桜の最盛期にはいくぶん早めのこの日に出掛けてきました。
桜山の登り下りだけでは、少々物足りなさそうだったので、埼玉県の御嶽山とコースを繋げて歩いています。

桜山公園では、紅葉のほうはほぼ見頃でした。

(往路)
古淵 05:36-05:58 八王子 06:08-06:54 高麗川
高麗川 06:58-08:05 丹荘
丹荘駅入口 08:20-08:29 新宿

(登山行程)
新宿バス停      08:35
金鑚神社       08:55-09:00
岩山展望       09:15-09:20
御嶽山        09:30-09:40
秋葉神社登山口    10:05
八塩温泉郷バス停   10:20
弁天山展望台     10:50
桜山公園第一駐車場  11:55
桜山         12:10-12:30
金丸登山口      13:00
鬼石保育園入口バス停 13:20
神泉総合支所バス停  13:35

(復路)
神泉総合支所 13:54-14:13 丹荘駅入口
丹荘 14:57-16:01 高麗川 16:03-16:42 八王子
八王子 16:50-17:02 橋本 17:05-17:16 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

この日は、まず最初に御嶽山を目指すので、八高線の丹荘駅で下車します。八高線では埼玉県最北の駅です。
駅から少し歩いて県道に出たら、丹荘駅入口バス停でバスを待ちます。
バスに乗っている時間は10分ほど。新宿バス停で下車して歩き始めます。
はじめ少し国道を歩くのですが、この国道ときたら、大型のダンプが頻繁に通って空気が悪い上に、写真でも分かる通り、途中には歩道のない箇所もあって、気持ち良く歩ける道ではありませんでした。

15分ほど歩いて金鑚神社の大きな鳥居の前まで来れば、ようやく落ち着いて歩けるようになります。
国の重要文化財に指定されている多宝塔などを見ながら、金鑚神社の参道を進みます。
神橋を渡って境内へ。ここから先が神域です。
拝殿で、これからの登山の無事をお願いしました。

さらに奥へと進んだところが登山口で、御嶽山への案内がありました。
コースの案内図もあって、山頂へ通じる道は4方向から書かれています。そして右上にある、老人とその孫らしい2人が手を繋いでいるイラストが、これらの道が老若男女を問わず安全に歩けるよう整備されていることを強く印象付けていますが、それを真に受けると場合によっては大変な目に遭いますのでご注意下さい。
下の写真にマウスを乗せると、私が歩いたコースを示します。現在はバス停からピンク色の車道を歩いて金鑚神社まで来たところで、続いてオレンジ色の「金鑚コース」で御嶽山に登るまでは、何の問題もない道でした。ところが下山に選んだ黄色の「秋葉神社コース」は、整備不良で歩行困難に限りなく近かったのです(後述)。
道はすぐ二手に分かれて、金鑚神社からは御嶽山を周回することができます。だから、どちらの道も良く歩かれているようでしたし、山頂近くに神社の奥宮があることから、参道の延長として整備もされているのでしょう。
御嶽山へ直行する右の道を選ぶと、長い階段が始まりました。道の脇には無数の歌碑が続きます。
最初に見えていた範囲の階段を登り終えた先にも、階段はずっと続いていました。
しばらく登ると、国の特別天然記念物に指定されている「御嶽の鏡岩」が現れました。これは断層活動によって生じたすべり面で、断層がずれた際に岩が強い摩擦で磨かれて、光沢を帯びた鏡のような表面になったとか。
さらに階段を登って、2つある御嶽山のピークの間の鞍部へ。ここまでは、ほとんど階段ばかりでした。

山頂は後回しにして、「岩山展望」と案内されている左の道に入ると、すぐに休憩舎が建つ広場に出ました。
広場の周囲には、いくつもの石仏が並んでいました。解説板によると、ここは江戸時代頃の巡礼の地で、往時には88体の石仏が配置されて、四国88ヶ所の霊場を模していた場所だったようです。
広場の奥から「岩山展望」に向かいます。すると、ようやく階段ではない道になって、登山らしくなりました。
とはいえ岩山へ登る道だけに、土の上を歩くことは少なくて、岩の斜面を登っていく具合でした。
ひと登りで「岩山展望」に着きました。金鑚神社の奥宮とみられる社のほか、展望図などがあります。
北側に北関東の山々をぐるりと見渡せました。雲が多くて、上越国境の稜線までは見られませんでしたが‥‥。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
一方の南側にはほとんど雲がなく、秩父方面の山々をスッキリと眺められました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。

鞍部まで戻ったら、今度は山頂への道に入ります。こちらは、引き続き石仏が並ぶ道でした。
頂上直下はロープが下がる急斜面。でも木の根を足場にして登れるので、特段の難しさはありません。
御嶽山の頂上は樹木に囲まれた手狭な場所ですが、ありのままに近い姿が残っている感じは悪くありません。
標識なんかも、夏とかだったら草藪に埋もれてしまいそう。
展望も、樹木の間からいくらか覗き見できる程度でした。
低山に登るには早い時間だったからか、御嶽山の山中は静かで、登る途中ですれ違ったのは1人だけ、到着時は無人だった頂上に後から現れたのも1人だけです(ただ、登山道のない北西側の踏み跡から現れたので吃驚)。
そして、この後の下りは、以降を読んで頂ければ分かりますが、人と会うような道ではありませんでした‥‥。

頂上での休憩を終えたら、秋葉神社へ下る道に入ります。登山口にあった案内図に載っていた道ですし、私製っぽい物とはいえ頂上からの下山口に道標も立っていたので、何の不安も持たずに下り始めました。すると道はすぐに草深くなって、あまり歩かれていない様子でしたが、地面には道が明瞭に付いていたので、構わず進みます。
ところがこの道標の地点で不動沢への道を分けたら、その後はいよいよ道が不明瞭になりました。不動沢への道の様子は不明ですが、少なくとも私が向かっている秋葉神社からの道は、ほとんど歩かれていないのでしょう。
しかも進むにつれて、歩きにくい箇所が次々と現れ始めます。ここは木段が壊れたことでただの急斜面になっていて、ロープがなければ通過は困難。単に歩かれていないだけではなく、整備も行き届いていない様子です。
要所には道標が立つほか、最小限の間隔でテープも付けられていて、道が明瞭だった当初は迷う心配のない状態だったようなのですが、道が頻繁に不明瞭になるため、次のテープが探せずに周囲をウロウロする状況に何度か陥りました。正しいコース上を歩いていても、そこに道があるように見えないため、コースを外していないか常に不安でしたし、歩行困難な箇所が多くて難儀させられたので、経験が浅い人が歩き通すのは難しいと思います。

そんな状況でも、なんとか無事に秋葉神社にたどり着けて、ホッと胸をなで下ろしました。
秋葉神社までは歩く人がいるのか、神社から先は参道らしい広い道に変わって、難なく歩けるようになります。
車道に出て秋葉神社の参道を振り返りました。ここにも金鑚神社で見たのと同じ案内図があり、今歩いてきたコースをしれっと表示していましたが、これだけ整備不良なら、何らかの注意喚起が必要なのでないでしょうか。
悪路で余計に時間がかかったようで、ここで計画上の到着時刻に約5分の遅れが生じていました。計画には余裕を見込んであり、普段通りのペースで歩けて、特段のトラブルもなければ、大抵は前倒しになるものなので、ちょっと想定外の事態です。しかもある事情から、たった5分とはいえ、決して小さくない誤算だったのでした。
というのも、いつものように計画よりも早めに歩き終えることを見越して、帰りのバスは、バス停への計画上の到着時刻より20分ほど早い13:54発を目標にしていたのです(次の14:52発だと、丹荘駅での乗り換えが1時間待ちとなるので、それは避けたかった‥‥)。ここに計画よりも5~10分程度早く着いていれば、そのままのペースで歩き続けられたところですが、ここからは遅れを取り戻すべく、少しペースを上げて歩くことにしました。

さて、ここまでは埼玉県内を歩いてきましたが、次に目指す桜山は群馬県にあるので、どこかで県境の神流川を渡らなければなりません。このあたりに架かる橋の数は少なくて、少し遠回りをさせられてこの橋を渡ります。
歩行者専用のこの橋は、何という名前か分かりませんでした(どこにも書かれていなかったようです)。
桜山ハイキングコースの起点となっている、八塩温泉郷バス停がある交差点まで来ました。ここにはJR高崎線の新町駅またはJR八高線の群馬藤岡駅から、日本中央バスの路線バスで来ることもできます。

細い車道を登り始めると間もなく、案内図が設置された駐車スペースがありました。でも別の駐車スペースがもっと上にあるので、こちらはあまり使われていない感じです。
この案内板の脇のポストには紙版の案内図が入っていて、有難く1部頂きました。これは親切で良いですね。
次第に高台へと上がっているので、振り返ると先程登ってきた御嶽山を眺められました。
御倉御子神社への石段を右手に見送って、さらに車道を登ります。
舗装された車道の終点にも駐車スペースがあって、こちらが実質的な登山口として使われているようでした。

その先も、しばらくは未舗装の林道を進みます。ここからようやく山道に入るかと思ったら‥‥。
山道と言えば山道なのですが、引き続き車でも通れそうな道幅があります。何らかの重機で切り開いたような道で、あまり歩いていて楽しい感じではありませんでした。
ようやく山道らしくなったのは、かなり登ってからのこと。ほどなく通過した「いっぷく平」は、その名前に反して単なる斜面の中の一角に過ぎず、平坦な場所ではなかったので、このネーミングはちょっと謎です。

弁天山展望台に着くと、あずまやは先客のグループでいっぱいでした。
てっきりピークにあるかと思っていた展望台は北側の斜面に建っていたので、眺められるのも北側だけでした。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
あずまやには入れず、北側に雲が多かったこの日は、展望もさほど見事という訳でもありません。元々ペースを上げて歩いているところだったので、展望台では休憩しないで先へ進んでしまいました。

展望台を過ぎても登りは続いて、弁財天の前を通過していきます。これが弁天山という山名の由来でしょうか?
その後ももう少し登らされて、道標のあるこのあたりが、弁天山一帯の最高点だったようです。一応、道標の背後にあるピークの様子を窺ってみましたが、そこに山名標のようなものはなく、ただの無名峰だったようです。
弁天山一帯を過ぎると、一旦下りに変わったのち、再び登りが続くようになります。弁天山付近では雑木林の中を気持ち良く歩けていましたが、その後は植林が多くなって、若干面白味に欠ける山道となりました。
ひとしきり登ると、その先にはしばらく大きな登りがなくなって、小さなアップダウンだけが連続するようになります。楽に歩ける反面、景色はさらに単調になりますが、途中にはこんな穏やかな風景の場所も現れました。
その後は林道との合流や分離を2回ほど繰り返します。このあたりまで来ると、道はほぼ平坦になりました。
パッとしない景色が続いて退屈しかけた頃、雲尾の集落に出ました。ここまで来ればもう桜山は間近で、冬桜見物の観光客のものとみられる車が次々と車道を行き来していました。
少しだけ車道を歩いたら、再び山道へ。ただしこの山道、一旦大きく下ってから登り返しをさせられたので、オフシーズンなど通行量が少ない時であれば、車道を進んだ方が体力的には随分と楽そうでした。

桜山公園の第一駐車場には、食事処や土産物店などが並んでいて、多くの観光客で賑わっていました。
桜山公園内に入ると、紅葉を楽しむにはちょうど良い頃合だったようです。
一方の冬桜は、遊歩道上から見られるものはどれも花付きが今ひとつでした。見頃はもう少し先でしょうか。
遊歩道から離れた斜面には満開の冬桜が並んでいましたが、少し遠目に見るしかなかったのが残念です。

最後に約200段の階段を登って、桜山の頂上へ。
最高点はここで間違いないのですが、周囲をいくら探しても標識などはなく、なんだか中途半端な頂上の写真になりました。また頂上の周囲には樹木が多くて、景色を眺められる方角が限られていました。私はスルーして来てしまっていたのですが、展望を楽しむのなら、途中にあった展望台からのほうが良かったのかもしれません。
頂上でも紅葉はいくらか楽しめました。
冬桜も、頂上ではそこそこ咲き揃っていました。一斉に咲いて華やかな雰囲気の春の桜と比べると、小さく可憐な花がパラパラと咲く具合ですし、ほんのりと淡い彩りなので、どこか儚い印象を受けますね。
限られていた頂上からの展望のうち、こちらは東側で、奥武蔵方面の山々を眺められました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
そして南側には秩父・奥秩父あたりの山並みが見られました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。

ハイペースで歩いてきた甲斐あって、時間にはかなりの余裕ができていたので、頂上では少しゆっくりと過ごすことができました。冬桜と紅葉と展望を満足するまで楽しんだら、冬桜が咲く道を南東側へ下ります。
大半が車で訪れた観光客なので、駐車場と違う方向に下るのは私だけ、すぐに周囲から人が消えて寂しくなります。かなり下って、この道で合っているか不安になりかけた頃、ようやく金丸登山口への道案内が現れました。
その道は、一旦車道に出てしまいますが‥‥。
車道を横断した先に、すぐ山道の続きがありました。
その後はやや急な下りがしばらく続いたのち、ガクンと傾斜が緩むと、積もったばかりの落ち葉を踏みしめて歩く気持ちの良い道になりました。もう少し早ければ、紅葉の真っ只中を歩けたのではないでしょうか。
さらに進むとトラバース状の道が続く区間に入って、軽い登り返しが繰り返されたりもしました。
再び下り一辺倒の道になり、久々沢経由で下ってきた道を合わせると、ほどなく金丸登山口に到着です。

あとは車道を歩きます。車道でも冬桜が見られたのは、さすが「藤と冬桜のまち」をPRしている藤岡市ですね。
金丸登山口から20分ほど歩いて、国道462号線との交差点まで来ました。
この交差点には、日本中央バスの鬼石保育園入口バス停があります(金丸登山口の最寄りのバス停になるはず)が、新町駅行きのバスは2時間後まで来ないタイミングなので、さらに別のバス停を目指して先へ進みます。
交差点を直進すると、すぐ先に神流川を堰き止めている神水ダムがあって‥‥。
堤頂部を通って対岸に渡ることができます。県境を越えるので、朝以来の埼玉県側に戻ることに。
埼玉県内に入って、最初に現れるのがこの丹生神社。ここには公衆トイレもありました。
ゴールの神泉総合支所バス停に到着です。ここは朝に丹荘駅から新宿まで乗った路線バスの終点になります。
このバス停はトイレと待合室が入った建物付きで、バスが来るまでの時間を待合室でゆったりと過ごせました。

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