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ちょっくら更新(ほぼ内容ありません) [雑感]

2023/04/29(土・祝)

しばらく何も書くことがなくて更新が滞っていたら、また広告が表示されるようになってしまったので、たいして中身のない記事ですが広告対策としてとりあえず更新しておきます。



実は家庭の事情で3月の中頃から忙しくなり、諸々の手配やら手続きやらに追われる日々となりました。
高齢の親は足腰がもう万全とは言えず、外に出向く用事のほとんどを一手に引き受ける形になったのです。
幸い、早めにお仕事をリタイアしていたから、時間には不自由せずに済んでいますが、一般的には働きながら同じような局面に立つことが多いでしょうし、もし自分がそうだったらお仕事を毎日しながらでもできる自信はなく、一体どうなっていたかと思うとゾッとするほどの作業量です。皆さんどう時間を工面しているのだろう?

ただ、諸手続きが一般的なケースよりも順調に進められていそうな一方で、さすがに以前からの日課だったウォーキングまではなかなか時間を回せません。どこかに出向く時くらいは、なるべく歩いたり自転車を使ったりして、乗り物に頼らないようにしているものの、めっきり身体を動かす機会が減ってしまいました。

てな訳で、しばらく山はお預けって感じになっていますし、じきに再開できるにしても、まずは衰えた脚力を立て直すところから始める具合になりそうで、満足に山を歩けるようになるまでには少し時間がかかりそう。



とはいえ、この1ヶ月ほどで結構片付いて少しは先が見えてきましたし(でも残っているのが結構なクセ物揃いだったりしますが)、休日はさすがにできることも少ないので、この日はちょっくらお遊びでの外出です。

やって来たのはイオンシネマ座間。相模原市から、南側に隣接する座間市内へ少し入ったあたりにあります。
こちらでは、14日に公開となった「名探偵コナン」シリーズの最新作、劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が上映中ですが、その鑑賞が目的という訳ではなく‥‥
某ゲームアプリとのコラボが開催され、「上映劇場連動GPSキャンペーン」として、上映館でアプリの特定の操作をすることで、ゲーム内で使用できるアイテムをゲットできるのでした。


時系列が逆転しますが、映画館の少し手前にあるイオンモール座間まで来てアプリを操作してみたところ‥‥
アプリがもうチェックイン対象エリア内にいると認識してくれて、目的が果たせてしまったため、映画館まで行く必要はなくなっていたのですが、一応写真だけでもと撮りに行ったのが冒頭の1枚でした。

ちなみに移動手段は自転車です。直近では、相模原市役所までの約5.5kmの往復が最長だったのに対して、ここまでの走行距離は片道約6.1kmあり、ここ最近で一番の遠出になりましたし、結構風が強い日でペダルを漕ぐのが大変だったので、いい運動にはなったかも。自転車での移動圏内に対象の上映館があって幸いでした。
 (無課金でやっているゲームゆえ、移動にお金がかかるようだとポリシー上受け入れがたくなるのです)



さて片道約6.1kmの大半は車道を走る区間でしたが、小田急線よりも南側では、歩行者用の緑道「相模が丘 仲よし小道 “さくら百華の道”」を走行できて快適でした。そして、この緑道を訪れたのは2回目になります。
私を2度もここに引き寄せたのは、緑道沿いにある「相模野基線中間点」なるものの存在。
コロナへの警戒から、交通機関の利用を控えて自転車で移動可能な範囲内で行動するように工夫していたさなかの2020年11月、公園歩きと絡めて最古の三角点巡りをした際にも来ていたのです(その時の記事はこちら)。
(「相模野基線中間点」設置の経緯や歴史的価値を記した解説板は緑道脇に)

三角点自体は緑道上にはなく、わずかに離れた一般道に埋まっていて、このマンホールの中にあるらしい。

「相模野基線」とは、明治時代に近代測量の基準を定めるために設置された最初の測量点を結ぶ線。両端に置かれた北端点と南端点が、やがて全国に広がる三角測量の起点となったという、日本の近代測量の発祥にまつわる史跡です。北端点は相模原市内に、南端点は座間市内にそれぞれあって、ここは両者の中間点に当たります。

登山者にとって三角点の存在は比較的身近ですし、これら3箇所がどれも自宅から自転車での行動圏内だと知った2年半前には1日で全部を巡っていて、今回は映画館への道すがら、この中間点だけを再訪したのでした。

‥‥などと、私的な内容以外の情報も少しは盛り込んでおいたところで、この記事を締めたいと思います。次はちゃんと山の記事を書けると良いけれど、いつになることやら...。

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厚木市飯山の「ローバイの丘」 [雑感]

2023/01/22(日)

 高松山→七沢森林公園→白山→桜山 と巡り歩いたこの日、白山・桜山からの下山後は、飯山観音の近くにある「ローバイの丘」で、見頃を迎えていたロウバイを愛でてきました。

山歩きを終えて飯山観音(長谷寺)まで下ってきたら、駐車場脇の「桜の広場」の奥にある遊歩道の入口へ。お目当ての場所は、飯山花の里~金剛寺~飯山観音を結ぶハイキングコースの途中にあるのです。
遊歩道を進んでいき、ほどなく右手に開けた斜面が現れると、見頃を迎えていたロウバイに迎えられました。
あたりには、梅やキンモクセイにも似た感じでとても上品な、ロウバイ独特の甘い香りが漂います。
黄色の花色が濃いものと、淡くて白っぽい色合いのものとがあるようです。ロウバイの代表的な品種に「素心蝋梅」と「満月蝋梅」があって、ここには両方が入り混じって植栽されているようですが、でも実はこの2種類を色などの外見で区別するのは困難で、さらに中間的な品種も広まっているらしく、なかなか複雑なようです。
人出は予想より少なめで(ちょうどお昼時でした)、人物の写り込みを気にせず自由に動き回れています。
ロウバイの写真をいくつか続けます。
この「ローバイの丘」は、7年ほど前から「みどりと清流のふるさと創造委員会」が1,000本あまりを植えてきたもの。休憩用の東屋が設置されたほか、定期的な草刈りなどの活動も行われて、良く整備されています。
今年の開花状況は例年並みで、2月上旬頃まで楽しめるとのことです。
花を楽しんだら、近くの飯山観音前バス停から本厚木駅へ。路線バスは1時間に2本の運行があります。

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スーツ氏が谷川岳への登山動画を公開?! [雑感]

2022/09/24(土)

スーツ氏は、豊富な知識と独特で巧みな語り口を特徴とする鉄道系YouTuber(Wikipediaより)で、チャンネル登録者数が100万人に達する、この分野の第一人者です。
鉄道や観光などがテーマの動画を数多く公開していて、多少鉄分が入っている上に旅行好きでもある私も、それらの動画でさんざん楽しませてもらってきました。

そのスーツ氏が、初登山に挑戦したとして新たな動画を公開。これまでも自転車旅などアウトドア系の活動はあったものの、登山に関心がある様子はあまり窺えなかったので、意外な展開に驚きつつ見に行くと‥‥

基本的な装備はもちろんのこと、雨具や軽アイゼン(雪渓が残っていることを事前に下調べしていた)まで準備する用意周到さに加えて、天候悪化の兆しがあると見るや、予定コースを縮小して早めの撤退を決断するという、経験者でもなかなか真似できない登山のお手本のような内容に感心させられました。


◆下山時の様子まできちんと描く

中でも特筆すべきと感じたのが、往路の登りの段階で、すでに復路の下りのほうが難しいことを認識されていて、下山時にどうなるかという想像を巡らせながら登っている様子が垣間見られたことと(本当に初登山?)、実際に下山する際の様子を、登る時と同様にきっちりと動画に収められていたことです。

これはなかなかできないことなのか、登山系YouTuberの動画でも、下山の様子までしっかり収録したものをまず見ないばかりか、テレビ番組ですら、登り終えて頂上に到達するまでしか描かれないものがほとんどです。

しかし登山経験者であれば、山は登ることよりも下ることのほうが難しいことは百も承知でしょうし、実際に事故の多くは下山時に起きるもの。
だから、素人作成の動画はともかく、影響力が大きくて十分な製作費もかけられる大手メディアには、山を下る時の難しさをきちんと啓発して欲しいところなのに、あたかも頂上に着いてしまえば登山は終わりだと言わんばかりの番組が溢れていることには、常々違和感を持ち続けていました。


◆なぜ登山番組は下山時の難しさを訴えないのか?

テレビとはいえ、民放だと登山が扱われるにしてもバラエティ番組として製作されるものが多くて、あまりストイックな内容になることは視聴者に受け入れられないでしょうし、下山時の映像になると数字もいくらかは下がりそうですから、スポンサーへの配慮が必要であることも考えると多くは求められそうにありません。

だからこそ、そういう縛りのなさそうなNHKには期待したいところですが、「にっぽん百名山」などの登山番組でも、通常描かれているのは頂上までの登りだけ。なんなら締めのインタビューも頂上で撮っていたりして、これでは「頂上に着くまでが登山だ」という誤ったメッセージが伝わりかねません。

ま、安全を担保しつつ下山時の様子を撮影する難しさがネックであることは想像に難くなく、毎週次々と製作しなければならない30分番組に多くを盛り込めないのも致し方ないとしても、時折スペシャルと銘打って放送される長尺の番組ですら、頂上を極めたところで「バンザーイ」で終わってしまうから心底ガッカリです。

かといって、登山番組の製作陣に、安全登山に資する番組を作ろうという心意気がないとも思われません。YouTuberがたった1人で作る動画にできて、国を代表するメディアにできないこともないはずです。NHKにもぜひスーツ氏の姿勢を見習って、登山初心者の教材になり得るような番組制作をして頂きたいと願っています。


◆さいごに

私はスーツ氏とは特段の関係のない1視聴者に過ぎず、氏の動画を紹介する目的で記事を書いた訳でもないので、件の動画の内容については詳しく触れませんでしたが、1時間20分に及ぶ動画の間ずっと、耳を傾けるに値する中身のある話を続けられる圧倒的な知識量と流暢な語り口には、いつものことながら唸らされます。

また東京からのアクセスに、1年に1回だけ運行される夜行(※)の臨時特急「谷川岳山開き」号を利用することで、オープニングとラストは普段の鉄道系の動画と変わらないテイストになっていて、登山には縁のない常連の視聴者さんでも興味を持てるようにした企画力も流石だなと思いました。 (※)夜行運転は下り列車のみ

登山が題材の動画は今のところこの1本だけで、登山目的でこのブログをご覧になられた方が興味を持てそうなものは少ないかもしれませんが、東海道や中山道を電動アシスト付き自転車で走破する動画などは、歴史や地理や文化をも絡めた各地の紹介にスーツ氏の高い見識が余すところなく発揮されていて、テレビのありきたりのバラエティ番組を凌駕する、1つの完成されたドキュメンタリーとして見応えのあるものでした。もしも関心がありましたら、ちょっくらYouTubeを覗いてみては如何でしょうか。

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