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境川を源流域手前まで遡る [東京・神奈川(平野部)]

2021/07/21(水)

■第440回 : 境川を源流域手前まで遡る(古淵から大戸まで)


今回は、東京・神奈川の都県境を流れる境川を、自宅付近から源流域の少し手前まで遡って歩いてきました。

境川の流域は最源流部を除けばほぼ市街地化されているため、歩いたのは道路や遊歩道ばかりですし、見られた景色も都市河川のそれに終始して、自然な景観に触れられるようなことが全くというほどありません。
ですからハイキング的な感覚に浸れることもなく、実質的には街歩きに過ぎない内容だったのですが、これの続きとして草戸山への登山を計画中で、その前編に当たることもあり、山行記録の体裁で記事にしています。

ま、歩いた距離もハイキングと呼ぶには少々長かったですし‥‥。ただ、明らかにこのクソ暑い時期には不向きなコースで、猛暑日一歩手前の炎天下、ろくに日陰のない道を延々と歩くのは、正直かなりしんどかったです。

 累積標高差(登り):145m / 距離:19.7km / 歩行時間:4時間30分 (休憩除く) 
標準タイムは不明(登山地図の収録範囲外) 

(往路)
自宅-徒歩移動(約1.1km)-古淵鵜野森公園

(登山行程)
古淵鵜野森公園   05:45
龍像寺       06:25-06:35
宮前橋       07:05
小山橋       08:00
ベンチ       08:20-08:25
寿橋        08:40
堺市民センター   09:10-09:30
相原天満宮     10:00-10:15
大戸観音堂     11:00-11:10
青少年センター入口バス停  11:15

(復路)
青少年センター入口 11:16-11:33 相原 11:49-12:03 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

冒頭から余談で始めてしまいますと、この計画は、元々は冬用として作成していたものでした(さすがに平時の感覚では、暑い中でこんな長距離を歩く気になどなりません)。
ところが、コロナ禍で近場にしか繰り出せない状況が長く続いてネタも尽きてきたので、いよいよ冬用の計画まで持ち出すという苦渋のやり繰りを迫られた、というのが実情です。
※冬用のオリジナルは、今回の終点にした大戸地区を通過地点としてさらに歩き続け、もう2kmほど先にある草戸山に登るという、れっきとた登山計画だったのでした。もちろん、こんな時期にそれをそのまま実行するのは思いとどまりましたが。

さて本題。自宅から15分ほど歩くと、境川の近くに古淵鵜野森公園があるので、そこをスタート地点とします。
早朝だけに広場もグラウンドもひっそりとしている中、意外にもトイレが利用可能だったのにはびっくり。まだ朝の5時台だから、てっきり閉まっているとばかり思っていました。これは有難いですね。
公園の大半が境川よりも一段高いエリアにある一方で、境川に面した斜面の緑地も公園の一部になっていて‥‥
緑地内の木段で、境川沿いに下りて行くことができます。高低差は20mほど。
木段を下り切ると、境川沿いの遊歩道に出ました。目指す上流方向は左側ですが、一旦右側に進むと‥‥
ベンチや案内図が設置された狭い一角があって、ここまでが古淵鵜野森公園の園内らしい。
そこからは境川の川岸へ降りられるようになっていて、しばしば水遊びをする子供たちの姿を見られます。


いざ、上流に向けて歩き始めます。冒頭でも触れた通り、境川は東京・神奈川の都県境を流れており、現在歩いている右岸が神奈川県相模原市、対岸が東京都町田市で、この2市の境界を進む状況が最後まで続きます。
すぐにJR横浜線の高架下をくぐります。次に横浜線の線路を見るのは13km以上先、約3時間後の見込みです。
境川は上流部以外では河川改修が進み、流路がほぼ直線的になっているほか、沿岸もほぼ宅地化されて、都市河川的な風景ばかりが続くので変わり映えがせず、率直に言ってあまり楽しんで歩けるコースではありません。
また、このように日陰のない場所が大半です。まだ朝の6時なのに、すでに身体を動かせば汗をかかされる状況で、このあと気温はさらに上がる一方ですし、どこまで歩けるのかという不安を持ちつつのスタートでした。
最初のひのき橋は写真を撮り忘れて、2番目の橋が境川橋。左折して坂を上るとJR横浜線の古淵駅があります。
  ※今回は橋を見るたびに写真を撮ったので(歩行者専用のような小さな橋以外はほぼ全部)、かなり写真数が多くなりました。
境川橋から先は右岸が工事で通行止めでした。右岸のほうが未舗装で足に優しかったんだけどなぁ。。。
ということで、境川橋を渡って、ここから少しの間は左岸を進むことにします。


次の境橋まで来たら、一旦川沿いを離れてちょっと寄り道へ。
境川を渡り返して相模原市側に少し入ったところに、目印となる大きな石柱が立っていて、ここを右折します。
左手に現れた広い墓地を横目に進んでいくと、ほどなく寺の入口が見えてきました。


訪れたのは龍像寺。市街地の単調な景色が続く境川沿いでは貴重な見所で、立派な門構えに眼を奪われます。
山門脇には案内板や徳本念仏塔などが並びます。南北朝時代に開創され、大蛇退治の伝承に由来する寺院です。
本堂も堂々とした佇まい。境内には砂利が敷き詰められて、植栽や岩などが庭園風に配置されていました。
本堂の左手には鐘楼。
境内は広くて、本堂背後の斜面の上へも続いています。
坂を上がったところには観音堂。
その先には七体の観世音菩薩像も(これより上は墓地になるようなので、ここで引き返しました)。


住宅街を少し歩いて、ここで境川沿いの道に復帰します。
このあたりは右手の川沿いに背の高い植栽が並んでいて、いくらか直射日光を避けられました。
この先、今いる右岸側は遊歩道よりも車道が主体になってしまうので、次の中里橋で対岸に渡ります。
左岸側には町田市が整備した遊歩道が続いていて、「境川ゆっくりロード」と名付けられているようです。
中里橋のすぐ先には新中里橋。


新中里橋の先には、トイレがある根岸公園への案内板がありました。実はこの計画で最も悩ましかったのが、境川沿いに全くトイレがないことなのです(公園がいくつか川沿いにあるものの、いずれもトイレはない模様)。
事前に川から少し距離が離れた公園や施設までGoogleマップとかで片っ端から調べて、この根岸公園の情報は分かっていたけれど、この案内板は親切で良いですね(ネットに公的な情報として上がっていればなお良し)。
ただ、そうして私が探せたいくつかのトイレはいずれも町田市側のもので、相模原市側はスタート地点の古淵鵜野森公園より上流だと川からかなり離れた所でないと見つかりません。また、この案内板も町田市が左岸の遊歩道に設置したものですから、もし右岸を歩いていたら、このような案内を目にすることもなかったのでしょう。
※なお根岸公園のトイレは利用時間が朝8時からで、今の時間はまだ閉まっているはず。今回は利用しない予定だったので構わないのですが、元々の冬の計画では、トイレが近そうな時期なので、ここを利用する前提で出発時刻は遅めに設定していました。
次の橋は根岸橋。
続いて山根橋。歩き始めて1時間以上経っているのに、川の様子も周囲の景色もほとんど変わっていません。
唯一の変化が、山根橋の先で流路が大きく曲がって、一瞬だけ進行方向がほぼ真西になったこと。短い間のことで、しかもこの日はうっすらとでしたが、最高峰の蛭ヶ岳をはじめとする丹沢の山並みを眺められました。
次の両国橋は、上の写真でも、植物に覆われて緑に見えていたのが写っています。
右前方に桜美林大学の建物が見えてくると‥‥
そこに架かっているのが宮前橋で、左折して坂を上るとJR横浜線の淵野辺駅があります。


共和橋を過ぎると、周囲の景色とともに道の様子もガラリと変わります。
ここから先しばらくは遊歩道としては未整備のようで、未舗装の細い道に変わって、緑も濃くなりました。
町田市側では、ずっと続いていた住宅地も途切れて、畑地や雑木林などの脇を通って行くようになります。
次の常矢橋は割と大きめの橋で、左折して坂を上るとJR横浜線の矢部駅があります。
常矢橋の先になると、再び道が細くなったばかりか、両側から草が繁茂してきました。
しまいには草をかき分けて進むようになったりして、このあたりはほとんど歩かれていない様子です。
歩きにくかったのは、次の馬場橋の少し手前まで。
馬場橋を過ぎると、整備された遊歩道が復活して、またしばらくの間は快適に歩けるようになりました。


次の橋は高橋です。このあたりでは、ほかに写すようなものがなかったので、橋の写真ばかりが少し続きます。
この橋は欄干などに橋名が見当たらず、現地では名称不明で、帰宅後に調べて上中村橋だと分かりました。
左折方向の道は、以前はすぐに米軍施設に突き当たるまでしか進めませんでしたが、2014年に施設の一部が返還されて、現在はJR横浜線相模原駅の手前まで行くことができます(歩行者や自転車なら相模原駅まで通行可)。
次の小山橋は交通量が多くて道路を横断できず、すぐ右にある町田街道の交差点に出て横断歩道を渡りました。
この先、何故か名前に年号が付けられた橋が3つ連続で現れます。下流から歩いていると、まず最初が平成橋。
2番目が昭和橋。
そして3番目が大正橋です。年号シリーズはここまでで、この次が明治橋だったりはしませんでした。
※なお、上の写真の通り、大正橋の袂にも町田市によるトイレの案内板があって、近くにある小山市民センターを紹介していました。ここは利用する予定だったので、着くタイミングが開庁時間(平日の8時半~)に合うよう計画をしてきたのですが(この制約がなかったら、もっと涼しい時間に歩けるよう、出発をあと1時間は早めたいところでした)、猛暑で汗を大量にかいているためか、予想外にまだ当分は持ちそうだったので、そこには立ち寄らずにそのまま歩き続けています。


次の橋の名前は、明治橋ではなく坂本橋でした。上を通るのは京王線で、右手に進むと多摩境駅が近いです。
歩き始めて2時間以上が経過しても、境川は素っ気ない都市河川といった見た目のままで相変わらずでした。
有難いことに木陰にベンチが。龍像寺を出てからはずっと歩き続けていたので、ここで少し休んでいきました。
次の橋は蓬来橋。ネットでは「蓬莱橋」が圧倒的多数なのに対して、現地で銘板を見ると「蓬来橋」でした。
このあたり、割と小さな橋が続きます。次は高砂橋でした。
こちらは小山橋。同じ名前の橋はつい先程も見ていて、同じ川の、しかも結構近くに同名の橋があるのでした。
小山橋の先には、川岸へ下りられる場所がありました。日なたばかりで暑そうなので見に行かなかったけれど。
寿橋も交通量の多い通りに架かる橋でした。それもそのはず、左折方向に進むとJR・京王線の橋本駅に出ます。


境川にぴったり沿って遡れるのは、寿橋の少し先まで。車道が終わって遊歩道的な道に変わったと思ったら‥‥
その先で川沿いを歩けなくなって、これ以降、川からはいくらか離れて歩くことが増えていきます。
この両国橋で一旦は境川に近付くものの、ここではただ対岸に渡るだけで、その後はまた川沿いから離れます。なお、この橋も欄干などに橋名が見当たらず、現地では名称不明で、帰宅後に調べて両国橋だと分かりました。
国道16号線の八王子バイパスの下をくぐると、再び境川にほぼ沿って歩けるようになりますが‥‥
境川沿いに草木が鬱蒼と茂っていることが多くて、このあたりでは川の存在をほとんど感じられませんでした。
相原駅の近くになると、もう満足に川沿いを歩けません。吉田橋を渡ったら、その先に見えてきた町田街道へ。
町田街道の相原駅入口交差点に出たら、境川の上流は左折方向ですが、ここを一旦は右折します。
立ち寄ったのは堺市民センター。トイレを利用するついでに、涼しい館内で20分ほど休ませてもらいました。
さて、ここまで3時間以上をかけて14km近くを進んできました。この頃になると気温もかなり上がっていて、炎天下をずっと歩き続けていたからか、実は少し前から身体に変調の兆しめいたものを感じていたのが少々心配になっていました。万全を期すなら、この日はここで終わらせても良いかもと思い始めていたのです。
ただ、その変調がごく軽微なものだったことから、決断が鈍って20分間の休憩中も結論は出ず、迷った末に、再度酷暑の屋外に出て歩き始めてみた時の感触で、先を続けるか相原駅に向かうかを決めることにしたのでした。


そんな訳で、堺市民センターから行動を再開したら、ほどなくJR横浜線の大戸踏切を渡ります。
体調を窺ってみると、身体を休めたことが良かったのか、そのまま歩き続けていても大丈夫そう。しかも、この先は最後まで町田街道かそのすぐ近くを進むコースだという点も安心材料でした。町田街道なら路線バスが頻繁に走っていて、今後は途中のどこで打ち切っても、近くのバス停でさほど待たずにバスを捕まえられるのです。
踏切を渡ったら、少しでも境川に近付くべく、細い路地を進みます。
相原橋で境川と再会したら、その先でまた境川沿いを歩けるようになりました。
といっても、しばらくは川岸(ここでは右側)に木立が続いて、川が全く見えません。
木立が消えて、やっと川を見ながら歩けるようになったと思っても、その状況が長くは続きませんでした。
その道が次第に川から離れていってしまうので、クリーニング店があるT字路を曲がって方向を修正します。
そして新境橋を渡ったら、その先でさっきまで歩いていた町田街道に戻る形になります。
その後はしばらくの間、町田街道が境川沿いの道になります。
が、町田街道がほぼ直進するのに対して、境川のほうは蛇行しているので、川の姿は時折しか見られません。
そんな状況が少し長く続いたのち、相原十字路の手前のこの地点で、町田街道と分かれて左斜めの道へ。
少し前の両国橋以降、橋を渡るたび町田市と相模原市を行き来してして、ここで二国橋を渡ると相模原市内へ。


次に立ち寄るのは華蔵院と相原天満宮です。ここは回り道をするまでもなく、境川に沿った道を選んで歩いていれば、自然にその前を通る形でした。まずは華蔵院の山門をくぐります。
山門の横には六体のお地蔵様が並んでいました。
華蔵院の本堂もなかなか立派。高尾山にある薬王院の末寺に当たるようです。
華蔵院の境内社として相原天満宮も合祀されています。かなり疲れていたことで、なかば投げやりにでもなっていたのか、社号標に植え込みが被っていたのに、構わずに角度の調整もせず撮っていたらしい。。。
天満宮に軽く手を合わせたら、山門にあったベンチに戻って、足を休めていきます。
堺市民センターでの大休憩を終えてからは、ここまで30分ほど歩いたに過ぎませんが、気温はとうに30度を超え、日差しも朝方よりは強烈です。さらに、市街地から外れて建物が減ってきたことで、建物などによるちょっとした日陰すらなくなり、暑さにマトモに晒される時間が長くなって、消耗が進んでいるのを感じていました。
残す距離は約4km、あと1時間程度で歩き切れそうですが、その前に再度しっかり休んで回復を図ることに。


とはいえ、休んでいる間にも気温は上がる一方なので、休憩は15分で切り上げて、華蔵院の先へ。このあたりまで来ると、境川の流れも穏やかになっていて、ここでは近所の子供たちが川に入って遊んでいました。
新田橋まで来ると、久々に川沿いを遊歩道で歩けるようになりました。ここから先は流路が直線的になって、河川改修が進んでいた様子です。停められていた自転車は、川遊びをしている子供たちのものなのでしょう。
このあたりは、なかなか気持ちの良い遊歩道でした。ここまで16km以上を遡ってきて初めて、街歩きではなくハイキング的な感覚を味わえて、景色を楽しみながら歩く気分に浸れた地点だったような。
川島橋から先になると、遊歩道がきっちり川沿いに続くのが左岸に変わるので、この川島橋を渡って対岸へ。


いよいよ境川も上流部に入って、流れも細くなってまいりました。
さらに進むと、これまで川と道を隔てていたフェンスがついになくなって、流れのすぐそばを歩けるように!
ここまで来ると、橋ではなく、こんな飛び石的なものでも対岸に渡れるようになっています。
もちろん渡ってみました。上の写真は渡る前に左岸から撮ったもの、下の写真は右岸に渡って撮ったものです。
ここは両岸に遊歩道があって、どちらも気持ち良く歩けます。景色もより自然な感じに近付いてきました。
川沿いを歩ける区間はこの「下馬の橋」までで、数多く撮ってきた橋の写真もこれが最後になりました。
※でも記事を書く段階で気付いたのですが、実はゴール直前にもう1つ橋を渡っていて、これが最後の橋ではなかったのです。


その後は、武蔵岡団地の脇を歩いたりして‥‥
みたび町田街道へ。ここから先の少しの間は、またも町田街道が境川沿いの道になるのでした。
法政大学入口の交差点を通過します。ここは少し左側にそれると、より川沿いを歩ける道があったものの、河川改修なのか大規模な工事がちょうど進行中で、少々物々しい雰囲気に見て取れたため敬遠しました。
交差点の少し先には大戸公会堂がありました(上の写真にも写っています)。ゴール地点の「大戸」という地名がここで初めて現れて、長かったコースもようやく終わりが見えてきた気分に。
前方に大戸交差点が見えてきたあたりで、町田街道とも最後のお別れ。ここから左の細い道に入ります。


上流部らしく、進むにつれて緑の多いのどかな景色が増えていきます。
左手にある境川も、小さな水路くらいの流れになりました。

バス道路に出たら、ゴール地点は左折してすぐのところ。でもその前に右折して最後の寄り道です。
少し歩けばすぐに大戸観音堂の前へ。入口は鐘楼が山門を兼ねた変わった造りでした(鐘楼門というらしい)。
本堂にあたる観音堂。境内はさほど広くはないものの、落ち着いて心休まる雰囲気の場所でした。


大戸観音堂の前にあった上大戸バス停は見送って、もう少しだけ境川の上流方向に進むと、ほどなくゴールとなる次のバス停が小さく見えてきました。境川も、ここまで遡ると小さなせせらぎくらいになっています。
とここで、最後の最後になって大チョンボをしていたことが、記事を書いている最中に発覚。実はゴールの直前に橋があって境川を渡っていたのに、そのことに全く気付かずスルーしていたのでした。
事前の計画段階だけならまだしも、実際に現地を歩いた時にも見落とすとは、余程ゴールのバス停にでも気を取られていたのでしょうか。これは不覚でした。当然写真も撮っていなかったので、下はGoogleのストリートビューを編集したものですが、この最後の橋は川上橋というらしい。
青少年センター入口のバス停が本日のゴール。ここで相原駅方面行きのバスを待ちます。
反対側のバス停に面した一画は大地沢青少年センターの駐車場になっていました。
はじめに触れた通り、今回の計画の原形は、このあともさらに歩き続けて草戸山の山頂を目指すという、冬用に作成していた登山計画だったのですが、酷暑の中ではここまでが精一杯(※)。当初の計画は2回に分けて行う形にしたので、また近いうち続きをやりに来なければなりませんね。その時はこの駐車場を拠点にする予定です。
※計画では大戸観音堂でしばらく休み、11:50発の町田市コミュニティバス「まちっこ」(相原まで100円で行かれる上に、一般の路線バスより乗客も少なそう)を待つ予定だったのに、この頃には木陰で静かにしていても消耗するほどの暑さになっていて、すでに疲れ切っている今から40分もそんなことを続けたら気分が悪くならないか心配で、すぐに来るバスを選んだのでした。

ところで、帰路に路線バスと電車を使いましたが、このような活動で公共交通機関を利用するのは昨年4月以来のことで、実に1年3ヶ月ぶりになります。
実は先月に運転免許証の更新があって、今年初めて少しだけ電車で移動したのですが、やはり以前よりは利用者が減っているのか、その時に乗ったJR横浜線に限れば、平日の日中であれば比較的空いていて、心配になるほどの状況ではないと分かり、さらには、同居している高齢の両親がいずれもワクチンの接種を終えた、という点も踏まえての判断で、このような活動でも久々に公共交通利用の計画にしてみたのでした。
でもいざ乗ってみると、バスなどは他の乗客との距離が結構近かったですし、やはり感染は避けるに越したことはないので、今後もこれまでのように、公共交通の利用はなるべく抑えて活動していきたいと思っています。


■2021/10/18追記
※3ヶ月後に、今回の続きを行いました(今回の終点だった大戸地区を起点として、改めて境川の遡行を再開し、源流地を経たのち、さらにその上の頂を目指しています)。続編の記事は、『草戸山(364m)・大戸緑地』です。もしご興味がありましたらぜひご参照ください。


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