So-net無料ブログ作成

ブログの常時SSL化後、インラインフレームが表示不能に! [雑感]

2018/07/28(土)

So-netブログの常時SSL化後、インラインフレームによる表示ができなくなった

So-netブログでは、セキュリティー強化対応として 2018/06/25 に常時SSL化が実施され、その結果、サイトのURLが http://~ から https://~ に変更されました。
それ自体は歓迎すべきことですが、それと同時に私のサイトでは、<iframe> タグで埋め込んでいた外部サイトのウェブページが表示されなくなるという、困った問題が発生してしまったのです。
 
表示されなくなったウェブページは、@niftyのホームページサービスを利用して公開しているもので、中身はGoogleマップの地図データを生成するHTMLです。ブログ内からのリンクで飛ばす分には従来通りに表示できるものの、<iframe> タグで記事の中に埋め込んだものだけが表示されなくなっていました。
(正確には、Chromeでは全く表示されないのに対して、IEでは警告を無視すると表示できる、という状況でした)
 
Chromeの検証機能(デベロッパーツール)を使って原因を探ったところ、
Mixed Content: The page at '(表示中のサイトのURL)' was loaded over HTTPS, but requested an insecure resource '(<iframe>による参照先のURL)'. This request has been blocked; the content must be served over HTTPS.
なるメッセージが出力されました。https://~ のサイト内から、http://~ のサイトを参照しているのがよろしくないという、ごもっともな指摘ですね。
 
これを解消するためには、表示させたいHTMLファイルが https://~ の形で見られるようにする必要がありますが、@niftyのホームページサービスはSSLには非対応で、http://~ にしかできないようです。
 
そこで、他のホスティングサービスをいくつか検討した結果、Googleが運営するFirebaseというサービスを利用してみることにしました。
 
Firebaseは物凄く多機能で、その全容は理解できていませんが、ホスティングサービスの特徴としては、
  ・SSL対応
  ・ファイルサイズは1GB、ファイル転送は月10GBまで無料
  ・自作のファイルを自由なディレクトリ構成に配置できる(広告も表示されない)
というあたりが決め手になりました。個人が趣味で利用するレベルであれば、まず無料の範疇に収まりますし、Googleのサービスという点での安心感もあります。
 
一方で、
  ・事前準備がやや難解(段取りが多く、Windowsコマンドプロンプトでの操作も何ステップかある)
  ・サイトを更新するたびに、Windowsコマンドプロンプトでのデプロイが必要
という点は取っつきにくく感じましたが、事前準備は詳しく解説するサイトがいくつもあって、ほぼその通りにやるだけでOKでした(ここでは触れないので、興味がある方は検索してみて下さい。すぐ見つかります)。
更新時に毎回デプロイを行う必要があるのは面倒ですが、まぁ無料ですから、このくらいの手数を惜しんではいけないのでしょう。
 
むしろ一番億劫に感じているのは、これまでにブログにアップしてきた250件近い記事を、すべて修正する手間のほうです(So-netブログは管理機能があまり強力ではないし、しかもその管理画面ときたら重たいからなぁ‥‥)。なので新しい記事から少しずつ手を付けて、気長にやりたいと思っています。
タグ:雑感
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笠ヶ岳(志賀高原) [上信越]

2018/07/21(土)

■第387回 : 笠ヶ岳(2075m)


この日は志賀高原の笠ヶ岳に登ってきました。
連日の猛暑はこの日も衰える気配がなく、さほど標高が高くない志賀高原での登山はコンディション的に厳しそうに思われたので、行程が短めの山を選びましたが、せっかく新幹線を利用しての遠出になるので、登山後はそのまま自然探勝コースに入り、木戸池・長池・蓮池などの数々の池や田ノ原湿原などを巡り歩いています。

(往路)
古淵 04:45-04:49 町田 05:09-05:49 新宿
新宿 05:57-06:16 東京 06:28-08:06 長野
長野 08:51-09:36 湯田中 09:40-10:21 熊の湯

(登山行程)
熊の湯バス停  10:30
笠峠(峠の茶屋) 11:30
笠ヶ岳     11:55-12:05
笠峠(峠の茶屋) 12:15
笠岳バス停   12:55-13:00
木戸池     13:15
田ノ原湿原   13:25
三角池     13:40
長池      13:55
蓮池      14:15-14:25
蓮池バス停   14:30

(復路)
蓮池 14:51-15:21 湯田中 15:34-16:22 長野
長野 16:45-18:08 大宮 18:13-18:44 新宿
新宿 18:49-19:25 相模大野 19:45-20:00 南警察署前


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

長野駅から私鉄とバスを乗り継いで志賀高原に上がり、熊の湯ホテルの前にある熊の湯バス停で下車しました。
熊の湯ホテルの(ほぼ)全景です。
ホテルの裏手にあるスキーゲレンデに向かうと、リフトの管理事務所が入る建物の脇に、笠ヶ岳へのコース案内が出ていました。道順を示す4地点の写真に説明文が添えられていて、親切で分かりやすかったです。

コース案内に書かれていた通り、第4ペアリフトに沿って、スキーゲレンデを登り始めます。
リフト乗り場を過ぎてすぐの所には、道標も立っていて、そこが正しいコースだと教えてくれます。
それは良かったのですが、スキーゲレンデですからそれなりの斜度があり、そこを登るのはなかなか苦しかったです。気温は恐れていたほど高くはなく、風も爽やかに吹いていて、普通に歩く程度なら快適な状況だったのに、日なたが続く中での急な登りに、もう暑くて仕方ありませんでした。
リフトの中間降り場が迫ってくると、その少し上に、登山道への入口に立つ道標が見えてきました。が、ここを境に傾斜が一段とキツくなり、その道標までの短い登りが地獄のような暑さになって、大汗をかかされました。
あまりに苦しいので、とてもひと息には登り切れません。呼吸を整えがてら途中で振り返ると、志賀草津道路を挟んだ向かい側に、2年前に登った志賀山・奥志賀山(写真中央)や鉢山(写真右)が眺められました。
さらに右を見ると、同じく2年前に登った横手山が、じきに雲に巻かれようか、という按配で見えていました。

ここが登山道の入口で、ようやくキツかったスキーゲレンデから離れられます。
山道が始まると、そこからはほぼ平坦な道に変わりました。小さなアップダウンは随所に出てくるものの、煩わしく感じるほどではなく、楽に歩けます。
しかも大半が木陰の道で、風の通りも良い箇所が多く、先程までかいていた汗がスーッと引いてくれました。
途中には何箇所か、目指す笠ヶ岳を木立の間から望める場所がありました。頂上部が険しそうな鋭鋒で、特に左側は切り立った崖に見えますし、そうでない側もどこも勾配はキツそう。一体どこをどう登るのでしょうか。
しばらくほぼ平坦だった道も、笠峠までの残り半分ほどの距離は登り主体に変わります。登り坂には足場があまり良くない上に段差の大きな箇所も多く、かつ風の通りも悪かったので、ここで再び大汗をかかされることに。

笠峠に着きました。頂上までの標高差が200mを切ったこの地点を車道が通っていて、ここから登山を始めれば、1時間以内で登り下りできてしまいます。ここに着くまで誰にも会わなかったので、多くの人はマイカーでここまで入り、頂上までの短い登山道を往復しているのでしょう。なんだか物足りなさすぎる気もしますが‥‥。
笠峠に建つ峠の茶屋越しに笠ヶ岳を見上げました。こちら側から見える斜面は森で覆われていて、あまり険しい印象は受けませんが、ここから上がすべて急斜面になることに変わりはありません。

その急斜面に取り付くと、案の定、道は大半が階段状でした。はじめはまだ傾斜が穏やかだったのですが‥‥。
木段の形状が変わるこのあたりから、段差が大きくなり始めます。腿上げがキツイことといったら。
休み休み登りながら、ひと息つく合間に振り返ると、ガスがすぐ下まで迫っていました。早いとこ登らなきゃ?!
その後は登るにつれて勾配が増す一方で、あまりの苦しさに、吹き出てくる汗の量も半端ではなくなります。
しまいには、階段なのに、ほぼ垂直になって吃驚! こうなると、ほとんど真上に登る感覚で、過去に登ったどの山でも、ここまで急な階段は見たことがありません。段差も激高で、足だけで登るのはキツすぎるため、下がっているロープを掴み、腕力にも頼ってどうにか登ります。呼吸の乱れ方が、もう尋常ではありませんでした。
そして頂上直下は岩場になりました。特別な険しさはなく、普通に2本足で登れる程度のものですが、足が悲鳴を上げつつあったので、引き続きロープも使いながら、腕力併用で登り詰めていきます。

最後は汗まみれになりながら、笠ヶ岳の頂上へ。大岩がゴロゴロと転がる手狭な頂上は、このとき無人でした。
上の写真で祠が祀られて写っている、一番高い岩にも登っておきました。三角点より1mくらい高かったかな。
上空の雲には隙間があるものの、周囲には雲が多くて、360度あるはずの展望はパッとしません。近くにある志賀山・奥志賀山のほかは、鉢山の後方に赤石山が辛うじて霞んでいる程度で、志賀高原の核心部は雲の中でした。
  ※下の写真にマウスを乗せると、山名ガイドを表示します。
さらに右を向くと、登り始めた頃には見えていた横手山も、やはり雲に隠れていました。

頂上を独占して10分ほど経った頃、単独行の男性が現れたので、それを潮時に下山を始めます。登る時にほぼ垂直に見えたこのあたりは、下る途中で見下ろしても、やはりほとんど垂直に見えました。
25分かけて登った道も、ほとんど水平距離がなく、ただ高度を落とすだけに近いので、下るのはあっという間。ものの10分で笠峠に戻ってきました。
笠峠からの下り方には少々迷った結果、同じ道を戻るのも味気ないので、やや退屈な気もしましたが車道を選びました。登ってきた山道が必ずしも歩きやすい所ばかりではなかった上、アップダウンも結構あったからです。
この頃には日が陰るようになっていたことも、車道を選んだ理由のひとつ。山道より風の通りも良くて快適でしたし、傾斜も緩やかで、アスファルトの堅い路面を歩き続けていても、足への負担をあまり感じませんでした。

ずっと1本道だった車道を歩くこと約40分、やっと現れた交差点は、実は見覚えのある地点なのでした。
笠岳バス停が立つその地点は、先程バスに乗って熊の湯へ向かう途中に、車窓から見ていたのです。ここまで下ってくると、強い日差しが復活してきたので、ここで紫外線対策などをしつつ短い休憩を入れてから行動を再開します。ちなみに、今回の行程で、笠ヶ岳への登山に相当するのはここまでになるでしょうか。
少し歩いて国道292号線(志賀草津道路)に出たら、それを横断した先で草原の中に延びる小道に入ります。地図には載っていないこの小道の存在も、先程バスの車窓から見つけてあったのでした。
その小道は、すぐに熊の湯と木戸池を結ぶ散策路に合わさります。が、少々余計なアップダウンがある割に、特段の見所のない散策路だったので、決して安全ではないけれど、国道を歩いたほうが体力的には楽だったかも。

木戸池に到着しました。2年前に志賀山から横手山へと縦走した時のスタート地点だったので、ここを訪れるのは2度目です。でも前回は、ほとんど一瞥するくらいで出発してしまったので、今回はしっかり見ていきます。
本来は静かな池なのでしょうが、遠足に来たと思われる大勢の小学生たちがいて、この時は賑やかでした。
木戸池の畔は木道で歩けるようになっていて、周囲をぐるりと半周ほど巡ります。
到着地点から見て対岸に当たる地点まで回って来ると、木戸池越しに笠ヶ岳が眺められる景色に変わりました。

木戸池の畔を離れたら、三角池や長池などを経て蓮池へと続く自然探勝コースに入ります。ここからはきっと楽な道のりだろうと思っていたら、いきなり大きな登りが現れて、お散歩気分は吹っ飛んでしまいましたけれど。
でも、登り詰めたその先に、心が洗われるような景色が見えてきて、俄然、足取りが軽くなりました。この日に見た景色の中で、一番印象に残ったのがここだったかも。
目の前に現れたのは、田ノ原湿原。決して大きな湿原ではないけれど、柔らかな緑に包まれて気分が和みます。
湿原の中に入ると、お決まりのように木道が続いていました。
この日、湿原内で良く見られたのが、このヤナギランです。
ニッコウキスゲも少しだけ。咲き残りでしょうか。
湿原を真ん中付近まで歩いてくると、ベンチがあったので、行動食を摂りながら少し腰を下ろしていきました。
湿原の中央部では、ワタスゲがいっぱい見られました(白い小さな点が全部ワタスゲです)。
田ノ原湿原のワタスゲは、綿毛が小振りなものが多かったです。
湿原の反対側の入口あたりから、通ってきた湿原を振り返りました。

田ノ原湿原を過ぎると、またまた登りが現れました。笠ヶ岳は、登山としては軽めのはずだったのに、あまりの急勾配に足が想定外に疲れていて、これ以上の登りがキツくなっていましたし、登りになると暑さも堪えます。
そこへ畳み掛けるように、実はこの先も、池や湿原の間にはいちいちアップダウンが付いて回って苦しめられました。せっかく池や湿原で清々しい気分に浸れても、次の池や湿原に行く間にまた汗だくになる、という繰り返しが、ゴールの蓮池までずっと続いてしまったのです。ここを歩くなら、もっと爽やかな季節が良かったのかも。
次に巡った三角池は、池の周囲を3分の1周ほど回りました。
その先の日陰湿原では、再びワタスゲのお出迎えを受けます。
日陰湿原のワタスゲは、綿毛が立派に生えているものが多く、ワタスゲの綿毛をきちんと見るのは初めてだったので、これは嬉しかったです。願わくば、もう少し形が整っていて写真映りが良ければ‥‥。
上ノ小池は、その名の通りこぢんまりとした池で、木道もその一端をかすめる程度でした。
そして長池では、木戸池以来ずっとニアミス状態が続いていた、小学生の遠足と見られる大集団にここで取り込まれて、写真は取り損ねてしまいました。下の写真は長池公衆トイレ前で、その集団の一部をパスするところ。
こちらは下ノ小池。水際に近いあたりの水面は、ミツガシワに埋め尽くされていました。

最後は蓮池スキー場のゲレンデを下ってきます。ゲレンデには鮮やかな朱色のコオニユリが群生していました。
ゴールの蓮池に到着です。まず先にバス乗り場の様子を窺ってみたところ、まだ30分以上も早いためか、外のバス停にも建物内の待合室にも誰もいません。そこで‥‥
しばらく蓮池の畔で過ごしてから、バスを待つことにしました。この池は誰もいなくて静かだったなぁ。。。

タグ:上信越
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八子ヶ峰 [八ヶ岳とその周辺]

2018/07/14(土)

■第386回 : 八子ヶ峰(1869m)


この日の行先は2回目の訪問となる八子ヶ峰。八ヶ岳の北西に位置する、開放的な草原状の頂上を持つ山です。
前回の2011年は一般登山道で登り下りしたので、今回はその時とは違うコースを歩こうと、東急リゾートタウン蓼科のトレッキングコースを利用しています。ただそのために、車で訪れることしか想定されていないらしいリゾート地内へ、どうにかして歩いて向かうことになり、それが少々悩ましい問題だったのではありますが‥‥。

(往路)
古淵 04:59-05:21 八王子 05:35-05:42 高尾
高尾 06:14-08:49 茅野 09:25-09:56 蓼科湖前

(登山行程)
蓼科湖前バス停         10:05
こぶしの小径(到達点)     10:30
東急トレッキングコース入口   10:55
信濃路自然歩道分岐       11:45
ヒュッテアルビレオ       12:00-12:10
八子ヶ峰(東峰)         12:15
八子ヶ峰(西峰)         12:35-12:45
展望台(満月のベンチ)      13:25-13:55
東急ハーベストクラブ蓼科(本館) 14:00

(復路)
東急ハーベストクラブ蓼科(本館) 14:15-15:00 茅野
茅野 15:18-16:49 八王子 17:00-17:23 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

茅野駅から乗った八ヶ岳ロープウェイ行きのバスは、3連休の初日とあってほぼ満員。途中の蓼科湖で降りてしまう私は、茅野駅に少し早めに着くようにして、バス乗り場の先頭に並んでおき、最前列の席を確保しました。
せっかく蓼科湖前バス停で降りましたが、蓼科湖は遠目でちらっと見る程度にとどめて、足早に立ち去ります。

先を急いだのは、これから歩こうとしているいくつかの経路が、まず最初の目的地である東急リゾートタウン蓼科に通じているかどうかが事前には分かっておらず、そこで右往左往したりする可能性があったからなのです。

もちろんリゾート地ですから、立派な道路で結ばれていて、車で訪れる分には何も不自由しないことでしょう。
ところが公共交通利用でとなると話は別。路線バスに乗ってもその道路の入口付近にはバス停がなく、前後どちらのバス停からも1km近く離れているのです。そこを我慢して歩いたとしても、リゾート地への道路ときたら、交通量は多いのに、全区間を通して歩道のない道が2km以上も続くので、身の危険を感じずにはいられません。
しかもそんな、歩行者を拒絶するかのような道が、なんと同リゾートに通じるほぼ唯一の道路らしいのでした。というのも、どの地図をどう見ても、ほかにはリゾート地内へ繋がっている道が全く見当たらなかったのです。

一旦は途方に暮れたのでしたが、詳細な地図でリゾート地の周囲を良く見ると、東側に隣接する別荘地の道が、リゾート地内の道に3箇所ほどでかなり接近していることが分かります(古い地形図では繋がって書かれた箇所も)。その中に、歩いて通れる箇所が1つくらいあることに期待して、確証のないまま出掛けてきたのでした。

ということで、バスから降りたらすぐ、蓼科湖に背を向ける形で、鹿山別荘地への道に入ります。
10分ほど歩くと、リゾート地へ出られそうな最初の経路への分岐点に出て、ここを左に入ってみます。古い地形図で道が繋がっているのがこの先なので、ここが一番可能性が高いと見ていましたし、最初の候補地でうまく道を見つけられれば、時間のロスも抑えられて最高なのですが、果たしてそう上手くいくのでしょうか。
その道を進むと、すぐに左折する地点から、お誂え向きにリゾート地がある右方向への踏み跡が派生しているのを発見(写真左端)。確実にどこかへ通じていそうな様子に、これ幸いとあまり深く考えずに入り込んでしまった結果、本来進もうとしていた方角とは若干のズレがあることに、この時点ではまだ気付いていませんでした。
踏み跡は最後のほうで怪しくなって、とある別荘の敷地を通ることになってしまったものの、難なくリゾート地側の道路に迎えられました。予定通りなら、すぐ先でゴルフ場に出て、そこからは散策路を歩けるはずです。
しかし、その道路は別荘が建ち並ぶ中をウネウネと曲がりながら続くばかりで、全然どこにも出られません。しばらく歩いたあたりで地形図を確認して、当初の目論見よりも1本右側にある道に出てしまったと分かりましたが、この道でも問題はなかったので(距離的にはむしろ近道になっていたり)、そのまま前進を続けました。

道路を10分ほど歩いた頃、元々歩くつもりだった散策路の「こぶしの小径」と交差したので、ここからその道に入りました。ここまでの経路は、想定とは若干違ってしまいましたが、この先はもう迷う心配はなさそうです。
「こぶしの小径」は、細い沢沿いを進む清々しい道。あまり歩かれていない様子なのが気になりましたが‥‥。
案の定、途中には笹ヤブが出現して、しばらくの間は笹を掻き分けて進むことに。ヤブはこの1箇所だけでしたが、笹の葉が草露で濡れまくっていて、突破したらウェアがビショビショになってしまいました。
穏やかな区間では心が癒される景色も。この日は暑くて仕方なかったけれど、もっといい季節に歩いてみたい。
山道の合間で、別荘地内の道路を何本も横断しながら、緩やかに登り続けていきます。

最後に木段の急な登りを経て、別荘地の一番上の道路に出ると、そこが東急リゾートのトレッキングコースの入口でした。大きな標識が立つなど、登山口として目立った姿を想像していたら、意外にも控え目な佇まいです。
右側に写っているポストのような物の中に、コースの案内図が入っていました。

東急トレッキングコースに入って10分ほどで、行先が蓼科湖と案内される道が右から合わさりました。これが車道経由とかではなく山道で、かつまともに歩ける状況ならば、こちらを歩きたかったと思いましたが、地図に載っていない道ですし、帰宅後にヤマレコを確認しても記録がないコースのようなので、詳細は今も不明です。
最初はそれなりに急な傾斜の道が続きます。この日は物凄く気温が高かった上、このくらいの標高では涼しさなど全くなく、無風でうだるような暑さの中での登りに大汗が吹き出します。まだ序盤なのに体力的にも堪えて早くも足取りが重たくなり、最後まで歩き通せるか不安になりましたし、熱中症の心配も頭をよぎるほどでした。
酷暑に耐えて尾根筋まで登ると、ようやく弱いながら風が通り始めて、暑さが幾らか凌げるようになりました。
道の傾斜は、登るにつれて穏やかになっていましたが、上部では再び急な登りになってカラマツ林に入ります。

急な道を登り詰めると、見覚えのある分岐点に出ました。右から合わさってきたのは2011年に歩いた信濃路自然歩道で、ここから八子ヶ峰の西峰までの間は、その時と同じ道を進むことになります。
分岐点の少し東寄りには、茂みの中に埋もれるようにして、御料局三角点がありました。
分岐点は八子ヶ峰の肩にあたる地点になっていて、ここまで来れば残す登りはあとわずか。次第に景色も開け始めて、木立の間には時折、頂上部に広がる草原や、ヒュッテアルビレオの屋根が見られるようになりました。
進むにつれて景色はいよいよ開放的になって、正面には蓼科山がその堂々とした姿を現しました。
頂上直下で、蓼科山との鞍部にあるすずらん峠からの登山道を合わせれば、頂上まではあとひと息。

ヒュッテアルビレオが建つ頂上部に出ました。ここから先は日差しを遮る物が何もなくなってしまうので、建物が作ってくれた日陰で少し休憩していきます。
八子ヶ峰の頂上には、のびやかな草原がいっぱいに広がっていて、これからこの中を進みます。
少し通り過ぎてから、ヒュッテアルビレオを振り返りました。背後に見える八ヶ岳の南部は雲の中のようです。
ヒュッテから5分ほどの軽い登りで、八子ヶ峰の東峰に到着しました。ただ、ここがこの山の最高点なのに、なぜか標柱がポツンと1本立っているだけで、ほとんど山頂らしさが感じられない地点です。
この通り、標柱のほかには何もなく、周囲にも人が休めるような広さはありません。だから他の人たちと同様に、私も写真を撮る間だけの滞在となりましたが、草原の植物保護にはなっているのかな(背景は蓼科山です)。

草原で良く見られた花々をいくつか。こちらはタカネマツムシソウでしょうか(自信なし)。
こちらはエゾカワラナデシコのようですね。このほかにハクサンフウロもたくさん見掛けました。
もうひとつ多かったものといえば、このトンボです。時には、彼らの大群の中を縫うように進むことも。
引き続き、大きく景色が開けた気分爽快の道を進みます。少し遠くには、霧ヶ峰や美ヶ原が見えてきました。

三角点ピークを越えた先で、八子ヶ峰の西峰に到着しました。東峰より若干低いにもかかわらず、明瞭に盛り上がっていて山頂然としているためか、一般的に八子ヶ峰の頂上と言えばこちらを指す場合が多いようです。
歩いてきた草原の道を振り返りました。その背景は、蓼科山(左)と北横岳(右)です。
八子ヶ峰西峰からの展望です。東側には間近に八ヶ岳の峰々が並んでいて、全部見えたらさぞかし壮観だったでしょうけれど、南八ツは稜線上に雲が纏わり付いていて、天狗岳より南のピークはハッキリしませんでした。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
西側は、美ヶ原あたりまで見えていたのが精一杯で、残念ながら北アルプスは雲の向こう側でした。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
南側では南アルプスも雲の中でした(南アは、朝に中央線の車窓から見ていた時点でも雲の中でした)。なお写真を縮小して不鮮明になってしまいましたが、中央付近に、本日のスタート地点である蓼科湖が写っています。

八子ヶ峰西峰から、2011年に歩いた白樺湖への道を見送って、東急トレッキングコースの続きを進みます。
5分ほどで着くショートコースへの分岐点あたりまでは、概ね草原状の中を下りました。
その後は樹林帯に入りますが、登ってきたコースに比べるとこちらは木陰が少なくて、下りなのに少々暑苦しかったです。また所々で傾斜がやや急になって、特に上部はあまり快適な下りとは言えなかったように思います。
しばらく進むと、建ち並ぶ別荘の脇を抜けるようになり、この頃には傾斜も緩んで歩きやすい道になりました。

かなり下って終点に近付いてくると、その手前に展望台への分岐がありました。
展望台とは名ばかりで、ベンチの先の眺めは樹木によって完全に遮られていました。
ベンチからの実際の景色はこの通り。設置当初は開けていたところへ、樹木が成長してしまったのでしょうね。
ここまで来ればゴールは目と鼻の先で、送迎バスの時間にも余裕があったので、ここでタップリと休んで、しっかり汗が引き、身だしなみを調えてから行動を再開しました(このあと高級リゾートホテルに入るので‥‥)。
なお、この「展望台」は、最新の案内図では「満月のベンチ」とされていて、現在は上空を見上げるスポットとして紹介するようになったようです(でも現地の標識が「展望台」のままなのは、紛らわしく感じましたが)。

「展望台」から1~2分も歩けば、コース終点の案内が現れました。
そこから短い階段を下ると、
東急ハーベストクラブ蓼科の本館エントランス前に降り立ちました。外にいると暑いので、館内に入って送迎バスを待ちましたが、施設の利用者でもないのに、ホテルの受付の方には親切に案内をして頂いています。
最後は東急リゾートタウン蓼科の送迎バスで、茅野駅まで運んでもらいました(駅前で降りたところです)。
リゾートタウン内では一切お金を落としていないので、無料の送迎バスを利用しても良いものやら判断が付きかねたのですが、同リゾートの送迎バスの案内ページに「トレッキングコース利用者」に向けた記載もあることから、少なくとも招かざる客ではなさそうだと思われたので、今回利用してみました。結果的に、ホテルの方も運転手の方も、明らかに登山だけをしに来たような姿の私に対して、ほかの客と同じように接して頂いたので、少なくともこの送迎バスが利用者を選ぶようなことをしていないのは確かなようでした。
とはいえ、そのことをこうして開けっぴろげに書いてしまうことで、何かしらの問題が生じなければという危惧はあるのですが‥‥(大した影響力もないブログなのを良いことに書いてしまいましたけれど)。
最後に、今回は東急トレッキングコースの中で最も長い距離のコースを選択したので、歩き始める時間を少しでも早めようと、行きは自力でコースまでたどり着く計画としていました。送迎バスの行きの便は、一番早いものでもお昼近い時間までなく、それでは遅いだろうという判断からです。
ただ、ここでは起終点の選び方によって、所要2~3時間程度のショートコースを設定することもできますので、その場合には往復ともに送迎バスを利用することが可能になると思われます。
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