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扇山・百蔵山 [高尾・陣馬]

2019/05/04(土・祝)

■第407回 : 扇山(1138m)・百蔵山(1003m)


この日の行先は、JR中央線が山梨県に入ると間もなく、右側の車窓から間近に眺められる扇山と百蔵山です。
いずれも2006年に縦走して以来の再訪で、その時は駅から駅までという長いコースをガッツリ歩いたのでしたが、さすがに13年前と同じ体力はないので、今回は登り下りとも路線バスを利用して少し楽な行程にしています。

(往路)
古淵 06:43-07:06 八王子 07:13-07:21 高尾
高尾 07:43-08:04 四方津 08:34-08:57 犬目

(登山行程)
犬目バス停  08:55
扇山     10:20-10:30
宮谷分岐   11:20
百蔵山    12:00-12:15
金比羅宮   12:45
(葛野登山口) 13:10
御嶽神社   13:20-13:45
神宮橋バス停 13:55

(復路)
神宮橋 14:01-14:10 大月 14:17-14:52 高尾
高尾 14:53-15:00 八王子 15:10-15:22 橋本
橋本 15:25-15:35 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

JR中央線の四方津駅で路線バスに乗り換えます。駅前にあるバス停には、私を含めて10人が並びました。
10人全員が終点の犬目バス停まで乗車。なので、きっと扇山までの行程はみんな一緒だったのでしょう。
扇山への登山口は、犬目バス停から少し車道を歩いたところにありました。

登山道は道幅が広く、少々えぐられたりしていて、昔から良く歩かれているらしい様子が良く分かります。
傾斜はいたって緩やかで、段差らしい段差の全くない素直な坂道が続くので、とても歩きやすかったです。
20分ほど登っていると少し傾斜が増しますが、それで普通の坂道になった程度で、きつい傾斜にはなりません。
登山道が植林帯を抜けて雑木林に入ると、新緑が鮮やかでした。
ツツジも咲いています。
新緑♪

犬目丸経由で登ってきた道と合流する地点は、ほぼ平坦になっていて絶好の休憩ポイントでした。
その後はふたたび植林帯に入るとともに、傾斜が少し和らぎます。
さらに登ると、今度は鳥沢駅からのコースを合わせます。植林はこのあたりまででした。
そこからの尾根道は道幅もゆったりとしていて、新緑の景色も合わさって気持ちの良い道でした。
その後は傾斜がかなりきつくなる箇所もあります。
でもそれは、さほど長くは続きません。ほどなく傾斜が収まると、いよいよ空が近くなっていて‥‥。

扇山の頂上に到着しました。そこそこの広さがあって、のんびりとした気分で過ごせます。
それなりの数の先客がいましたが、皆さんが標識の近くを避けて休まれていたおかげで、標識や展望などの写真を、人がほとんど入らない状態で撮ることができました。
山梨百名山の標柱と、秀麗富嶽十二景の標識のほか、ボロボロで判読不能になりつつある展望写真があります。
ただ、せっかくの「秀麗富嶽十二景」6番山頂なのに、遠くが霞んでいて展望の主役は不在、近くの山々ですら、あまりクリアには見えていませんでした。
  ※下の写真にマウスを乗せると、山名ガイドを表示します。
その代わりに、1本だけ咲き残っていたサクラが、頂上で憩う人たちの目を楽しませてくれていました。

扇山から百蔵山への縦走路は、こんな穏やかで心安まる尾根道から始まります。短い間でしたけれど。。。
少し下ったところにあるのが梨ノ木平への分岐点です。梨ノ木平に09:15に着くバスから降りた人たちがちょうど着くような時間だったからか、下から続々とハイカーが登ってきていました。
分岐点からほんの少し登り返すと大久保山。ほとんど何もない地味なピークです。
山名標も、私製のものが樹木に括り付けられていただけでした。

大久保山まで穏やかだった道も、大久保山を過ぎると300m近くを一気にガクンと下っていきます。ただし登山道はここでも坂道が貫かれていて、階段状になる箇所はなく、グングンと下ってしまう割に歩きやすかったです。
その後は小刻みなアップダウンが繰り返され、景色も単調で、しばらくはダラダラと歩く感じの道が続きます。
退屈気味の道の様子に少しうんざりしかけた頃、宮谷への分岐点を通過します。
分岐点を過ぎると、百蔵山への登り返しが始まりました。この細い尾根道までは、緩やかな傾斜でしたが‥‥。
やがて見上げるような急登に変わります。傾斜がきついばかりか、岩混じりの道で足場が不安定になる箇所も。
しかも、それが結構長く続いて、休み休みでなければとても登れません。
ようやく急登を登り切ると、そこは頂上直下の分岐点。先に登った扇山が、樹木の隙間から見えていました。

ちょうどお昼時の到着となったからか、百蔵山の頂上は大賑わいでした。
百蔵山にも山梨百名山の標柱と秀麗富嶽十二景の標識、そして展望写真という、扇山と同じセットがあります。
さらに百蔵山には三角点もありました。
標識のあたりを通り過ぎて、東西に長い頂上を反対側から。この背中側では大勢の人たちが休憩中でした。
展望も扇山からと同様で、富士山は影も形もありません。近くに見えている桂川対岸の山々も霞み気味でした。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
こちらの頂上にも、咲き残りの八重桜がありました。
ところでこの日は、午後に雷雨が予報されていましたが、お昼の時点では良く晴れていて、特にその気配も感じられなかったので、頂上では皆さんゆっくり寛いでいた様子で、このあと到着される方も少なくなかったのです。
中でもバスを利用する人たちにとっては、下和田に降りるにせよ、葛野にある福泉寺に降りるにせよ、ともにバスは午後3時台までありませんから、早く下る理由もなかったことでしょう。
でも私は、少し余計に歩いて、大月駅と日影を結ぶ路線の午後2時のバスに乗ろうとしていました。その場合でも、ここを12:30頃までに出発すれば十分に間に合いそうでしたが、いつものように時間の余裕は後に残して、休憩を15分で切り上げ、12:15に下山を開始しています。このことが、結果的に自分を助けることになるのでした。

百蔵山からの下りは、しばらくはほどほどの斜度の歩きやすい道が続きます。
7~8分下ると下和田への分岐点に出ます。この少し手前で、北西らしい方向から1発だけ雷鳴が轟いてきたものの、まだまだ遠くにある印象でしたし、上空も明るいままだったので、特に危機感は持ちませんでした。
下和田への分岐を過ぎて福泉寺の方向に進むと、途端に道が細くなりました。この日はずっと広めの道ばかりを歩いてきましたが、ここから先はここまでと比べると、歩く人の少ないコースになるのでしょう。
わずかに登り返したところが大同山で、扇山の隣にあった大久保山以上に地味なピークです。
大同山には私製の標識すらなく、山名は誰かが道標にマジック書きしたものだけでした。

その後は比較的緩やかな尾根道を下っていき、登山道の脇で四等三角点を見ると、そのすぐ先で‥‥。
登山道は尾根から外れます。雷鳴はこの頃までに何度か再発しましたが、まだ散発的で距離感もありました。
尾根を外れると、待っていたのはきつい急坂でした。急斜面を細い道で強引に下る具合で、油断していると足を取られそうになる箇所も多く、ここは先を急がされるような状況になる前に通過できて良かったです。

しばらく下ると、なぜか多数の松ぼっくりが供えられた石祠が現れて‥‥。
その近くには小さな社もありました。急坂はこのあたりまでで、この先は道の傾斜も緩んでいきます。
もう少し下ったところが金比羅宮で、中には不動明王が祀られていました。
金比羅宮の前にはこんな鐘があって、適当な棒切れを拾って鳴らしてみたら、意外にも結構いい音が出ました。
金比羅宮を過ぎると、良く踏まれた穏やかな道に変わったので、金比羅宮まで登る人がいるのかもしれません。
かなり下ってきた地点で、1度だけ景色が開けました。この頃には雷鳴が断続的になっていて、近付いてくる気配も感じ始めていましたが、明るく晴れたままの空はまだ西側が見通せて、遠くに滝子山が霞んでいたのです。

さらに下り続けて、何事もないうちに舗装道路に迎えられました。
道路が森の中から抜けて、家並みが現れたあたりで北の空を見ると、いつの間にか黒い雲が近くまで忍び寄ってきていました。そのうち降ってくるかも、と最初に思ったのがこの時です。
集落入口のT字路では、標識が左折を案内していました。が、それに従って福泉寺の手前にある戸並入口バス停に向かっても、2時間近く待たないとバスが来ないので、先に書いた通り別のバス停を目指して右折します。
バス道路を横断します(この交差点の少し左に葛野バス停があります)。この頃までは晴れていましたが‥‥。
葛野川に架かる井山橋の手前で、いよいよ曇ってきました。雷鳴も近付いていて、その回数も増えています。
橋の上から北の空を見ると、黒い雲が間近に迫っていました。これはもう時間の問題かも(現在時刻は13:15)。
一方、東の空を見ると、百蔵山や扇山(どちらも頂上は前山に遮られて見えていません)の上空は、ようやく曇ってきた頃合だったようです。結構賑わっていましたし、中には下山が遅れた人もいるんだろうなぁ。。。

井山橋を渡った少し先、神宮橋バス停まであと5分も歩けばという位置に、ひっそりと御嶽神社があります。
小さな社があるだけの神社ですが、バスの時間には30分以上の余裕がある上、神宮橋バス停まで行っても何もないことが分かっていたので、ここで時間調整していきます。
境内は狭いながらも目の前の車道から死角になるので、着替えなどをしつつ過ごしていると、みるみるうちに周囲が暗くなり、かなり接近してきた雷鳴が地響きのような大轟音を繰り返す中、ついに雨が降ってきました。
一時はかなりひどい土砂降りとなり、至近距離への落雷も多かったので、そのまま小さな屋根の下で雨宿りをしてやり過ごし、落雷が少し遠ざかり、いくらか小降りになった頃合を見計らってバス停へと向かっています。

最後は雨の中、傘を差して神宮橋バス停に到着です。
バス停付近から見た百蔵山・扇山の方向です。一番酷い雷雨が過ぎたあとだったからか、稜線が見えてはいたけれど、一時は大変なことになっていたのではないでしょうか。
このあとも、大月駅周辺で食事をしてから帰る予定にしていたところを、雷雨の影響で電車の運行に影響が出たりするといやなので、とりあえず来ていた電車に飛び乗って、早く帰るのを優先しています。
雷雨のエリアが広範だったからなのか、それとも帰宅経路が雷雨の移動経路と重なったからなのかは分かりませんが、その後の電車移動中もずっと雷雨が付いて回り、自宅最寄駅に着いても土砂降りの雷雨は続いていました。
タグ:高尾・陣馬
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