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久しぶりのお芝居 [その他]

2014/11/01(土)

SET公演「Mr.カミナリ」

この日は、お芝居を観に、池袋のサンシャイン劇場に行って来ました。
久しぶりのお芝居ですが、友人に誘われて一緒に行くとかではなく、自発的に観に行くのは初めてのことです。
土曜日なので、天気が良ければ山に行くつもりでしたから、予めチケットを手配したりはしていません。
でも、元々注目していた公演であり、約2週間の期間中のどこかで行きたいと思っていたので、毎公演で当日券が用意されているという情報は確認済みでした。
朝から雨模様となったこの日、気持ちを山からお芝居に切り替え、当日券に望みをかけて劇場に向かいます。
 
観てきた演目は、劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)の創立35周年記念公演
  「Mr.カミナリ」
です。
問題の当日券は、12時に発売開始とされていたものの、用意されている枚数も、それを求める人がどのくらいいるのかも、全く分かりません。誰よりも早くという思いで気合いを入れて出掛けて、10時半に着いたら、まだ誰もいませんでした(最初の写真)。いくらなんでも、来るのが早過ぎたようです。
劇場前と、少し離れた場所で見つけた椅子のあるスペースとを何度か行き来していると、11時15分頃になって4人の列が出来ていたので、そこに加わります。私の後ろでさらに列が伸び始めたのは11時半を過ぎてからで、発売開始時刻までには十数人が並んでいたでしょうか。
この日用意された当日券は、十数枚程度だった模様。私の後ろに並んでいた人たち、みんな買えたのかなぁ。
 
さすがに前方や中央付近の席はすでに残っておらず、1階席の右後方の一番隅の席になりました。
こんな見え方ですが、比較的小さな劇場なので、最後列でもまずまず観やすかったです。
開演後は撮影NGになるので、写真はここまで。
 
まだ公演期間中なのでネタバレは避けて、公開情報からあらすじを端折ると、
 
近未来の教育現場を舞台に展開する、人の繋がりの大切さを描いた物語。
SETならではの音楽(60年代の音楽の美しいメロディとハーモニー)と笑いをたくさんちりばめた娯楽作品。
 
ということで、割と笑いのツボが深い私でも、お腹を抱えて笑う場面が何度もあるほど、楽しいお芝居でした。
特に、三宅裕司と小倉久寛の、アドリブなのにあうんの呼吸が成立する軽妙な掛け合いは、長年コンビを組んでいる2人ならでは。絶妙な間合いのギャグに何回吹き出したことか。
 
そして、なんといっても最大のお目当てだったのは、客演でヒロインを演じた衛藤美彩(乃木坂46)です。
百戦錬磨の劇団員たちの中に、お世辞にも演劇の経験が豊富とは言えない彼女が1人で飛び込んで、一体どこまで対応できるものか、正直なところ期待よりも心配のほうが大きかったのでしたが・・・

(プログラムより)
 
演技は実に堂々としたもので、舞台が始まったらもう、そんな心配など忘れて物語に引き込まれていました。
演じる役柄も本人に合っていた様子で、ヒロインという大役も見事に果たせていたと感じました。そのように意図された演出にも随分助けられたとは思いますが、彼女が登場すると、舞台上が一気に華やいでいましたから。
なかでも、彼女が最も輝いていたのが歌のシーンではなかったでしょうか。ラストの全員によるコーラスの時などは、澄み切ったハイトーンの歌声が、この世のものとは思えないほどの美しさでした。
 
「Mr.カミナリ」を総括すると、涙が出るほどたくさん笑えて、美しい歌声で陶酔にひたり、最後にはホッと心が温まったりもする、最高のエンターテインメントでした。
久しぶりに観たお芝居としては、とてもいい演目に当たったのだと思います。
またぜひ折を見て、劇場にも足を運んでみようかと思っているところです。

タグ:乃木坂
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