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あじさいを見に、相模原北公園と相模原麻溝公園へ [雑感]

2021/06/18(金)

あじさいが見頃を迎えたと聞いて、この日は市内の名所として知られる相模原北公園と相模原麻溝公園を訪れています。あじさいは相模原市の「市の花」でもあり、なかでも相模原北公園のアジサイ園では、白あじさいの「アナベル」が一面に咲き揃って、白い絨毯のようにも見えるさまがとても綺麗でした。
相模原北公園のあじさい


今回も移動は自転車で、下図のように相模原北公園→相模原麻溝公園の順に巡りました。それなりに距離がありますが、行程全般にわたってほぼ平坦なので、ママチャリでも楽に走れる道のりです。
自宅からまずは国道16号線沿いを進んで、市役所のあたりを過ぎたら「あじさい通り」に入ります。
「あじさい通り」では、その名の通り沿道でもあじさいが見られました。


45分ほどで相模原北公園に到着です。
アジサイ園のほうに向かうと、まずは数株のあじさいと案内板に迎えられました。
約200種、10,000株のあじさいが見られるとか。特にアナベルの大群落が見事らしいので、まずはその一角へ。
昨年9月に来た時に、満開の彼岸花で真っ赤に染まっていたあたりを抜けていきます。
  (その時の写真は、津久井城山の記事(2021/09/30) の最後のほうに)


すると、その先の園路沿いに、早速アナベルがズラリと並んでいました。
さらに進むと、一面がアナベルで真っ白に染まっていました。ここがお目当ての一角です。
これだけの密度で咲き揃っているのは、なかなか壮観でした。


アナベル以外の品種もたくさん見られます。この淡い紫は日本自生種のホンアジサイ。
  ※あじさいの花の色は土壌の酸性度に左右されるもので、品種で決まっているわけではないらしい。
一方こちらはアバンダンス。
シロテマリは、その気品ある淡い青色が気に入りました。
その名の通り純白が鮮やかだったホワイトキング。
  ※このような白い品種は、色素を持っていないため、土壌の影響を受けず何色にも染まらないんだとか。
少し青みがかっていたのはインマクラータ。
このグリューンヘルツは装飾花と両性花が半々くらい。
ダンスパーティは少し変わった花の形をしていました。
純白の萼が折り重なる様子がまさにドレスのようだったウエディングドレス。
ウェディングブーケも、言われてみれば確かにちょっとブーケ感のある形状でした。


相模原北公園を後にしたら、再び自転車を45分ほど走らせて、今度は相模原麻溝公園へ。ここでも200種7,400株のあじさいが見頃を迎えていました。
園内に入るとすぐに、センター広場にある花時計の前に出ます。
花の谷に架かる「であい橋」の上から、花の谷の花壇を眺めました。


花の谷に降りて花壇とは反対方向に進むと、アナベルが咲き揃っている一角が。ここも見応えがありました。


続いて、フィールドアスレチック沿いの小道に入ると、そこでも様々な品種のあじさいが見られました。
鮮やかなピンク色をしていたのはメリットシュープリム。
アドリアは透明感のある青色でした。
やや紫色に近かったスマイルピンク。
こちらはナイチンゲール。これだけ品種が多いと、名付けるのも一苦労でしょうし、覚えるのも大変そう。
所々に「あじさい順路」の道標が立って道案内をしてくれます。
純白に輝いていたのはトーマスホッグ。
「あじさいの細道」なるものがあったので入ってみました。
短い寄り道だったけれど、両脇にあじさいが並ぶ小道を歩けました。
「あじさい順路」は芝生広場に沿ってさらに続いて、引き続きあじさいを楽しめます。
あらかた「あじさい順路」を歩き終えたら、あじさいに囲まれたベンチで少し足を休めていきました。


「あじさい順路」を巡った後は、せっかくですから展望塔の「グリーンタワー相模原」にも寄っていきます。
相模原麻溝公園には、今年2月に「みどりの散歩道」を歩いた時にも来ていましたが、その時は展望塔が緊急事態宣言の発令中で閉鎖されていたので、登るのは今回が最初です。
無料のエレベーターで、38mの高さにある展望室へ。
展望室に上がると、東西南北の4面それぞれに、展望写真のパネルが設置されていました。
しかしこの日は遠くが霞んでいて、展望パネル通りの眺めはなく、西側を見ても丹沢の核心部は雲の中でした。
それでも前衛の山々は見えていたので、一応写真に収めておきました。ちょっと残念な眺めですが‥‥。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
南東側には、横浜ランドマークタワーがどうにか見えていました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
私の自宅もある東側の眺めはこんな感じで、東京スカイツリーはハッキリとは見えていなかったようです。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
北側を向いても、奥多摩の山々までは見通せませんでした。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
最後の1枚は、眼下の公園内を眺めてみました。
    ※下の写真にマウスを乗せると、施設名などを表示します。


以上、私にしては珍しく花の記事となりました。
元来、人工的な景色には、たとえそれがどんなに美しかろうとあまり価値を感じないほうで、だから秩父の芝桜とか各地のイルミネーションイベントとかにもほとんど関心がなく、公園の花壇だってその範疇なので、もしも普通に登山ができる状況が続いていたら、まず足を向けることがなかった行先のように思います。
今回は、遠出を控えるべく自転車で行ける範囲を探していた折に、あじさいの記事を見つけたのでしたが、しばらく未更新だったブログに記事を書けるという副産物でもなかったら、果たして出掛けていたかどうか‥‥。

それはともかく、この日は歩いた距離なんて大したことがなく、自転車でも平らな道しか走っていないのに、帰宅後の疲労感が半端ではなくて、アタマで考えていた以上に体力が落ちていることを思い知らされました。
自宅近くを歩き回る程度(約4kmのコースをほぼ毎日歩いています)では体力維持になってなさそうなので、今回のように自転車での移動も絡めたりして、もう少し長い時間身体を動かし続けておくほうが良いのかな。

タグ:雑感
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