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能岳・八重山・秋葉山・根本山 [高尾・陣馬]

2018/10/26(金)

■第391回 : 能岳(542m)・八重山(530m)・秋葉山(391m)・根本山(322m)


この日は職場で午後半休を頂いていたので、都心の仕事先を昼に出発してから夕方までの限られた時間で歩ける山として、八重山をはじめとする、山梨県上野原市の4つの里山を巡ってきました。

(往路)
四ツ谷 12:25-12:31 新宿 12:37-13:18 高尾
高尾 13:20-13:36 上野原 13:42-13:57 新井

(登山行程)
新井バス停  14:00
能岳     14:30-14:40
八重山    14:45
八重山展望台 14:55-15:15
上野原中学校 15:30
秋葉山    15:45-15:55
根本山    16:10-16:20
上野原駅   16:40

(復路)
上野原 16:40-17:03 八王子 17:09-17:31 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

上野原駅から15分ほどバスに揺られて、終点の新井で下車。ここが本日のスタート地点です。
車道を5分ほど進むと、登山口の標識が現れました。
標識に従って右折すると、普段は近隣住民以外はまず通りそうもない、路地裏の狭い通路のような所を抜けていきます。私有地っぽさが全開で、良くもまぁ、こんな所を登山道として供用してくれたものだという印象です。
高台を通る道路に上がると、道路を渡った先に、スロープ状の登山道の続きと、それを示す道標がありました。
高台の道路では周囲が開けていて、振り返るとこんな景色でした。予報よりも早く曇ってしまい、遠くの山々はすでに雲に覆われて、近い範囲しか見えていないので、頂上からの展望にもあまり期待できなさそうです。
ほどなく山風呂バス停から上がってくる道を合わせると、ここから先、能岳と八重山を巡って上野原中学校に下るまでは、2016年に歩いた時のコースと全く同じになります。
2016年の時に立ち寄らなかった虎丸山への分岐は、時間が限られている今回もスルーしました。
登山道は、序盤こそ傾斜がややきつめですが、次第に傾斜が緩んで歩きやすくなります。今回は短時間で歩ける軽いコースにしただけに、頂上までの標高差は260mほどしかなく、その後の縦走を含めてもアップダウンは控え目。体力の消耗をあまり気にせずにすみそうですし、時間も限られているので、かなり飛ばして歩きました。
登山道が十字路状に交差する地点を直進すると、この先は少々急な登りに変わります。
それでも構わずにハイペースで歩いたら、頂上手前で稜線に出る所まで、バス停から30分で来てしまいました。

あとは稜線上を1分も歩けば、能岳の頂上に到着です。平日のこんな時間なので、予想通り誰もいません。
狭い頂上には、頂上標柱と三角点が設置されていたほか、テーブルとベンチがセットで置かれていました。
能岳からの展望は、南西側の限られた方角だけです。登りしなの高台で見てきた通り、雲が多くて近くの山々しか眺められませんでしたが、その代わり、雲間から降り注ぐ日差しが趣のある景色を演出してくれていました。

能岳から一旦下って登り返すと、ほんの5分ほどで隣の八重山です。
能岳で休んできたばかりですし、この通り展望もパッとしないので、八重山はただ通過するだけになりました。

八重山から再度下って登り返すと、前方に展望台が見えてきました。その手前にあるこの鐘は、普段は鳴らさないのですが、展望台にも誰もいないようなので、今回は遠慮せず鳴らしてみたところ、結構いい音が出ました。
八重山の展望台は南斜面に建っているので、北側は何も見えませんが、ほかの方角はスッキリと開けています。
展望台にはぐるりと展望写真が掲示されていて、ここからの展望が見事なことは、私も最初に訪れた2009年に見て知っています。今回も晴れの予報を信じて楽しみにしていたので、早めに曇ってしまったのが残念でした。
とはいえ、全く何も見えないことだってある中で、ちゃんと見えている景色もあったので、一応写真に収めておきました。こちらは北西側の眺めです。
  ※下の写真にマウスを乗せると、山名ガイドを表示します。
そして南側の眺めは、つい先程能岳にいた時よりも少し改善されていて、高柄山の後方には、その奥の道志の山並みがぼんやりと見られるようになっていました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。

展望台からの下りは、直下の木段が少々煩わしいものの、そこを過ぎると穏やかで歩きやすい道になります。
ここは正規の登山道がヘアピン状に折り返すところで、2016年と同様、今回も直進してショートカットします。
この写真は、ショートカット道が正規の登山道に復帰した地点を振り返ったものです。Y字状に分岐している2本の道の間の尾根を下ってきて、看板が立っている地点の右後方あたりに出口がありました。
あとは、ほぼ平坦な道をしばらく進めば‥‥、
間もなく駐車場とトイレのある登山口に到着です。このすぐ向こう側が上野原中学校です。
八重山展望台からここまで、標準コースタイムの半分未満の15分で下ってきてしまいました。さほど早足で下った訳ではなく、途中のショートカットも特段長い距離を縮められたとは思えないので、少々びっくりです。
そういえば最初の能岳への登りでも、意識的にペースを上げていたとはいえ、早歩きというほどでもなかったはずなのに、やはり標準タイムの半分未満でした。このエリアは標準タイムの設定が甘めなのかもしれません。
でも時間に余裕ができたことで、途中で暗くなってしまう心配がなくなって、以降は落ち着いて歩けそうです。

さて、一旦は完全に山から下った形ですが、能岳と八重山だけでは歩き足りないので、さらに秋葉山と根本山を巡ります。ともに住宅街から近くて麓からの標高差も小さく、里山や裏山といった表現が似つかわしい山です。
秋葉山への入口は、上野原中学校前から2~3分ほど歩いたところに、すぐに現れました。
墓地へと通じている細い道に入ると、墓地に入ってしまう寸前に次の道標がありました(でもこのあと、完全に墓地の中を抜けて進むようになります)。
山道が始まると、階段の土留めに使われていたのは車道のガードレールらしき部品でした。交換時期を迎えたガードレールの廃材利用でしょうか。これまでに様々な階段を見てきましたが、こんな階段は初めて見たような。
ひと登りすると大きな休憩舎が現れて、地味で訪れる人も少なそうな山なのに、ちょっと意外な感じでした。
休憩舎を過ぎると、鳥居をくぐってもう少し登りが続きます。鳥居の下は、先程と同じガードレール階段です。

鳥居をくぐった時点で予想していた通り、秋葉山の頂上に着くと、そこにはお社が。でも名前は不明でした。
頂上は狭いながらも、お社の脇に三角点と私製の標識があり、一段低い所にはベンチのような物もありました。
展望はほとんどなく、こんなふうに南西側の狭い範囲を眺められた程度です。見えているのは倉岳山あたり。

秋葉山から根本山に向けて進むと、今度はガードレール本体ではなく、その支柱が使われたと思われる階段を下ります。円筒状の部材そのままなので、丸い面で足を滑らせる人が少なくないのではと心配になりましたが。
ガードレール階段を下り切ったところにこの看板が立っていて、頂上にあった神社が秋葉神社だと分かりました(というか、常識的に考えて秋葉神社であることは分かりきっていたので、その単なる確認ですね)。
さらに進むと、大きな水道塔の脇を抜けていきます。このあたり、概ね道標による道案内に従っていれば大丈夫ですが、ただし公的な道標の整備状況は中途半端で、多くが私製の道標任せになっている印象でした。
水道塔の先からは、車道のような道になりました。水道塔の建設時に、作業道として拓かれた道なのでしょう。
車道のような道から再び山道に入る分岐点は、うっかりしていると、そのまま通り過ぎてしまいそうでした。
分岐点には、この通り私製の道標があるのですが(しかも複数)、色彩的に地味なので、見落としに注意です。
山道を歩く距離は短くて、またすぐに車道に合わさります。ここからは、今でも車が通っていそうな道でした。
再び車道を進んでいくと、今度は展望台への道が分かれました(写真赤丸の位置に標識あり)。
が、標識があまりに控えめですし、道もあまり歩かれていないのか踏み跡程度で、なんだか怪しげです。
案の定、ほとんど展望のないコブに余計に登らされただけで、またすぐ車道に降りてくるという、無駄なアルバイトになりました。そのコブでは、かつては良かった展望を遮るように樹木が成長してしまったのでしょうか。
その後は、根本山までずっと車道歩きが続きます。途中には、右手側に日大明誠高校のグラウンドが迫る区間があり、ちょうど放課後の部活動の時間に当たったらしく、生徒さんたちの大きな声が響いてきて賑やかでした。

根本山は、山というよりは丘のような地形をしていて、広さがある頂上部には大きな休憩舎があります。が、訪れる人が少ないのか、少々荒れ気味ですし、なんだか雑然ともしていて、居心地の良さはあまり感じません。
山頂を示す標識がなかった代わりに、「根本山」と彫られた石碑がありました(写真左側)。
南西側が開けていた根本山からの展望です。市街地が山裾まで迫っているのが良く分かる眺めで、中でも一番高いところに建っている家屋は、頂上と隣り合わせといえるような近さでした。

根本山から下り始めたら、ほんの1~2分で道路に出てしまいます(写真中央の林から出てきました)。
少し歩いたら、もうそこは市街地の中でした。コースタイム通りに歩いた場合、このあたりで薄暮を迎えることになる見込みだったのですが、50分ほど早く歩けているので、明るい間に駅まで歩けてしまいそうです。
国道に出たら左へ進み、この新町二丁目交差点を右折して上野原駅を目指します。
ここは往路でバスに乗って通った道で、そのまま直進するほうが駅への道順としては分かりやすいのですが‥‥
交通量が多いのに、中央道を跨ぐ橋に歩道がなくて危険なので、薬局の角を左折して、1本左の道に移ります。
すると、こうして車がほとんど通らない橋を安全に渡ることができます。
さらに、そのまま道なりに進んでいくと、駅への近道に繋がっていて‥‥
この歩道橋を渡った先が、もう上野原駅の真上あたりなのでした。
最後は階段を下って、上野原駅の北口へ。平日の午後、時間が限られた中での山歩きでしたが、なんとか日没前に歩き終えることができました。

タグ:高尾・陣馬
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日の出山・御岳山 [奥多摩]

2018/10/21(日)

■第390回 : 日の出山(902m)・御岳山(929m)


めっきり山に行く回数が減ってしまいましたが、この日は午前中に時間が作れたので、近くの大山(丹沢)でも軽く歩いてこようと出掛けてみたら、なんと小田急線が人身事故で本厚木より先に行くことができません。

そこで横浜線を北上しながら、高尾方面や奥多摩方面の山々の中から、代わりの行先を慌てて考えた結果、無計画で地図も無しにぶらりと行ける歩き慣れたコースとして、この御岳山を選んだのでした。

(往路)
古淵 05:15-05:19 町田 (小田急線運転見合せで引き返す)
町田 05:33-05:58 八王子 06:08-06:23 拝島
拝島 06:26-06:44 武蔵五日市 07:10-07:27 松尾

(登山行程)
松尾バス停    07:30
日の出山     08:55-09:10
御岳山      09:50-10:00
ケーブル下バス停 10:50

(復路)
ケーブル下 10:58-11:06 御嶽 11:19-11:35 青梅
青梅 11:39-11:56 拝島 12:01-12:12 八王子
八王子 12:20-12:43 古淵


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鉄道の人身事故で計画変更を余儀なくされ、出鼻をくじかれましたが、武蔵五日市駅に着くと、上空には雲ひとつない青空が広がっていました。スッキリとした秋晴れにテンションが上がります。
松尾行きのバスに乗り換えて、終点で下車します。乗客の中には、私のほかにもう1人登山者がいましたが、その方が1つ手前の白岩滝で降りたので、終点まで乗り続けたのは私だけでした。
バス道路をさらに奥へと少し進んだら、このY字路で左の細い道へ。
細い道に入ると、所々に少しきつめの登り坂が現れるようになります。でも涼しいおかげで、この程度の傾斜ならほとんど汗をかかずに登れるようになっていて、いかに久しぶりに山に来たのかが実感できました。
最後の人家を過ぎると、そのすぐ先が登山口。いよいよ山道が始まります。

登山道は、序盤はやや傾斜がきつく感じますが、やがて緩やかな坂道が続くようになり、歩きやすくなります。
時折足元に「日の出山の会」の小さな赤杭が現れて標高を教えてくれます(50m間隔の標高で見られました)。
「顎掛岩」の前を通過しました。日本武尊が蝦夷征伐の帰りに、この岩に顎をかけて関東平野を見渡したとか。
登山口で分かれた林道と再び合流します。標高約750mのこの地点までは、快適な登山道だったのですが‥‥。
すぐにまた林道と分かれると、そこから頂上までは、ほぼずっと木段が連続するきつい登りに変わります。
ほかの登山者の姿を一切見ないままずっと登ってきて、このまま誰にも会わないのかと思ったら、長かった木段がやっと終わり、頂上が見えてきて石段に変わる最後の10mくらいの地点で、初めて下山者とすれ違いました。

日の出山の頂上に到着すると、先客はたった3人だけで、意外なほど静かです。やや早めの時間とはいえ、オフシーズンでもないのにここまで空いていることは珍しいのでは。15分ほどの滞在中にも人は増えませんでした。
ここが日の出山の最高点。それにしても気持ちの良い青空です。地域や標高によっては紅葉も楽しめる時期になっていますし、これだけのお出掛け日和ですから、遠出をした人も多かったのでしょうね。
空気が澄んでいて展望も良好。南側には、当初行く予定だった大山などの、丹沢の山々が良く見えていました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
こちらは奥多摩の核心部です。現在地がさほど高くないので、雲取山は鷹ノ巣山の右隣にほぼ隠れている模様。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
富士山は、富士見台の右肩に、辛うじて頂上部だけが姿を見せていました。冠雪がなかったら分かり難いかも。
都心方向もスッキリと見渡せました。写真ではほとんど分かりませんが、肉眼ではスカイツリーが割とクリアに見えています。また、写真右側で真ん中あたりの高さが光っているのは、相模湾の海面です。

日の出山の次は御岳山へ。一旦鞍部まで下って、この鳥居をくぐると、御岳山への登り返しが始まります。
御岳の山上集落に入り、土産物店が並ぶ路地を抜けて、武蔵御嶽神社の大鳥居前まで来ました。ここが長い石段の始まりで、鳥居の先に見えている随身門をくぐって進みます。
300段を超える石段を登り切って、御岳山の頂上部に建つ武蔵御嶽神社の拝殿前へ。
さすがにここは観光客の姿も多く、普段通りの賑わいです。拝殿前に参拝者の列ができるのも、見慣れた光景。
御岳山の最高点を目指して、拝殿左脇にある神符授与所の前を通り、拝殿の奥にある玉垣内に入ります。
社地の最奥で、最も高い地点に鎮座するのが、この大口真神社です。
大口真神社の左脇には「御岳山山頂」の石柱が立ち、その奥が「奥宮遥拝所」になっています。
「奥宮遥拝所」に立つと、奥の院のピークを正面に拝む形になっていました。

武蔵御嶽神社を後にしたら、下山を開始します。時間的には、もう少し歩いていられる余裕があったので、この分岐で多くの人が行き交うケーブルカーの駅への道を見送って、右に分かれる表参道を下ることにしました。
今や舗装道路となっている表参道ですが、江戸時代の初期に整備された立派な杉並木が往時を偲ばせています。
ここで少し意外だったのは、表参道を登ってくる人と次々にすれ違ったことです。観光客なんて、ケーブルカーで登ってくる人ばかりだろうと思っていたら、自分の足で登っている人も結構いるのですね。
ケーブルカーの下の駅(滝本駅)が目前に迫ったあたりに、「杉並木一号大杉」があり、頂上側から順に振られた番号札の数字は「784」になっていました。幹回りの立派な約800本もの杉の大木ばかりが、約3kmにわたって道の左右に立ち並ぶ表参道は、古の風情を感じられるコースなので、是非1度は歩かれることをお勧めします。
「ケーブル下」バス停に到着したら、ここからはバスに乗って御嶽駅に向かいました。

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