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舞岡公園・舞岡ふるさとの森 [東京・神奈川(平野部)]

2019/10/20(日)

■第415回 : 舞岡公園・舞岡ふるさとの森


今回は大都会・横浜の市街地の中にあって、緑地が自然公園として維持管理されている舞岡公園と、それに隣接する山林エリアを行先として選んでみました。
公園内はかなり人工的に整備されてしまっているらしい上、アップダウンも少なめで、普段の山歩きとはかなり趣が違ってしまいそうでしたが、そもそもこの日は戸塚に野暮用があり、そのついでに近くで歩けるところを探した結果なので、元々多くを求めてはいませんでした。

とはいえ、3つあったこの日の目的のうち、首尾良く達成できたものはたった1つだけで、あとの2つは通行止めや在庫切れ(笑)で果たせずじまい。ただでさえ内容の薄い計画が、さらに消化不良となって、記事として成立させられそうもないからと、歩き終えた時点ではお蔵入りにしようと思ったほどです。
しかし通行止めについては、もしかすると「通れないという情報」にもいくらかの価値があるかもしれないと考え直して、一応記録として残しておくことにしました。

(往路)
市営斎場入口 10:04-10:15 相模大野 10:20-10:34 湘南台
湘南台 10:45-10:56 緑園都市 11:17-11:26 富士山下
  ※横浜新道・戸塚PA(上り線)に立ち寄り
上矢部インター 11:48-12:01 戸塚

(登山行程)
戸塚駅      12:15
上倉田北交差点  12:30
三角点「高山」  12:40
中丸の丘     12:50
さくら休憩所   13:05-13:15
カッパ池     13:35
あずまや     13:55
舞岡熊之堂交差点 14:10
東峯八幡大神   14:30-14:40
元町交差点    14:45
戸塚駅      15:00

(復路)
戸塚 15:34-15:46 湘南台 15:52-16:14 相模大野
相模大野 16:20-16:30 市営斎場入口


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

この日、まず最初に訪れたのは富士山麓です。
といっても、あの日本一のお山ではなく、ここは横浜市戸塚区。相鉄いずみの線の緑園都市駅から路線バスで10分ほどのところで、あたりには市街地が広がっています。
「富士山下」というバス停名の由来は何だろうと思って、地図で周囲を探すと、南方に「上矢部町富士山古墳」(非公開)があり、古墳に隣接する正福寺の山号が「富士山」だということも分かりました。ただ、バス停からは直線距離で500mほど離れていて、すぐ近くとは少々言いがたく、直接の由来かどうかは微妙に思われます。

バス停から歩いて7~8分で、横浜新道の戸塚料金所と、その手前にある上り線の戸塚PAが見えてきました。
戸塚パーキングエリア(上り線)です。何をお目当てにここへ来たのかというと‥‥。
この Highway Walker なのでした。
NEXCO東日本が配布しているフリーマガジンなので、NEXCO東日本管内のSAかPAに行けばもらえるのですが、
 ・私の自宅から行きやすい海老名SA(東名道)や談合坂SA(中央道)はいずれもNEXCO中日本の管内
 ・NEXCO東日本のSAは神奈川県内はおろか隣の東京都内にすらなく、最寄りはおそらく埼玉の高坂SA(関越道)
 ・NEXCO東日本のPAならば近くにいくつかあるが、首都圏にあるPAは一般道から徒歩では入れないものが大半
ということが分かって、直接の受け取りを一旦は諦めかかっていたら、戸塚PA(上り線)のWikipediaに
  PA内施設ではないが、PA南端で本線と接続する側道にデイリーヤマザキがありアクセス可能
なる記述を発見。早速Googleマップのストリートビューで見てみたら、確かに外部から歩いて出入りできることが分かり、それでここをこの日の最初の目的地としてやって来たのでした。

が、なんということか、PA内を探しても Highway Walker が見当たらないではないですか!
ハイウェイスタンプが置かれた台の横に、それらしい棚があったものの、そこが空で何も載っていなかったのです。きっと、小さなPAだけにそんなにマメには補充されないのでしょうし、私が来るタイミングも悪かったのでしょう。ま、PDF版がウェブで見られますし、郵送対応もあるようなので、ここは潔く諦めるとしますか。。。

せっかく来たのに残念ですが、ほかにはもう戸塚PAに用などないので、さっさと先程とは別のバス停(実はこちらのほうがPAに近いのです)に移動して、戸塚駅を目指します。
余計な前置きが長くなりましたが、ようやく本日のウォーキングの起終点となる戸塚駅に到着です。なお、戸塚PAに寄り道をしなければ、湘南台駅で小田急線から横浜市営地下鉄に乗り換えるだけで来られる駅なのでした。
戸塚駅は、上の写真のように地上層が大きなバスターミナルになっていて駅前らしい景色がなかったので、階段を昇ってペデストリアンデッキに上がってみましたが、そこも工事中でパッとした写真は撮れませんでした。

戸塚駅から大通りを歩いている間はほぼ平坦だった道も、税務署への道に入ったら結構な登り坂。この日は気温が高かった上に湿気が多めでムシムシしていて、ここで早くも汗をかかされました。しかも、途中から下り坂に変わったので、近道を選んだばっかりに余計なアップダウンをしてしまったようです。
駅から15分ほどの上倉田北交差点。
交差点を渡ってからは、上倉田の小田急分譲地に入ります。
分譲地を一番奥まで進むと、小高い森へと登る階段があって、その森がもう舞岡公園の一角です。でも、ここが一般的に案内されている公園への入口ではないからか、標識も案内図も何もない、ひっそりとした場所でした。
それは階段のすぐ先にあったので、階段をすべて登り切る前に目に入ってきました。
この日のコースで見られる唯一の三角点、三等三角点の「高山」です。

階段の先からはちょっとした尾根道に変わり、いくらか山歩きっぽい雰囲気が味わえるようになった中、右側がずっと明治学院大学の敷地と接しているからか、延々とフェンスが続く景色になっているのが残念でした。
公園の中に入ったので、要所では道標を見掛けるようになりますが、中には何の案内もない分岐点もあります。
しばらくはほぼ平坦で歩きやかったです。フェンスさえなければいい感じの道なんだけどなぁ。。。
ここでフェンス沿いの道から離れて、舞岡公園の中心部へ。
中には人工物がほとんど目に入らなくなる場所も。短い間のことでしたが‥‥。
「中丸の丘」に出ました。
そこはゆったりとした雰囲気の気持ちの良い場所で、もしスッキリと晴れていれば、景色も良さそうでした。

舞岡公園の中心部は低地になっているので、「中丸の丘」の先でガクンと下ります。
手前の木段を下ってきました。ここから右へ進んだのち、ぐるっと回って向かい側の道から戻ってきます。
北門から公園の中心部に入ります。ここから先は、自然環境維持のための保護区域となっていて、日中の開門時間内しか入れませんし、犬を連れて入ることもできません。
門の中では、道の左手に耕作体験田んぼが続きます(右手側には移築された古民家などがあるエリアが)。
水車小屋もあります。中には水流で上下させた杵で精米を行える仕掛けがあり、時々実演も行われている模様。
歩いている砂利道のほかに、耕作体験田んぼに沿ったあぜ道もあったので、そこを歩いた方が楽しかったかも。
田んぼの端を過ぎると、道は森の中に入って登り坂に変わります。
南門から、一旦公園中心部の外へ。このあたりが公園の南端に当たるようです。
南門を出たところが「さくら休憩所」になっていて、ここで10分ほど休んでいきました。

少しだけ車道を歩いたら、ここからまた公園の中心部に向かいます。
こちらの道には門がなく、早朝などの開門時間外や犬連れでも歩けるようです(門は中心部への分岐点に)。
「もみじ休憩所」は名前通りにもみじの木がずらりと並んでいて、紅葉すると見事な景色が見られそうでした。
次に現れたのは「ばらの丸の丘」。名前の由来は良く分かりませんでした。
再び公園の中心部へ向かっているので、最後はガクンと下ることに。
木段を下った先は、道の左右に池がありました。右側にあったのは「宮田池」です。
そして左側にあったのが「さくらなみ池」。
「さくらなみ池」は、舞岡公園にあるいくつかの池の中で一番大きな池のようです。

見覚えのある地点に戻ってきました。ここは先程、正面の木段から下ってきたところです。
その後は公園内を北へ。「さくらなみ池」の隣では田んぼが美しい黄金色に染まっていましたが、良く見ると作物は先日の強烈な台風の影響かほとんど横倒しになっていて、きちんと収穫できるのか心配になりました。
休憩所にもなっていた「瓜久保の家」の前で、広い道からは外れます。
細い坂道に入って、軽く登っていくと「カッパ池」に出ます。
「カッパ池」の畔には、河童が相撲をとっている銅像がありました。
そろそろ舞岡公園とはお別れで、「カッパ池」の奥から木段を登って尾根道に上がります。
木段を上がったところの分岐点。右折が正解でしたが間違えて左に進んでしまい、引き返してきたところです。
ほどなく道が二俣に分かれていて、道標が「舞岡ふるさとの森」と案内している右の道へ。ここから先は、「ふるさとの森散策路」として整備された道を進みます。
すぐ先には案内図が立っていて、このあたりが「舞岡公園」と「舞岡ふるさとの森」の境界だったっぽい。

「舞岡ふるさとの森」の「ふるさとの森散策路」に入りました。舞岡公園内の道に比べると、より自然な景色にはなるものの、道はかなり人工的に整えられていて、山道らしい趣があまり感じられないのが残念です。
いくつかの分岐点には道標がきっちりと立っていて、「舞岡駅」の指示に従って進めば迷う心配はありません。
途中で一旦道路に出てしまいますが‥‥。
そこにも親切な案内図があって、散策路の続きへの道順が示されていました。
案内図に従って進むと、この階段の先が散策路の続きになるようです。
散策路は引き続き良く整備されていて、誰でも安全に歩けるように、という配慮なんでしょうけれど‥‥。
尾根が狭まる箇所に至ってはこんな具合に。ここまで過保護にされると、自然の中を歩いている気分にまったく浸れず、いささか面白味には欠けました。ここまでしないと安全性を担保できないとは思えませんが、道となる部分を目一杯人工的にする代わりに、道の外の自然を極力保護している、と考えるべきでしょうか‥‥。

さらに進むと休憩所があって、あずまやが建っていました。
あずまやの周囲にはベンチも多数あって、大人数でも休憩できそうです。
あずまやの写真を撮っていると、背後の柵の上を走るリスを発見!(写真中央) あまりにすばしっこく動くので、しばらくはカメラを構える間もなく、撮り逃がしちゃうかなと思っていたら‥‥。
柵の隅のところでしばらく佇んでくれたので、なんとか写真に収められました。 ※私が立っている場所からは少し離れていたので(だからこそ、そこで止まってくれたのでしょう)、望遠にして撮っています。
あずまやを過ぎると道は下りに変わって、階段が続くようになりました。
間もなく前方に人家が見えてきて、散策路も終わりが近付いたようです。

散策路の終点に出たら、真っ直ぐ進んで舞岡駅へ向かうのが一般的なようです。でもこの日はさらに、もうひとつ別の目的地を見つけてあったので、左へ折れて反対方向へ。
細い道を少し歩いたのち、階段を昇って、一段高い所を通っている道路に上がります。
階段を昇ったところが舞岡熊之堂交差点。この道は最近開通したようで、地形図にはまだ反映されていません。
交差点を渡った先で、交差点から斜め右前方に延びている道に入れば、間もなく次の目的地です。
すぐに道路の終点に達したら、その先に目的の山道が続いているはずでしたが、、、なんだか様子が変です。
なんと、墓園の造成工事で通行止め! 看板によると、もう1年も前からこの状態らしいのに、あまりにマイナーで情報の少ない道だけに(ヤマレコの記録もごく僅か)、通行止めという情報も見つからなかったのでした。
ちなみに、私がこの道の存在を知ったのはGoogleマップのストリートビューで、下のキャプチャのように、道のない所に点々と画像を示す丸印が並んでいたから(この状況は2019/10/25の記事作成時も変わっていません)。
さらに、下の画像にマウスを乗せると、同じ縮尺にした地形図に切り替わりますが、そこが南北方向に細長い形で裾野をのばす小さな山の尾根にあたっていて、実線や破線で道が描かれていることも分かります。
そして、ストリートビューの丸印をクリックするとこんな画像が表示されるので、先程までの散策路よりもずっと自然が濃い中で、より山歩きらしい感覚が味わえるのではと楽しみにしていたのでした。
看板を見ると通行止めは大がかりなもので、ここにある小さな山はほぼ全域がその範囲に含まれています。コースを変えれば歩ける場所を探せる、という感じでは全然なく、ここはきっぱりと諦めざるを得ないようです。
とはいえ、まだ大して歩いていないので、ここから戸塚駅(割と近かった)に戻ったりすると物足りない印象で終わってしまいそう。改めて地図を見ると、車道歩きにはなってしまうものの、山裾を同じ方向に歩ける道があるようなので(2つ上の図の「迂回コース」)、そこを通り、予定コースに途中から復帰することにしました。

てな訳で、歩きたかった山を右手に見ながらの車道歩き。パッと見、山の上は何事もなさそうなんですけどね。
しばらく進むと、なるほど墓園の造成工事が行われている箇所もありました。ここに関しては、確かに尾根もザックリと削り取られている模様で、元々あった尾根道も無事ではないのでしょう。
でもそこを過ぎると、山際にフェンスが続いて入れないものの、山の姿にはあまり変わった様子がありません。
その先でフェンスが途絶えたあたりから振り返っても、山全体を通行止めにするほど大それた工事は行われていないように見えました。だとすると、尾根を削った箇所だけ迂回路でも設ければ十分に思われて、もしも山道の利用者が多ければ何らかの形で工事との共存が図られたかもしれませんが、そのために払うリスクやコストが利用の少なさに見合わないと判断されたのでしょうか。まぁ一見しただけの部外者ゆえ、本当の事情は何も分かりませんが、これだけのことで全然通れなくなっているというのは、せっかく訪れた者としては残念でした。

元々通る予定だった十字路まで来ました。当初の予定では、ここには右から出てくるはずだったのです。
十字路からは、山から下りてくる予定だったあたりが眺められて、そこは通行が規制されていないようでした。
山道からの出口付近をアップで(このスロープを下ってくる予定でした)。平穏な様子に見えるのは、宅地が近いだけにこの付近は土地の所有者が違うなどしていて、通行止めにできる範囲から外れているとかなのかな?

元々の予定コースに復帰して、細い路地で坂を上っていくと、ほどなく東峯八幡大神の参道の途中に出ました。
せっかくなので、休憩も兼ねて東峯八幡大神に立ち寄って行きます。
境内には巨大なシイの古木が。幹回りは4.6mもあって、御神木としての風格が見事でした。
東峯八幡大神を後にしたら、参道を戻るようにして入口へ。
参道の入口を振り返りました。
あとは戸塚駅まで車道を歩くだけ。元町交差点で広い道に突き当たると、そこから先は昼前に戸塚PAから戸塚駅へ向かった時にバスに乗って通った道になります。
元町交差点には元町バス停もありますが、ここから乗っても2区間だけなので、駅まで歩いてしまいます。
戸塚駅に戻ってきました。舞岡公園内やそこから続く散策路に期待ほどの自然な雰囲気はなく、その後も予定外に車道歩きが長くなり、最初の戸塚PAでの空振りもあったりと、消化不良気味に終わった今回のお出掛けでした。

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狭山丘陵(六道山公園) [東京・神奈川(平野部)]

2018/02/17(土)

■第376回 : 狭山丘陵(六道山公園)


今週中盤の体調不良を前日まで引きずっていたこの日は、出掛ける予定にはしていませんでした。しかしゆっくり起きてみたら、すっかり復調している感じで、いきなり山には登れないにしても、ウォーキング程度なら大丈夫そうです(身体を動かすことで整ったりする症状なので、復調したら少しくらい歩くほうが良かったり)。

お昼前からの遅めの出発となったので、そんなに遠くには行けないことと、なるべくアップダウンの少ない体力的に楽なコースをということで、比較的近場にある狭山丘陵を行先に選んで、軽~く歩いてきました。

(往路)
古淵 11:38-12:00 八王子 12:09-12:19 立川
立川 12:36-12:59 橫田

(登山行程)
橫田バス停 13:05
六地蔵   13:25-13:30
御判立   13:40
六道山公園 14:10-14:20
三角点広場 14:35
箱根ヶ崎駅 15:00

(復路)
箱根ヶ崎 15:20-15:42 八王子 15:59-16:22 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

立川駅から箱根ヶ崎駅行きのバスに乗って、橫田で下車します。少し離れた所に、米軍の橫田基地があります。
すぐに住宅街の細い道に入ると、右手側には狭山丘陵のこんもりとした丘が住宅の間に見え隠れしていました。
本日歩くのは、東京と埼玉にまたがる狭山丘陵のうち、東京都が「野山北・六道山公園」として整備している南西側のエリアです(当初は北西側のエリアも歩く予定だったのですが、ある失敗でそちらには行かないことに)。
「野山北・六道山公園」は、その広さゆえ多くの入口がありますが、今回はこの「八幡山口」から入ります。
標識に従って、住宅街の急坂を登ります。ここが、この日のコースの中で一番の急登だったかもしれません。
住宅街の外れまで登ると、車道の先に山道が続いていました。
ここが「野山北・六道山公園」の「八幡山口」で、コースの案内図が設置されていました。

公園内に入ると、住宅街のすぐ近くとは思えないくらい、静かな森が広がっていました。はじめは登り坂が続きますが、傾斜はいたって緩やかで、気持ち良く歩けます。
10分弱で「出会いの広場」に出ます。何本かの道が合わさるこの場所には、トイレも設置されていました。
次のポイント「六地蔵」へ向けて、緩やかな道をさらに進みます。
すると車道に出てしまいましたが、右手には山道のままで「六地蔵」に行けそうな道が近くに見えていました。
狭山丘陵の尾根上に出たところが「六地蔵」で、ここから先は東京・埼玉の都県境の尾根道を進みます。
尾根道といっても、アップダウンはほとんどなくて、平坦に近い道です。ただ、せっかくの穏やかな景色なのに、右手の埼玉県側に立入禁止のフェンスがずっと続いて、ちょっと景観を損なっているのが残念。
埼玉県側のフェンスには、時々こんな標識が。多摩湖・狭山湖の水源林なので、立入が制限されているらしい。

三叉路の「御判立」という地点に着きました。左折して続いていく尾根道から、直進する道が分岐しています。
分岐点という以外には特段の特徴がない地点ですが、地名の由来を記した解説板が立っていました。
当初はここから直進する道に入って、一旦公園内を抜け、狭山湖外周道路に向かう予定でした。このゲートの存在も予め分かっていて、中央の扉を開閉して先に進もうとしたら‥‥、なんと施錠が厳重で扉が開きません。
閂(かんぬき)になっている金属バーを動かそうとしても、鍵で扉に直接固定されていて動かせないのです。ここが通れないと、ただでさえショートコースなのに、さらに距離が2/3に縮まってしまうのですが、行けないものは仕方ないので、狭山湖外周道路への寄り道を諦めて、六道山公園に直行することにしました。
しかしこれが大失態で、実は通れたらしいと知ったのは、帰宅後にこのゲートの情報をウェブで再確認した時でした。元々ここは歩行者だけが通れるので、ゲートの中央部が大きく開くのではなく、左端の小さな扉が開くだけの構造だと分かり、通行止めの掲示がなかった以上、そこは恐らく普段通り開けられたと考えられるのです。
それにしても、扉の前に立って実際に触れたのに、それを見落としていたなんて‥‥。すぐ前に立ってもそれが分からないというのは、案内のほうも不親切だと思いますけれど、一番不甲斐ないのはやはり自分自身でした。

ということで、引き続き公園内の緩やかな尾根道を進みます。
右手の水源林側は相変わらず厳重にフェンスで囲われていますが、左側には公園内に張り巡らされた様々なコースへの分岐が頻繁に現れて、その多くは道標がきちんと行先を案内していました。
そんな中、「権現山」なる地点への分岐が出現します。この日は「山」と認定できそうな地点を全く通らない計画だったので、もし登れる山があればそれは登っておきたいと思いましたし(一応は「登山」のブログですから‥‥)、コースを短縮することになった分の穴埋めもいくらかできそうなので、寄ってみることにしました。

その道は送電線に沿って進んで、緩やかな下りを基調としつつ、送電線鉄塔があるたびに小さく登り返します。
気道の良い道ではあるものの、いくら進んでも、分岐点以降「権現山」への案内が全くないのが気になります。
3番目の送電線鉄塔が立つ小さなピークにも、特に地名の案内はありません。一体どこが権現山なのだろう?
3番目の送電線鉄塔を過ぎると、その先で道は大きく下っていきますし、いい加減住宅街にも近付いていて、すぐ近くに建物が目に入るようになっています。これ以上進んでも無駄っぽいので、引き返すことにしました。
帰宅後に公園の案内図を確認すると、3番目の送電線鉄塔が立つ小ピーク付近に「権現山」と書かれているものが見つかったので、そのあたりを権現山と呼んでいるようです。
ただ、「権現山」の位置が分かったところで、一般的に「山」と呼べるような地点ではなかったので、そういう意味で収穫がなかったことに変わりはありませんでした。それから、分岐点に「権現山」を行先とする道標を立てておきながら、その「権現山」がどこだか分からないというのは不親切ではないでしょうか。

先程の分岐点に戻って、尾根道の続きを進みます。
「猿久保」という地点には綺麗な水洗トイレがあったので、有り難く利用させて頂きました。
間もなく舗装道路に迎えられると、その先に見えてきたのが六道山公園でした。
六道山公園にはちょっとした広場があって、この反対側には‥‥
展望台が建っています。この日は、歩き始める前と歩き終えた後は比較的良く晴れていたのに、なぜか歩いている間はほぼ曇っていて、こんな空では展望には何も期待できそうになかったのですが、一応登ってみることに。
展望台棟に入ると、階段室の前に「関東の富士見100景」の標識がありました。

標高が205mあるらしい展望台の屋上に上がると、各方向にかなり詳しい展望図が設置されていてとても親切です。が、スカイツリーや都心のビル群が見えるらしい東側の眺めは、やはり予想通りの残念な感じでした。
南側に見える武蔵村山の市街地も、すぐ近くなのに霞んでいました。
しかしこんな空の下でも、西側を向いてみると、丹沢から奥多摩にかけての山並みが、うっすらとですが見えていました。全く期待していなかっただけに、いくらかでも展望が楽しめたのは嬉しかったです。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
さすがに富士山とかは全く見えていませんでしたが、条件が良ければこんな見事な景色が堪能できるようです。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真は こちら です。
ところで、ここが「六道山公園」なので、この付近一帯が「六道山」という山として認知されているのを期待したのですが(であれば登頂した山の一座に加えられますし、この記録も堂々と「山行記録」だと言えます)、いくらネットを検索しても後ろに「公園」の付かない「六道山」単独の名称は使用例が全くといって良いほど見られず、「六道山」を山名として扱うのは少々無理があるようでした。残念です。

六道山公園からは、尾根道をさらに西へ進んで、「出会いの辻」へ。
「出会いの辻」で右に折れて、北に少し進むと、「高根山遊歩道」の入口があるので、ここを左に入ります。
なお、もしも「御判立」のゲートを通過できていたら、右の道で狭山湖外周道路からここに出てくる筈でした。
ほどなく「三角点広場」に到着、通過タイムのチェックポイントとしては、ここが最後の地点になります。
三角点はひときわ標石が大きな一等三角点で、標高194mはこの日のコースの中での最高点でもあります。
三角点についての解説板も設置されていました。

「三角点広場」からは、「お伊勢山遊歩道」に入って、ゴールの箱根ヶ崎駅を目指します。
「お伊勢山遊歩道」は、先程までの尾根道よりも、より自然な雰囲気の山道が続いて、気持ちの良い道でした。
広場を出ると間もなく大きなアップダウンがあって、体力的にもがっつり山を歩いている気分にさせられます。
この区間は、かつての「大多摩ウォーキング・トレイル」の“Hコース”だったのですね。奥多摩エリアの各地で時折見る標識ですが、整備されたのは相当に昔のことらしく、ネットを検索しても、今もこの名称が併用されている鳩ノ巣渓谷の情報ばかりが出てきて、当時のトレイルの全貌は分からなくなってしまっているようです。
前方に市街地が見えてきて、気持ちの良い道も終わりが近付きました。
市街地のすぐそばまで山道が続いていたので、最後の車道区間は、あまり長い距離を歩かずにすみました。
ゴールの箱根ヶ崎駅に到着です。途中の失敗で距離が短くなったこともあって、休憩時間を入れても2時間に満たないという、滅多にないほどのショートハイクとなりました。

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滝山丘陵 [東京・神奈川(平野部)]

2018/01/27(土)

■第374回 : 滝山丘陵


2日前から強烈な寒波に見舞われて、その中でも朝は一段と厳しく冷え込んだこの日、元々出掛ける予定はありませんでした。でも意外なほど穏やかに晴れていて、時間とともに気温もグングンと上がり、9時頃になると、もう屋外でも快適に過ごせそうな日和になっていたので、それから慌ただしく支度を始めて出掛けてきました。

遅い時間の出発につき、行先は近場の低い所に限られます。でもどうせ行くのなら、月曜日に降った大雪が、あまり踏まれずに残っている道を歩きたいと、人が入ってなさそうな場所から選んだのがこの滝山丘陵でした。
さすがに降雪から5日が経ち、トレースはしっかり付いていたものの、雪はまだ踏み固められていません。標高が低いので積雪は少なめでしたが、短時間で手軽に雪の感触を楽しめて、割と良い選択だったと思っています。

(往路)
古淵 11:44-11:55 橋本 12:03-12:14 八王子
八王子 12:18-12:30 拝島 12:55-13:08 滝

(登山行程)
滝バス停      13:15
金毘羅社      13:35
滝山城跡      13:40-13:50
左入橋交差点    14:40
小宮公園      15:15
八王子郵便局バス停 15:25

(復路)
八王子郵便局 15:27-15:37 八王子 15:59-16:22 古淵


大きなマップで見る(Googleが運営するFirebaseのサイトに遷移します。※上に埋め込んだマップも同サイト上のものです)

今回訪れた滝山丘陵は八王子市の北部にあって、西側は市街地、東側は多摩川がそれぞれ間近に迫り、接している市街地との標高差がわずか50~60mという小さな丘です。だから、拝島駅から乗ったバスも単なる市街地路線で、幹線道路を10分ほど走るうちに、北側からの登り口に一番近い「滝」というバス停に着いてしまいました。
5日前の雪が残る細い道に入ります。この辺は生活道路なので、車の轍の部分はあらかた雪が消えていました。
滝山城跡への分岐点まで来ると、家並みが続く左への道が除雪されていたのに対して、城跡に向かう正面の登り坂には雪が残っていました。そこに付けられていた足跡の数も、期待通りさほど多くはないようです。

上の写真の奥にあるカーブを曲がった所が、都立滝山公園の北側の入口でした。
丘陵への本格的な登りが始まりました。樹木の下は積雪が少なかったようで、所々で石畳が露出しています。
右に石段が分かれると、公園の関係者らしい方が除雪作業中で、手前には積雪のため通行禁止との掲示がありましたが、除雪が進んだためか(その方より上は雪がなくなっているのが分かります)、通して下さいました。

なにしろ大して高い丘ではないですから、石段を登り終えたら、もうそこが滝山丘陵のほぼてっぺん。車道を離れて登り始めてから、ほんの5分ほどしか経っていません。
丘陵上は戦国時代の滝山城跡で、現在は金毘羅社が建つ本丸跡のこのあたりが、一番高い地点となるようです(地形図の等高線は160m圏となっていますが、ウェブの地理院地図ではこの付近で標高170mと表示される)。
北側に展望が開けていて、多摩川の広い河原や拝島などの市街地が見えていました。そのさらに左側には‥‥。
多峯主山や関八州見晴台といった、奥武蔵の山並みが見えていたようです。

積雪は市街地と変わらない10~20cm程度でしたが、付けられていた足跡は少なくて、その足跡を外せば、ほぼ新雪を踏む感覚が味わえて楽しめました。そんな中で滝山丘陵を南下していくと、すぐに別の建物が現れました。
金毘羅社のすぐ隣に建っていたのは霞神社で、このあたりまでが本丸跡のようです。
霞神社から短い石段を下ります。随所に見られたこのような高低差も、自然地形ではなく城跡の遺構らしい。
霞神社の石段前はちょっとした広場になっていました。
滝山城跡の石碑がふたつありました。このあたりでは雪に隠されて本来の進路が分からず、勘を頼ってこの石碑の奥に強引に進んでみたら、左手にちゃんとした道があったことが後になって分かったりしています。

ちゃんとした道に合流すると、その先に橋が架かっていました。橋の下は人工的な堀切だったようです。
橋を渡ると、その先には広々とした中の丸跡の広場になっています。
中の丸跡には大きな建物が建っていましたが‥‥。
それは、かつて国民宿舎だった「滝山荘」(既に閉館)の建物を改装したもので、城跡とは無関係の模様。
中の丸跡にはトイレもあります。男女別トイレは凍結のため使用禁止で、「だれでもトイレ」が利用可でした。

滝山丘陵をさらに南下すると、中の丸跡から先は車道になります。車両は関係者のものしか通行できないようで、普段なら全く目立たないのでしょうが、降雪後だけに車がほんの数回通っただけでもダメージは甚大でした。
その先にあった陽当たりの良い場所では、ほとんど雪が消えていたりもしました。
せっかく雪が復活しても、車の轍が至極残念な感じです。轍の部分は凍結に近かったので、避けて歩きました。
そんな道も、滝山二丁目バス停への分岐点まででした。車の轍は、全てバス停へ下る道に向かっていたのです。

ということで、分岐点を過ぎると、ようやく待望の雪道になりました。すでに丘陵上のハイキングコースを半分がた進んでしまってからのことだったので、もっと早くこうなっていたらより良かったのだけれど‥‥。
期待した通り先行者の足跡は少なくて、踏み固められていない柔らかな雪の感触が残り、新雪を踏むのに近い感覚が味わえました。凍結も急坂もないので、念のために持ってきたチェーンスパイクも使わずに済んでいます。
先程も書きましたが、なにしろ標高が下の市街地と大差ないため、積雪量も市街地並みで、この点は期待していた程ではありません。でもその分、シューズが雪に埋まることがなく、スパッツも付けないままで歩けました。

滝山丘陵の南端まで来たら、楽しかった雪道もここまでです。この先、道標が「小宮駅」を示す左折方向にある階段は、段に雪が残って滑りやすそうだったのですが、私の行先は小宮駅ではなく八王子駅方面。そこで‥‥。
反対の右折方向を見ると、ヤプっぽい道があり、雪上に足跡が残されているので、積雪後も歩く人がいた様子。
足跡を追ってその道を進んでみたら、すぐに車道に出て、その先に真新しい建物が現れました。
その建物は、まだいかなる地図にも載っていませんが、調べたところ、この下にある北原リハビリテーション病院の新棟だと分かりました。まるでホテルのような外観の建物前を通って、下り坂の車道に入ります。

少しだけ下って、北原リハビリテーション病院の旧棟(になるのかな?)前まで来ると、前方の景色が大きく開けました。そこからは、富士山のほか、丹沢や高尾方面の山々が見渡せて、この日一番の展望になっています。
  ※下の写真は縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。
さらに右の方を向くと、奥多摩の山々も眺められました。
  ※下の写真にマウスを乗せると山名ガイドを表示します。
坂を下って市街地に入り、国道16号線に出たところが左入橋交差点です。ここまで来れば、本数は少ないものの八王子駅へのバスを捕まえることもできますが、まだ1時間半も歩いていないので、もう少し先へ進みます。
国道16号線を少し進んだ後、中央道八王子ICの手前から細い道に入って上っていくと、中央道の上を跨ぎます。

さらに坂を登ったところに、小宮公園の入口がありました。ここからは、公園内を軽く散策していきます。
まずは公園の外周に沿った道を、少しだけ東に進みます。最初の木道部分は、すっかり除雪されていました。
木道の先は雪道に変わります。この付近の左側は公園内の一番高い場所で、園内の案内図には「ひよどり山」との記載も見られますが、ほぼ平坦で山頂っぽい地点が存在しませんし、それらしい標識類もなかったようです。
別の公園入口の前から「ほおじろの小道」に入ります。下るにつれて雪が増えて、木道上も雪道になりました。
公園の中心部まで下ったところを右に折れて、「ひよどり沢」のデッキまで来ました。この近くでは、散策している人のほか、野鳥を観察している人の姿も見掛けていて、小宮公園は野鳥観察に適した場所のようですね。
ここは公園内でも一番奥まったエリアで、あまり日が当たらないためか雪が多く残っていました。
ここで右に分かれる「ひよどりの小道」は、今回歩いた公園内の道で、一番山道っぽい雰囲気がありました。
このあたりなどは、まさに登山道に近い趣が感じられました。ほんの短い区間ではありましたが‥‥。
坂を登り切って陽当たりの良い高台に出てからは、雪が少なくなりました。公園内の道もあと少しです。
公園のサービスセンターには、動植物の展示などを行う「雑木林ホール」が併設されているようです。
サービスセンターのすぐ先にあった正面入口を出て、小宮公園を後にします。

あとは最寄りのバス停を目指すだけ。細い路地から階段道に入って、八王子駅の方向に下って行きます。
「ひよどり山トンネル南」という交差点でバス道路に出ました。奥に見えているのが、ついさっきまで歩いていた小宮公園の真下を貫く「ひよどり山トンネル」です。
最後は八王子郵便局バス停で、八王子駅に向かうバスを捕まえます。駅までは約1kmほどの距離なので、歩いても大して時間はかかりませんが、この先はもう繁華街で情緒も何もないですし、交通量が多くて空気も悪いので、バスを使うことにしました。数分おきに頻繁に走っているバスなので、待ち時間はほとんどなかったです。

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