相模原市の山 [4] 宮ヶ瀬エリア [相模原の山]
この記事では、神奈川県相模原市の山のうち、「宮ヶ瀬エリア」に分類した8座を紹介します。
宮ヶ瀬湖の湖畔から歩ける、松茸山・権現平・南山の3座は登山道が良く整備されていて気軽に歩くことができ、向山と大峰の2座も登山地図の破線コースにはなりますが道は良く踏まれていて、これらの計5座はお手頃なハイキングに向いています。
それに対して仙洞寺山・三角山・茨菰山の3座は整備された登山道がなく、概ね踏み跡を追って歩けるものの、一部には踏み跡が不明瞭な区間があったりヤブ漕ぎをする箇所もあるなどで一般にはあまり薦められません。
■松茸山 (584m)
この山は「山と高原地図」に登山道が掲載されておらず、「松茸山自然の森公園」の表記に “自然の森コースあり” と注記を添えただけで済まされている上に、公園にも満足なウェブサイトがない模様で、公的に発信された情報に乏しいのが否めません。 それゆえ注目されることが少なそうですが、実際はハイキングコースが整備されていて、登山口からの標高差が300mほどでゆっくり歩いても1時間もあれば登ることができます。難点は、公共交通利用だと車道でのアプローチが長くなることと、夏期はヤマビルに注意が必要になるらしいことでしょうか。 |
■権現平 (568m)
■南山 (544m)
このエリアで唯一、「山と高原地図」に一般登山道が描かれているのが、この2座を巡るコースです。山頂からの展望という点でもこのエリアの中では南山が抜群で、標高が低いながら丹沢の核心部をしっかり見渡せますし、空気の澄んだ冬ならば意外なほど遠くの山まで見通せたりもします。 宮ヶ瀬ダム側から南山に登るコースで木段ばかりが続いて少々煩わしいのを除けば、ほかの区間は概ね歩きやすく、初心者から上級者まで広く楽しめると思います。 |
■向山 (370m)
■大峰 (334m)
この2座に加えて、愛川町内の富士居山を合わせた計3座を縦走するコースは、「山と高原地図」では難路を示す破線表記になっていますが、道は比較的良く踏まれていますし、急坂が続く半原集落と大峰の間を注意深く歩く必要がある程度で、あとは特に険しい箇所もありません。 ただ、市境の尾根上にある向山と大峰はいずれも展望のない地味なピークで、居心地もあまり良いとは言えず、少なくともピクニック気分で歩くのには向かないだろうなぁ、という印象です。 |
■仙洞寺山 (583m)
■三角山 (515m)
■茨菰山 (511m)
いずれも「山と高原地図」に登山道の掲載がない(三角山は山自体の記載すらない)ばかりか、実際に満足な道がなく、踏み跡を追って歩くような、いわゆるバリエーションルートで登る山になります。 踏み跡が不明瞭になる区間があるのはもちろん、ヤブ漕ぎをする箇所もしばしばで(特に茨菰山では山名通りに棘のある植物が多いため要注意)、結構しんどい思いをさせられる割に、どの山頂も殺風景で展望がないなど登った苦労があまり報われない山ですから、訪れる人は稀です。 |
【登山コースの一例を紹介】 |
■権現平、南山
半原バス停 ↓ 県立あいかわ公園 ↓ 南山 ↓ 権現平 ↓ 鳥居原ふれあいの館バス停 |
② 県立あいかわ公園の奥から登山道に入り、南山→権現平の順に巡る。
③ ゴールはバス停がある鳥居原ふれあいの館へ。館内では食事や買物ができ、宮ヶ瀬湖畔には遊歩道も。
■松茸山
鳥屋バス停 ↓ 水沢川口 ↓ 松茸山 ↓ 早戸川口 ↓ 宮ヶ瀬バス停 ↓ 春ノ木丸 ↓ 鳥居原ふれあいの館バス停 |
② 水沢川口から遊歩道で松茸山に登り、最後は早戸川口へと下る。
(松茸山に登るだけなら、早戸川口からピンク色の車道で、鳥屋バス停or鳥居原ふれあいの館バス停に戻る)
※1 リンク先の記事では、さらに春ノ木丸にも登るため、松茸山からの下山後に宮ヶ瀬方面に向かっていますが(地図の赤点線区間)、春ノ木丸が相模原市内の山ではないので、この区間の説明は割愛します。
※2 マイカーを利用する場合、早戸川口に駐車スペースがあるため、そこを起点してに歩くことで、車道による長いアプローチを省略できます(早戸川口と水沢川口の間は地図にピンク色の点線で示した車道で行き来できます)。
※3 松茸山からは、西側の奥野口へ下る遊歩道もあります。
■向山、大峰
鳥居原ふれあいの館バス停 ↓ 権現平・南山 ↓ 清正光入口バス停 ↓ 志田峠 ↓ 富士居山 ↓ 向山 ↓ 清正光 ↓ 大峰 ↓ 半原バス停 |
② 登山口からすぐ富士居山に着いたら、尾根道を北上(少し先から相模原市・愛川町の境界尾根になる)。
③ 向山を過ぎ、清正光に少し寄り道したのち、大峰へ。
④ 大峰から半原バス停へは急坂の連続で、慎重に下る。
※1 2008年当時は山行にカメラを持ち歩くようになる前で、ブログもまだ開設していなかったので、上記のリンク先は文章だけによるウェブサイトの記事です。
※2 リンク先の記事では、まず権現平と南山に登るため、鳥居原ふれあいの館バス停から歩き始めていますが、権現平・南山は上で紹介済みなので、この項では富士居山の登山口までの区間(地図の赤点線の区間)の説明は割愛します。
■仙洞寺山、三角山、茨菰山
鳥屋バス停 ↓ 茨菰山 ↓ 三角山 ↓ 仙洞寺山 ↓ 三ヶ木バス停 |
② 茨菰山から引き返したら、中腹からは林道に入って車道まで下る。
③ 車道を横断したのち送電線巡視路に入り、尾根に上がってからは踏み跡をたどれば三角山。
④ 三角山から仙洞寺山まではやや不明瞭な踏み跡を追う。途中にはかなり厳しい急登も。
⑤ 仙洞寺山を過ぎた先で林道に降り立てば、バス道路まで道なりに歩くだけ。ゴールは三ヶ木バス停。
※仙洞寺山から下った先でバス道路(国道)に出たら、比較的近い距離に青山バス停がありますが、日中は駅方面への便がほとんどないので、三ヶ木バス停まで歩いています。
相模原市の山 [5] 津久井・愛川エリア [相模原の山]
この記事では、神奈川県相模原市の山のうち、「津久井・愛川エリア」に分類した7座を紹介します。
「山と高原地図」に登山道が描かれている津久井城山と、「関東ふれあいの道」の経路上にある雨乞山が良く歩かれている程度で、あとの5座はその存在からしてほとんど知られていないのではないでしょうか。
■津久井城山 (375m)
このエリアで、「山と高原地図」に登山道が掲載されている唯一の山です。 山頂を含む一帯が神奈川県立の津久井湖城山公園として整備されていて、東西南北いずれの側からも登ることができ、どの登山道も登山口からすでに公園内ですから道案内も万全です。 山名の通り、戦国時代に山城があった山で、山中の各所に残る遺構の数々に触れることもできます。 |
■雨乞山 (429m)
「山と高原地図」に登山道の掲載がないとはいえ、「関東ふれあいの道」が通っている山なので、一般登山道とみなせる良く整備された道で登り下りできます。 この山を通る「関東ふれあいの道」は、神奈川県の13番のコース「山里から津久井湖へのみち」で、雨乞山と上記の津久井城山の2座を踏んでいく約10km(所要3時間程度)のコースです。 |
■平代山 (405m)
■津久井堂所山 (370m)
いずれも「山と高原地図」に登山道の掲載がありませんが(地図上は全くの空白域で山の存在自体がスルー状態)、近隣の方々には良く歩かれているらしく、しっかりと踏まれた道が付いています。 要所には、地元の方の手によると思われる私製の標識が立てられていて、迷わず歩けるようになっていますが、低山で歩く人も少ないですから、夏などは草木のうるさい場所があるかもしれません。 |
■牛松山 (282m)
■三栗山 (240m)
いずれも「山と高原地図」の収録範囲から外れているものの、相模原市と愛川町の境界尾根に道が付けられていて、ミニ縦走することが可能。登山口がすべて愛川町側にあるためか、愛川町が「三栗山ハイキングコース」として整備しているようで、要所にはしっかりとした道標が立っています。 尾根上のコースは道幅の広い区間が多いものの、道幅が狭まる一部の箇所は、この標高ですから夏にはヤブっぽくなりそうな印象を持ちました。 |
■小倉山 (327m)
整備された登山道がないながら、2012年当時は明瞭な踏み跡を追って登頂可能でしたが、現在は採石場の拡張工事により立入禁止になっている模様です(2020年に津久井城山に登った折に、2012年に歩いた尾根がゴッソリと削り取られた光景を目の当たりにして、えらく衝撃を受けました)。 今後再び登頂できる日が来るのか全く分かりませんし、仮にそうなった場合でも状況が当時と大きく変わることが確実なので、この山については次項のコース例の紹介を割愛します。 |
【登山コースの一例を紹介】 |
■津久井城山
コピオ相模原インター ↓ 城山登山口バス停 ↓ 津久井城山 ↓ 津久井湖観光センター前バス停 ↓ コピオ相模原インター |
② 下りは小網登山道で湖畔展望園路へ下り、湖畔の眺めを楽しみつつ津久井湖観光センター前バス停へ。
※リンク先の記事では、ショッピングモールのコピオ相模原インターまで自転車を走らせ、そこを起終点にして歩いていますが、これはコロナ禍で公共交通機関の利用を避けたためです。そのような事情がなければ、公園の周囲にいくつかあるバス停を利用して、公園内で完結するコースを歩く(上の地図の赤点線部分を除いて赤実線部分だけを歩くイメージ)のが一般的でしょう。
■雨乞山
小倉バス停 ↓ 小倉山 ↓ 三増峠 ↓ 志田山 ↓ 雨乞山 ↓ 日ノ森山 ↓ 無料庵バス停 |
② 雨乞山から北へ下り、途中で関東ふれあいの道から一旦外れて日ノ森山を踏んでいく。
③ 日ノ森山から下った先で再び関東ふれあいの道に合わさり、最後は無料庵バス停へ。
※1 リンク先の記事では、まず小倉山に登るために小倉バス停から歩き始めていますが、現在は小倉山が立入禁止になっているので、上記①②③は小倉バス停~小倉山~三増峠の区間(地図の赤点線部分)を割愛した説明にしています。
※2 韮尾根バス停から関東ふれあいの道を進めば、バリエーションルートを歩かずに雨乞山に登ることができます(地図の下部にピンク色で示したコース)。
※3 関東ふれあいの道は日ノ森山を通らずに下るので、道標に従って歩くと地図の中央にピンク色で示したコースになります。
■平代山、津久井堂所山
串川グラウンド前バス停 ↓ 天王山 ↓ 平代山 ↓ 津久井堂所山 ↓ 聖天堂 ↓ 津久井湖城山公園 パークセンター ↓ 津久井城山 ↓ 津久井湖観光センター前バス停 |
② 尾根に上がれば間もなく天王山で、尾根道はその先も小さなアップダウンを繰り返しながら進む。
③ 宮標石のピークを過ぎると分岐点があり、そこからこの一帯の最高峰の平代山を往復。
④ 分岐点に戻ったら津久井堂所山へ向かい、その後も監視所山などを巡っていく。
⑤ 監視所山の先で尾根から外れ、聖天堂に下ると、近くに津久井警察署前バス停がある。
※リンク先の記事では、さらに津久井城山に登るため、聖天堂から津久井湖城山公園のパークセンターに向かっていますが、上記⑤のように聖天堂から津久井警察署前バス停に向かうと、所要2時間少々のショートコースになります。
■牛松山、三栗山
高田橋 ↓ 梅沢バス停 ↓ 天狗山 ↓ 三栗山 ↓ 大相模カントリークラブ ↓ 牛松山 ↓ 上三増バス停 ↓ 梅沢バス停 ↓ 高田橋 |
② 天狗山から三栗山を経て、一旦ゴルフ場の大相模カントリークラブに下ったら、しばらくは車道歩き。
③ ゴルフ場のコースを横目に見ながら歩いて牛松山の登山口まで来れば、あとは山頂までひと登り。
④ 牛松山の先に続く踏み跡を追うと、やがて道がなくなり、すぐ下に見えるさがみ野霊園へは適当に下る。
⑤ 霊園から県道に出たところに上三増バス停があり、あとはバス通りを歩いて梅沢バス停に戻る。
※1 リンク先の記事では、高田橋近くの広場まで自転車を走らせ、そこを起終点にして歩いていますが、これはコロナ禍で公共交通機関の利用を避けたためです(自転車を高田橋に停めたのは、そこから梅沢バス停までが結構な急坂だったから)。バスを利用するならば、高田橋~梅沢バス停間(上の地図の赤点線部分)を歩く必要はなく、梅沢バス停を起終点にできます。
※2 さらにリンク先の記事では、牛松山から先へ進んだことで道のない区間を一部歩いていますが、牛松山から戻るようにすれば、整備された道だけを歩いて上三増バス停に下ることができます。
※3 梅沢バス停には相模原市内から路線バスで来られますが、乗り継ぎが多くなり本数も少ないなど使い勝手が良いとは言えません。それに対して、本厚木駅~上三増間を走るバスは本数が多いので、その路線の上三増バス停と高峰小学校前バス停を起終点にすることにより、路線バスに関する制約をあまり受けずに歩くこともできます。
相模原市の山リスト [相模原の山]
コロナが再拡大の様相を呈していて、このところ外出へのモチベーションは下がる一方。でもこのご時勢は、移動のリスクを抑えて訪ねることができる、近場の魅力を再発見する良い機会になったようにも感じています。
そこで、私が住んでいる相模原市内にある山をまとめてみました。ネット上を探してみても、どうやら網羅的なリストは見当たらないようだったのです。
上の地図には、市内にある65の山を示してみました。ただし山の数のカウントなんて、小さなピークをどこまで含めるか次第でいくらでも増減してしまいますし、筆者がふと思いついた現在の気分でリストアップした数がたまたま65だったというだけで、「相模原市内の山は全部で65座です」などと断言する意図はありません。私が同じように選んでも、気分が異なれば全然違う勘定になっていたであろう、そんな程度の意味合いの数字です。
【マップの注釈】
※1 地図内の丸数字は標高の高い順に振ったもので、以降の記事内の「番号」に対応しています。
※2 山名が付いているピークでも、尾根上の小さなコブに過ぎないと感じる(筆者の主観で)ものは除外。
例 : 鬼ヶ岩ノ頭(丹沢主脈)、熊笹ノ峰(丹沢主稜)、コンピラ山(南高尾山稜) など多数。
※3 登山道がなく一般的に登頂を薦められない山も外しました(この取捨選択も筆者の主観による)。
例 : 榛ノ木丸(蛭ヶ岳の北東)、ポッチ山(相模湖の南) など。
【65の山のリストだけなら、ウェブ版の記事のほうが大きくて見やすいかも】 |
なお、65の山はすべて現在の相模原市緑区にあって、中央区と南区には山が全くありません。
さらに緑区内でも、山があるのは2006年以降に合併した旧相模湖町・旧津久井町・旧藤野町・旧城山町の域内に限られていて、1954年に市制が施行された当初の相模原市には、ひとつも山などなかったのです。
このことは、下に示した赤色立体地図で、「2005年までの相模原市」としたエリアがほぼ平地だけで構成されていることからも一目瞭然です。
そしてこのブログでは、市内の山々を下図の要領で5つのエリアに分け、今後更新する予定の記事で、エリアごとにコメントを追加していきたいと思います(知名度の低いエリアから順に更新していく見込みです)。
【更新情報】
2022/01/18 宮ヶ瀬エリアのコメントを作成
2022/01/14 津久井・愛川エリアのコメントを作成
再訪したのちコメントを作成する予定でしたが、現在コロナ禍で頓挫しています。
経過した年数が長い山を再訪するなど、執筆継続へ向けた行動を再開しました。
1.丹沢エリア(13座) |
相模原市でも最も標高の高いこのエリアは、丹沢山塊の核心部(のほぼ北半分)でもあり、市内の標高順位1位~12位の12座がこのエリアに集中しています。
裏丹沢とも言われるこのエリアは、標高が高いだけでなく、アクセスしやすい表丹沢の山々とは対照的に奥深い所にある山が多いため、登山行程が長丁場になりがちな健脚向けの山が揃っています。
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※このエリアには、当ブログを始めた2010年以降の山行記録がありません。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
2.高尾・陣馬エリア(19座) |
5つのエリアの中で、最も多くの人に歩かれているのではないでしょうか。それゆえ比較的地味なピークにも、しっかりとした道が付けられていて、誰もが安心して歩くことができるエリアです。
JR中央線の駅から直接歩ける山が多く、そうでない山もバスの使い勝手はまずまず。標高も高すぎず低すぎずとお手頃で、どの山も日帰りのハイキングに適しています。
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※山行記録へのリンクは、当ブログ内に記事がある2010年以降のもののみとしました。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
3.藤野・相模湖エリア(18座) |
メジャーな存在と言えそうなのは石老山と嵐山くらいですが、藤野駅の南側には道が良く整備された山がいくつも連なって、低山ながら工夫次第で歩き応えのあるコースが組めますし、中には意外なほど展望に恵まれた山もあるほか、良く知られた「緑のラブレター」など数々の野外彫刻を巡るという楽しみ方も可能です。
一方、道志川に近いエリアになると、玄人好みの渋い山々が点在していて、石砂山や峰山などでは静かな山歩きを堪能できます。
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※山行記録へのリンクは、当ブログ内に記事がある2010年以降のもののみとしました。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
4.宮ヶ瀬エリア(8座) |
宮ヶ瀬湖の湖畔から歩ける山が5座あって、そのうち松茸山・権現平・南山の3座は登山道が良く整備されてハイキングに適していますし、向山と大峰の2座にも破線表記ながらそれなりに歩かれている登山道があります。ただ、いずれの山も登山口からの標高差が小さくて手軽に歩けるものの、市外からだとまず宮ヶ瀬湖にアクセスするのに難がありそうなので、遠くからわざわざ訪れる人は少ないのではないでしょうか。
一方、仙洞寺山・三角山・茨菰山の3座は整備された登山道のない、いわゆるバリエーションルートを登る山で、一部には道が不明瞭な箇所やヤブ漕ぎもあるなど物好きな人向けです。
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※山行記録へのリンクは、当ブログ内に記事がある2010年以降のもののみとしました。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
5.津久井・愛川エリア(7座) |
一般的な登山地図に載っているのは津久井城山だけ、それに加えて「関東ふれあいの道」が通っている雨乞山が歩かれている程度で、他の5座はその存在すらほとんど知られていないと思われます。
それらの5座は実際のところ地味な山々で、遠方から足を運ぶ価値があるほどの魅力はないかもしれませんが、小倉山を除けばどの山も道は思いのほか良く踏まれていますし、地元の方々が尽力されているのか道案内も問題ないレベルでしたから、もう少し知名度が上がっても良いのにと感じています。
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※山行記録へのリンクは、当ブログ内に記事がある2010年以降のもののみとしました。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。