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三頭山 [奥多摩]

2019/09/12(木)

■第412回 : 三頭山(1531m)


この日の行先は奥多摩の三頭山です。今年の夏は連日のように雷雨が発生するなど不安定な天気が続いて、すっかり山に行く回数が減っていたところへ、久しぶりに安定して晴れる予報が出たので平日に出掛けてきたのですが、あいにく山の上は雲の中。終始、霧にけむる景色を見続けるだけで終わった山歩きでした。

(往路)
古淵 06:37-06:59 八王子 07:05-07:16 立川
立川 07:26-07:59 武蔵五日市 08:22-09:30(早着09:20) 都民の森

(登山行程)
都民の森バス停 09:25
鞘口峠     09:45
三頭山(東峰)  11:00
三頭山(中央峰) 11:05
三頭山(西峰)  11:10-11:20
ムシカリ峠   11:30
三頭大滝    12:05-12:10
都民の森バス停 12:30

(復路)
都民の森 13:05-13:16 数馬 13:19-14:19 武蔵五日市
武蔵五日市 14:39-14:56 拝島 15:01-15:12 八王子
八王子 15:22-15:45 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

武蔵五日市駅からバスに乗っておよそ1時間、都民の森まで上がってきました。三頭山に登る時はたいてい、もっと下から登り始めているのですが、ここ4ヶ月ほどは月に1回ずつしか山に登れていないことで身体が鈍っているはずなので、今回は標高1000mまで交通機関で上がってしまう軽めのコース設定にしたのです。
冒頭に書いた通り、好天の予報が出ていたはずなのに(少なくとも前夜までは)、標高1000m付近から上は雲の中に入っているようで、バス停の周辺もこんな景色。当面はガスに巻かれて歩くことになりそうです。
それでも予報を信じて、天気の好転を期待して歩き始めます。平日だからか、バスの乗客は10人を少し上回る程度だったほか、車で来ている人も少ないようで、登山道も人影はまばらでした。

森林館へ昇る階段は、下半分ほどがクッション性のある素材で作り替えられていて、その区間は快適でした。
森林館の建物もすっかり霧に煙っています。
森林館を過ぎて山道を歩くようになると、木々の下に入った時に水滴が落ちてくるようになったので、きっと少し前までは雨が降っていたのでしょう。でも鞘口峠に上がるまでは、ほとんど濡れることもありませんでした。
十字路になっている鞘口峠を左折して、引き続き三頭山を目指します。
その後は登るにつれて、木々から落ちてくる水滴の量が増えていきます。中にはかなり降り方の激しい所も出てきたため、確信はないながらも再び雨が降ってきたらしいと感じて、途中の平坦地で雨具を着込んでいます。

鞘口峠から三頭山への道は、途中で2度ほど「登山道」と「ブナの路」に分かれますが、今回はどちらも右に分かれる「登山道」のほうを選びました。こちらは1度目の分岐点です。
少しの間、雨具を着て歩いていましたが、上空が開けた場所に出てみたら、なんと実際は雨なんて全然降っていなくて、とんだ勘違いだったようです。なので、以降は荷物が濡れないようにザックカバーを着けたままにしただけで、雨具は脱いで行動することに。少し前に降ったらしい雨も量は少なかったらしく、登山道も多少湿っている程度で、雨の影響をほとんど感じることなく歩けました。
「登山道」と「ブナの路」は、ここで一旦は合流しますが‥‥。
ほどなく再び分かれることに。ここも右に分かれる「登山道」を選びました。
9日の早朝に強烈な台風が通過した影響で、都民の森の公式HPによると「登山道に倒木が多数でています」とのことでしたが、今回歩いたコースに倒木は一切見られず、所々で枝葉が少しばかり散乱している程度で、歩く上での支障は全くありませんでした。きっとこの2日間でかなり手入れをされたのでしょう。感謝です。
2度目の合流点です。ここでは登山道側に「道幅狭し 足元注意」の掲示があって、確かにここまで来る途中、下る時には少し注意して歩くほうが良さそうな場所がありました。
高度が上がるにつれて、ガスはいっそう濃くなっていきます。
すれ違う人は僅かですし、木々から滴が落ちる音が聞こえてくるだけの、少し物寂しい雰囲気です。

頂上直下にある、三頭山東峰への分岐点まで登ってきました。
そこからは、わずかな登りで三頭山の東峰に到着です。この調子では、当分天気の好転なんて望めなさそう。
近くにある展望台に向かってみても、こんな天気だからか誰もいません。
展望台のテラスに立っても、もちろん何も見えませんでした。
東峰に戻って、稜線を少し進んだところが中央峰で、あまりパッとしない場所ですが、三頭山の最高点です。
中央峰から西峰に向かうには、一旦鞍部の御堂峠まで下って、登り返します。
御堂峠から西峰への最後の登りです。
3年ぶりに訪れた三頭山の西峰には、大理石製の立派な標識が出現していました。金かかってんだろ~な~。
結局ここまで天候はずっと変わらず、展望は皆無。富士山はおろか、数m先の樹木すら霞んでいる状況でした。
場所を選べば、頭上の木々から落ちてくる水滴を避けられるベンチがあったので、少し休憩していきます。10分ほど滞在している間、ほかの登山者は全く現れず、ずっと私ひとりの山頂でした。平日なので元々人が少ないだろうとは思っていましたが、ここまで静かだったのは意外です。

三頭山の西峰からは南へと下ります。すぐ下のムシカリ峠までは、ほぼ木段ばかりの道でした。
ムシカリ峠からは、そのまま三頭大滝へと下ります。当初はここから大沢山に向かったのち、やや大回りな経路で出発地へ戻る予定でしたが、ずっとガスガスの中であまりテンションが上がらず、計画を縮小したのでした。
ムシカリ峠から下る道が、歩きやすい土の道だったのは、はじめのうちだけでした。
ほどなく石ゴロの道に変わってしまい、一歩一歩の足の置き場に気を遣う状況が結構長く続きます。
しばらく下ってからは、道は三頭沢に沿うようになります。最初の徒渉点では、沢の流れはまだ穏やかでした。
その後も石ゴロの道が続きます。この日は三頭山に登頂した時点ではほとんど疲労がなくて、軽めのコース設定にしただけに体力的には余裕だったと思っていたら、この下りで膝がガクガクし始めました。やはり、このところの運動不足から確実に筋力は落ちていたらしく、先程さらにコースを縮小しておいて大正解だったようです。
そして下るとともに、三頭沢の流れも水嵩が増していきます。
ただ、良く整備された登山道だけあって、徒渉点はあまり靴を濡らさずに難なく渡れるようになっていました。
野鳥観察小屋からの道を合わせる地点には、「ブナの路テラス」がありました。
その後も何度か徒渉を繰り返しますが、以降の徒渉点はそれまで以上に人工的になって、渡るのは楽々でした。

石ゴロの道がようやく終わって広い道に出ると、間もなく大滝休憩小屋の前を通過します。
すると右手には吊り橋が見えてきて‥‥。
その吊り橋への分岐に出るので、迷わず橋に寄って行きます。
滝見橋というその橋は、対岸へ行ってもその先に道はなく、橋上から滝を見るためだけにある変わった橋です。
滝見橋を渡り始めると、右手の上流方向に三頭大滝が見えてきました。
三頭大滝は落差が35mある雄大な滝で、この橋もこの時は私だけだったので、ゆっくりと眺めていきました。

元の道に戻ると、その先はウッドチップが敷かれたほぼ平坦な歩きやすい道。三頭大滝から森林館までの約1kmの区間は、2007年に東京都内で初めて「森林セラピーロード」に認定され、「大滝の路」と呼ばれています。
森林館まで戻ってきました。登る前は建物が霧に煙っていたので、ガスが下から少し晴れてきているようです。
最後は都民の森駐車場にあるバス停で、帰りのバスを待ちます。あいにくの天気にはガッカリでしたが、途中で出会った登山者は十数名と少なくて、最後まで静かに歩けたのは良かったかな。

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南沢あじさい山・金比羅山・日の出山 [奥多摩]

2019/06/17(月)

■第409回 : 南沢あじさい山・金比羅山(440m)・日の出山(902m)


今回は久しぶりの平日山行です。
山歩きも1ヶ月ぶりなので、行先には歩き慣れた奥多摩の日の出山を選び、足慣らし気味に登ってきました。
そんな訳で、距離が長い代わりに緩やかな坂道が続く金比羅尾根コースを登路に選択したほか、尾根への取り付きを南沢あじさい山経由にして、この時期ならではの風物詩も少しだけ味わっています。
紫陽花が見頃を迎えつつあった南沢あじさい山

(往路)
古淵 05:27-05:49 八王子 05:51-06:03 拝島
拝島 06:06-06:24 武蔵五日市

(登山行程)
武蔵五日市駅     06:30
南沢あじさい山(入口) 07:00
金比羅山(金比羅公園) 07:35-07:45
白岩滝分岐      09:20-09:30
日の出山       10:10-10:45
松尾バス停      11:35

(復路)
松尾 12:02-12:19 武蔵五日市 12:39-12:56 拝島
拝島 13:01-13:12 八王子 13:30-13:42 橋本
橋本 13:45-13:55 古淵


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武蔵五日市駅で電車を降りたら、初めてこの地下通路を通って、北口に向かいます。
通路から地上に出たところです。ここが武蔵五日市駅の北口で、左側に建っているのが駅舎でもあるのですが、そのことを示す駅名標などの類が何もなくて、ちっとも駅前らしさのない寂しい風景でした。

この日、まず最初に向かうのは「南沢あじさい山」です。個人の方が所有されている山に、半世紀近くかけて植えられた紫陽花が今や1万株にもなり、毎年6月中旬から7月中旬にかけて見頃を迎えます。
個人の管理ながら、しっかりとした散策路が整備されて一般開放されているので、年を経るごとに知名度が上がり、ついに今年は開花シーズンに合わせて武蔵五日市駅からシャトルバスが運行されるまでになりました。

とはいえ、元々は公共交通がなかった所なので、駅前から道標による道案内が始まっていました。道順も割と単純ですから、大抵はこの道標に従って歩いているだけでも、迷わずに目的地までたどり着けるでしょう。
しばらくは、家々が建ち並ぶ中をほぼ平坦な道で進みます。家並みが途切れた先には、少し急な坂道も。
沿道には「ZIZI」と呼ばれる森の妖精たちが随所に現れます。これは造形作家として知られる友永詔三氏による製作で、元々は氏の作品を展示する「深沢小さな美術館」への案内役として立てられたらしいのですが、現在はこのあたり一帯で広く見掛けるようになっていて、地域の雰囲気にもすっかり馴染んでいるように感じます。
また進むにつれて、紫陽花の花も多く見られるようになってきました。
南沢あじさい山への最後の分岐点。ここを左に入ると、まもなく到着です。
左手に駐車場が続くようになり、目に入る紫陽花が増えてくると、前方にそれらしいものが見えてきました。
駐車場の奥にはシャトルバスのバス停も。今年は6/8(土)~7/7(日)に運行され、本数は1時間に1本程度です。

「南沢あじさい山」の入口に到着です。名前の由来は、この山を所有し整備されているのが南沢さんと仰る方だからのようです。少し先には住居らしい建物も見えていました。
紫陽花の開花時期は入山料(¥500)が必要だと知っていたのに、迂闊にもここで財布を出してみたら小銭がありません。しかも、公表されている入山時間(8:00~)より1時間も早かったためか、あたりに人の姿がなく、千円札ではお釣りがもらえなさそうです。少し躊躇った末、結局支払わずに入ってしまいました。ごめんなさい。
中に入ると、歩きやすく整備された散策路の両側で、早速紫陽花がお出迎えをしてくれました。
ウェブでは5分咲き程度との情報でしたが、その数字よりは良く咲いていた印象です。
緩やかな傾斜の道で斜面を登っていきます。奥に進むにつれて紫陽花の密度が濃くなるようですね。
紫陽花のアップです(冒頭と同じ写真)。

5分ほど進んだあたりに分岐があって、金比羅山への「近道」なる道が分かれていました。まさに、金比羅山を目指しているところだったので、あまり深く考えずにその道に入ります。
するとすぐに紫陽花のエリアから外れて、何の変哲もないただの山道に変わってしまったのですが‥‥。
ここの木段には大いに感心させられました。段と段の中間に小さな補助段があって、大きな段差を1度で登らずにすむようになっていたのです。そこそこ急な木段なのに、おかげで登るのがさほど苦しくありません。
残念だったのは、その後はもう紫陽花を見ることがなくなってしまったこと。左側の斜面には、先程分かれてきた道の続きと、その周囲に群生する紫陽花が見えていて、それがまた見事だったので、「南沢あじさい山」の核心部もその先にあったのでしょう。でも、入山料を払わずに入ってきた手前、これでむしろ丁度良かったのかも。
その後も断続的に木段が現れますが、いずれも補助段付きの登りやすい木段でした。紫陽花のエリアからは外れましたが、周回で利用されるこの道も南沢さんが整備されているように思われて、手間暇かけた心配りに頭が下がる思いでした。ほかではこのような補助段を見たことがありませんが、各地の木段も見習ったら良いのでは?

しばらく登ったところで、紫陽花エリアから登ってきたらしい道が合わさりました。その道は次の機会にでも。
金比羅山へはさらに木段が続いて、かなり急になりますが、引き続き補助段のサポートで登りやすかったです。
林道に上がったところで、急な登りは収まります。
林道上から、登ってきた登山道を振り返りました。
林道を少し歩いて、金比羅尾根上の登山道に入りました。この日の最終目的地は日の出山ですが、ここは一旦日の出山と反対の方向に進んで、まずは金比羅山へと向かいます。
このあたりの登山道はアップダウンが少なくて、気持ち良く歩けました。

金比羅山を示す道標に従って進んでいくと、ほどなく、琴平神社が建つピークに到着です。
このピークは金比羅公園として整備されていて、休憩舎やトイレなどが配置されています。平日の、しかもまだ朝の7時半過ぎとあってか、ここも着いた時は無人でひっそりとしていました。
私製ながら金比羅山の山名標がありましたし、この手前ほんの100mほどあった分岐点の道標が、今いる方向を金比羅山と示していたのを見てきたばかりでもあるので、この時点では、ここが金比羅山だと確信しています。
だからこの周辺図も、現地では良く見もせずに、ただ写真を撮っていただけだったのですが‥‥。
記事を書くにあたり改めて見てみると、この周辺図が、現在地を金比羅山とはしていないことに気付きました。
というのも、周辺図の上方向への道に「至 金比羅山」と書かれているのです。これは歩いて来た道を戻る方向であって、手前の分岐点に立っていた道標が金比羅公園の方向を金比羅山としていたこととは矛盾します。
そこで地形図を確認したところ、地形図は少し離れた所にある468mピークを金比羅山としていたので、この周辺図はそれに倣っているのでしょう。一方の道標のほうは、金比羅公園=金比羅山としているのだと思います。

でもこの時は地図を見ていなくて、468mピークの存在を認識しておらず、そのまま金比羅公園で休んでいたので、この記録では金比羅公園=金比羅山とすることにして、金比羅山の標高も金比羅公園の約440mとしました。
金比羅公園では東側が開けていて、都心方面を眺めることができ、スカイツリーもハッキリと見えていました。
休憩後、琴平神社から来た道を戻ろうとすると、すぐ先にある大岩に注連縄が張られ小祠が祀られていました。
大岩の脇に踏み跡を見つけて裏手に回ると、岩塊がさらに奥へと連なり、岩道がその中を縫うように続きます。
岩塊の一番奥まで進むと、さらに2体の石仏が祀られていて、どことなく神聖な雰囲気が漂っていました。

さらに踏み跡を追うと、先程通ってきた分岐点に出ました。ここに立つ道標が金比羅公園の方向を金比羅山としている一方で、地形図が金比羅山だとする468mピークは、逆方向の日の出山側に少し進んだあたりにあります。
来た道を戻って、先程林道から上がってきた地点に帰ってきました。途中では右手に分岐する踏み跡があったのを見ていて、それが468mピークに通じていたらしいのですが、地図を見ずに歩いていたためスルーしています。

金比羅山への寄り道を終えたら、あとは日の出山を目指して金比羅尾根をひたすら登ります。この先はもう何度も歩いている道になり、この記録も以降はあっさりと書き進めますのでご了承下さい。
冒頭にも書いた通り、金比羅尾根は距離が長い代わりに傾斜が緩やかで、楽に歩けるコースです。でもその分だけ時間が長くかかるほか、景色の変化も少なくてやや単調なので、歩くこと自体が好きな人でないと退屈かも。
金比羅山から1時間ほどで、2年前に歩いたロンデン尾根コースへの分岐点を通過します。その時は、日の出山からここまで下ってきたのち、分岐側の道へと進んだのでした。
麻生山の手前には、真新しい麻生山への分岐標識が立っていました。2年前にはこの標識はなく、実際に麻生山の南側では一部で不明瞭になる道を歩いていたのですが、その後整備されたのでしょうね。
今回は麻生山には寄らず、白岩滝分岐へ直行したら、金比羅山から1時間半ほど歩いたので少し休憩します。

さらに進むと、初めて日の出山を見られる場所があって、肉眼では山頂に建つ東屋もしっかり見えていました。
日の出山の手前で、このあと下る予定の滝本からの道を合わせます。平日ということもあって、朝からずっと人の気配がない中を歩いて来ましたが、ここから先では、ようやくほかの登山者を見掛けるようになりました。
日の出山の直下は急な木段が続いて、いつ来ても苦しいところです。

日の出山に到着しました。中央の露岩の上がたぶん最高点で、三角点もその近くにあります。
35分ほど滞在している間、この頂上で居合わせたのは合わせて15人くらいだったでしょうか。
良く晴れて、カラッとした陽気だったので、この時期にしては展望はまずまず。こちらは南側の丹沢方面です。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
上空を雲が覆っていた西側も、奥多摩核心部あたりの山々は良く見えていました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
間近にそびえる大岳山も、さすがにこの時期は緑が濃く見えます。
東側は、遠くの筑波山まで見通せていて、この日いかに空気が澄んでいたかが分かります。
だから都心方面も割ときれいに見渡せて、肉眼ではスカイツリーやランドマークタワーなども鮮明でした。

日の出山でゆっくりと休んでから下山を開始。いくつかの分岐点を経て、ここから滝本へ下る道に入ります。
顎掛岩の前を通過します。今年の2月にこの道を歩いた時、このベンチはまだ設置されておらず、組み立てる前の資材が地面に置かれているだけでしたが、4ヶ月も前のことなので、さすがにきちんと完成していました。
一貫して傾斜が穏やかな歩きやすい道を、快調に下って35分ほどで滝本の登山口へ。ここからは車道歩きです。
バス道路に出たら、何もない場所にある「日の出山登山口」バス停はスルーして、もう少しだけ先へ。
というのも、ひとつ先の松尾バス停まで歩くと、日陰のベンチに腰を下ろしてバスを待てるからなのでした。(さらに、運賃もいくらか安くなりますし、公衆トイレもあります(男性用は道路からほぼ丸見えだけど‥‥))

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日の出山・御岳山 [奥多摩]

2019/02/02(土)

■第399回 : 日の出山(902m)・御岳山(929m)


今年の1月は記録的な降雨量の少なさで、南関東エリアの多くの山々には、全く雪が降っていない状況でした。
ようやく月末の31日になって、夜の短い時間ではあったものの、山間部ではいくらか積もる程度の雪が降ったようなので、その2日後の朝、久しぶりの雪の感触をお目当てに奥多摩へ出掛けてきました。

しかし最初に登った日の出山の登山道には、ほとんど積雪がなくて、大いに期待外れに終わってしまいます。
それでも御岳山エリアに入ると、10~15cmほどの積雪になっている箇所が多くなり、しかも朝早く出掛けてきた甲斐あって、まだあまり踏み固められていない、良く締まった雪道の感触を楽しめるようになりました。
なかでもロックガーデンを周回する間は、局所的にはかなり雪が深い場所もあり、ほとんど人がいなくて静かな時間帯だったことも幸いして、一面の雪景色の中に漂う凜とした雰囲気を存分に味わえています。

(往路)
古淵 05:36-05:58 八王子 06:08-06:23 拝島
拝島 06:26-06:44 武蔵五日市 07:10-07:27 松尾

(登山行程)
松尾バス停 07:30
滝本登山口 07:45
日の出山  08:55-09:10
長尾平   09:55
天狗岩   10:05
綾広の滝  10:30-10:35
長尾平   11:00
御岳山   11:10-11:25
御岳山駅  11:45

(復路)
御岳山 11:45-11:51 滝本/ケーブル下 12:01-12:09 御岳駅
御嶽 12:19-12:40 青梅 12:48-13:07 拝島
拝島 13:31-13:42 八王子 13:50-14:05 相模原
相模原 14:08-14:15 古淵


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どこに出掛けるのかは少々迷いましたが、御岳ビジターセンターの最新情報(前日更新)に「御岳山周辺は積雪15~20cmで軽アイゼン必須、日の出山方面も真っ白」とあるのを確認して、この2山を行先に決めてきました。
武蔵五日市駅まで来ると、市街地に雪はなかったものの、周囲の山々はそこそこ白みががって見えていました。
松尾行きのバスの乗客はわずか2人で、登山者は私だけでした。松尾バス停周辺に雪はほとんど見られません。
つるつる温泉へと続くバス道路を少し歩いて、ここから細い道に入ります。
滝本集落への細い道にも、雪は時折うっすらと積もっている程度でした。集落に着く手前で、早々と下山してきた単独行のハイカーとすれ違いましたが、その後は全く人と会わなくなります。

松尾バス停から15分ほどで滝本登山口へ。ここは上空を遮る樹木がなくて、少し白くなっていましたが‥‥。
登山道に入ると積雪はほぼ皆無で、このあたりでも樹林帯の下まで積もるような降り方ではなかったようです。少し白く見えるのは、樹木への着雪が時間を経て落下した物が主体で、私もこのあと何度か直撃を食らうことに。
標高を上げていくうちに、いくらか積雪も見られるようになりますが、このような場所は限定的でした。
この登山道はつい最近補修工事が行われていて(登山口に看板あり)、真新しい木段を何度も見掛けました。
標高650mほどの顎掛岩まで登ってきても、まだ雪はわずかで、ちょっと期待外れです。
顎掛岩の近くには、新しいベンチが設置されるようですね。
顎掛岩の少し先で、景色が少し開けます。元々うっすらとしか積もっていなかった雪も、陽当たりの良い場所ではとっくに消えてしまったようで、地面もすっかり乾燥していました。

さらに標高を上げると、雪が残る場所が次第に増えてきましたが、量のほうは相変わらず物足りなかったです。
林道との合流点で、上空が開けているからか雪が深くなったのも束の間、雪はこの先ですぐに少なくなります。
ようやく雪の感触を味わえる場所が続くようになったのは、いい加減頂上直下の木段まで登ってきた頃でした。

日の出山の頂上に到着しました。登山口からは全く人と会わずに登ってきて、到着時の先客もわずか2人という少なさ。やはり今回のような雪の降り方では、もう少し標高の高い所を目指した人が多かったのでしょう。
頂上の積雪は10cmほどでした。最高点にある三角点や標柱の周囲に雪がなかったのは、誰かが除けたのかな?
日の出山からの展望です。空気は良く澄んでいて、南側には丹沢の山々がスッキリと見渡せました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
大岳山(右)にはそこそこ雪が積もっているようです。左に写っている富士見台の右肩には少しだけ富士山も。
とはいえ上の写真では富士山をほとんど認識できないので、富士見台のあたりをアップにしてみました。
北東側に見える奥多摩の奥深いエリアの山々も、それなりの雪化粧をしていました。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。

日の出山から御岳山へ向かってみたら吃驚。なんとそれまでの状況が一転して、しっかりとした雪道が現れたではありませんか。日の出山までの物足りなさゆえ期待していなかったところ、俄然テンションが上がりました。
しかも、まだそんなに踏まれていないので、キュッキュッと雪を踏み締めて歩く感触が残されています。
木段のところばかりは、みんなが同じように踏むので雪が薄くなっていましたが、それでも踏み固められる前だったので滑ることはなく、シューズに滑り止めを着けないままでも歩くのに支障ありません。
鞍部を過ぎて、御岳山への登り返しに変わっても、楽しんで快適に歩ける雪道が続きます。
日の出山と御岳山の間は、ほぼ一貫してしっかりとした雪道が続いて、雪が少ない場所は限られていました。

御岳集落に入ると、集落内の道路は当然ながら完全除雪されていました。
武蔵御嶽神社の大鳥居前まで来たら、神社へ続く250段の石段が始まります。さすがに降雪後とあって、ここも登山者や観光客の数は少なかったようで、休日の日中にここで人が入らない写真を撮れるのは珍しいと思います。

さて、日の出山に着いた時点では、雪も少ないことだし、あとは御岳山と大塚山を回ったら帰ってしまおうかと思っていたのですが、御岳山までの登山道の積雪状況からすると、ロックガーデンがそれ以上の雪景色になっているのを期待できそうです。そしてそれは、ほかの人よりも早く行けば行くほど、より楽しめるはず。
そこで、御岳山に登るのは後回しにして、石段を途中で外れて、長尾平・大岳山方面への登山道に入ります。
2箇所あるロックガーデンへの分岐のうち、長尾平の分岐は見送り、その少し先の2番目の分岐を選びました。
ロックガーデンへ下る道は、深い樹林帯に入るからか、期待に反して積雪はやや少なめに。ちょっと微妙かな?
ただ、先行者の足跡が少ないのは良い材料です。下った先にどんな景色が待っているのか、ワククワでした。
天狗岩まで下ってきたら、もうロックガーデンはすぐ下です。ところで、ここで会った2人のハイカーが、てっきりすぐ後に続いてくるかなとこの時は思ったのでしたが、そうではなかったようです。

ロックガーデンに着きました。これは、なかなかいい感じの雪景色ではありませんか。
雪の深さは15cmくらいでしょうか。先行者の踏み跡を外せば、新雪の感触も味わえますが、チェーンスパイクもスパッツもザックに入れたままなので、とりあえず踏み跡を追います。それでも、まだあまり踏まれていない雪は柔らかくて、歩いているのがとても楽しいですし、ここに来てみて良かった!
前後を見渡してもほかに誰もいません。沢の水音のほかに聞こえるのは、雪を踏み締める自分の足音だけ。
途中で何度も沢を渡ります。飛び石の上は少々滑りやすくて、シューズのままで歩くには慎重さが必要でした。
上流に向かうにつれて、雪は少しずつ深くなっていくようです。
途中にある休憩舎では2人のハイカーが休憩中で、ロックガーデン内で見掛けた唯一の人の姿になりました。
さらに沢沿いを遡ると、沢幅が狭まった箇所に差し掛かります。
ちょっとしたゴルジュ(というと大袈裟ですが)を通過します。岩道になるので、少し足元に気を遣った所も。
このあたりまで来ると、流れが細くなった沢の水音も弱まって、ほぼ静寂に近い世界でした。
ロックガーデンの最上部が近付くと、いっそう雪が深くなりました。その一方で足跡の数が少し減ったような気がしたので、先行者の中には途中で引き返した人がいたのではと思っています。
綾広の滝が見えてきました。
綾広の滝です。さすがにこんな状況下なので、勢いなくチョロチョロと流れ落ちるような具合でしたけれど。
綾広の滝の先には、短いけれど急登となる区間があります。ここだけは、チェーンスパイクを装着する必要があるかもと思っていましたが、実際に歩いてみたらシューズのままでも全く問題ない状況でした。
ほどなく、大岳山への登山道と合わさる地点にある休憩舎が見えてくれば、ロックガーデンの遊歩道もおしまいです。結局この日、最後までチェーンスパイクは使わずに済んでしまいました。

あとは、登山道を歩いて御岳山へと戻ります。さすがに大岳山への登山道は良く踏まれていました。
陽当たりの良い場所では、雪が全くなくなってしまっていることも。
途中には新しい公衆トイレができていました。確か前回ここを歩いた時は、まだ設置工事中だったっけ。
周囲の状況によっては雪が深い所もあったりして、引き続き雪の感触も味わえました。

武蔵御嶽神社の石段の途中まで戻ってきました。
石段の残りを登り詰めていきますが、なんと途中で両足の腿が攣りそうになって、休み休みでないと登れません。1ヶ月ぶりの山歩きでしたし、雪道のために普段と違う筋肉の使い方をした影響もあったのでしょうか。
御岳山の頂上に鎮座する武蔵御嶽神社です。
やはり参拝者は少なめで、いつも途切れることのない参拝待ちの行列が、この日はほとんどできませんでした。

神社の奥に進んで玉垣内に入ったら、「御岳山山頂」の石柱が立っている大口真神社へ。
上の写真でも左奥に写っていますが、最も奥にある奥宮遥拝所のあたりが、御岳山の最高点だと思います。
最後に奥宮遥拝所の前に立って、奥の院を軽く拝んでいきました。

御岳山でゆっくり休んだら、さっき一旦腿が攣りそうになったりしていたので、あとは大人しくケーブルカーに乗って下山することにして、完全除雪された御岳集落内を抜けていきます。
ということで、御岳山ケーブルカーの御岳山駅へ直行です。
駅前に着いたら、ちょうど30分に1本の発車時刻間際だったので、写真を撮るのもそこそこに飛び乗りました。

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