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ミュージカル『リボンの騎士』 [その他]

2015/11/17(火)

ミュージカル『リボンの騎士』

久々の乃木活となる今回は、いくちゃんとキャプテンが出演したミュージカル『リボンの騎士』を観てきました。
 
7~8月に体調を崩していたことで、その2ヶ月はこのブログの本題のほうでも山歩きの記事をほとんど上げられなかったのですが、それはこちらも同様。 夏の全国ツアー(神宮球場でのライブ)や握手会に出掛けられないことが相次ぎ、せっかく入手していたチケットや握手券をことごとく無駄にしていて、7月の映画鑑賞以来の現場出動になりますし、ナマでメンバーを見るのは6月の舞台『じょしらく』ぶりなのでした。
 
《 公演概要 》
 
なかよし60周年記念公演 ミュージカル『リボンの騎士』
2015年11月12日(木)~17日(火) 東京:赤坂ACTシアター
2015年12月3日(木)~6日(日) 大阪:シアターBRAVA!
 
《 スタッフ 》
原作 : 手塚治虫
演出/振付 : 上島雪夫
脚本 : 浅井さやか
音楽 : かみむら周平
 
《 キャスト 》
サファイア : 生田絵梨花(乃木坂46)
フランツ王子 : 神永圭佑
海賊ブラッド : 青木玄徳
ヘル夫人 : はいだしょうこ
ナイロン卿 : 根本正勝
ジュラルミン大公 : 八十田勇一
ヘケート : 桜井玲香(乃木坂46)
いくちゃんは、昨年もミュージカル『虹のプレリュード』への出演がありましたが、まだ現場に出始めて間もない頃で、チケットの入手には至らず、今年に入ってDVDを購入して見ていただけでした。
一方のキャプテンについても、昨年みさみさとのダブルキャストで「Mr.カミナリ」というお芝居に出演しましたが、その時はみさみさの回を観に行ってしまったので、2人とも次にまた舞台への出演があるのを楽しみにしていたメンバーだったのです。
それが2人同時に叶って、しかも、ともに歌声をたくさん聴くことができるミュージカルということで、乃木坂の中でも特に歌が上手な2人だけに、すごく楽しみにして当日を迎えました。
 
ちなみに原作のストーリーについては、公式サイトで「あらすじ」として紹介されていた短い文面を読んだ以外には、何の下調べもしていません。 それでも初日が過ぎると、「筋書きが分かりやすいので、予備知識がなくてもOK」らしいという情報がネットに上がってきて、この点にも不安はありませんでした。
 
東京での公演は、11/12(木)~17(火)の6日間で計10公演です(12月に大阪でも7公演あり)。
平日の夜や休日の公演ではチケットが取りづらいと感じたので、2回ある平日昼公演のうち、楽日のほうを選んで先行抽選に申し込んでみたところ、案外どの公演も余裕だったようでちょっと拍子抜け。
それでも平日の昼だけに、より取りやすかったらしく、珍しく比較的前のほうの席が取れていて、握手会以外のイベントではこれまでで最も近い位置から舞台を見られることになりました。
私の席を上の画像に赤の★印で示していますが、前過ぎずステージ全体を自然に見渡すには程よい距離で、しかも客席に傾斜が付き始めたところで、実際にとても見やすかったです。

当日は、お昼まででお仕事を切り上げさせて頂いて、軽く腹ごしらえをしてから会場の赤坂ACTシアターへ。
職場から歩けないこともない距離なので迷ったのですが、小春日和どころか、外をちょっと歩くだけで汗ばむような陽気だったので、地下鉄に乗って赤坂駅まで来ました。
赤坂ACTシアターは、改札口からすぐのところにありました。
上の写真の女性をはじめ、これをカメラに収めている人が続出でした。
いよいよ中に入ります。わくわく。(右側の列は、引換券など入場に手続きが必要な人たちだった模様)
上演時間は少し長めの約2時間半ですが、じっくりと楽しめて、それでいて長いとは感じませんでした。

さて本編の感想については、まだ大阪公演を残しているので簡潔にとどめますが、ネットでの評判通り難解なところはなく、予備知識なしでも完全に理解しながらストーリーを追えています。
音楽も明快で、歌詞がほぼ全て楽に聞き取れて全くストレスがないのは良かったものの、クライマックス的な局面での盛り上がりにやや欠けていた点は少々物足りなく感じました。もう少し畳みかけるような、音楽の力だけで泣かせるような劇的な曲があっても良かった気がします。
キャストでは、はいだしょうこの存在感がやはり群を抜いていたのはもちろんのこと、野口かおるのコミカルに振り切った演技も心に残りました(クスッとさせられたシーンの多くは、そこにやられました)。
とはいえ、なんといっても乃木坂の2人を観に行ったので、2人のことを中心に書きたいと思います。
 
生田絵梨花(乃木坂46)
いくちゃんの歌声は本当に天使で、それはこの舞台でも一応表現されていたのですが、ストーリーの都合上、男性として振る舞うシーンが多い役柄もあってか、歌う音域は割と低めに寄せられていた印象です。
伸びやかに澄み渡った高音の美しさが、彼女の歌の最大の魅力だと思っているので、そういう部分があまり聴けなくて残念に思ったのは、少し欲張りすぎでしょうか。
ミュージカルなのでお芝居の要素は決して多くないのですが、経験が少ないながらも演技は堂々としたもので、百戦錬磨の役者さんたちの中にあっても、ヒロインとしての役回りをきちんと果たせていたように感じます。
私の隣にいた女性2人組が純粋なお芝居ファンで、乃木坂のことなんてほとんど知らずに来ていた様子だったのに、彼女の歌と演技をしきりに上手だと褒めてくれていたのを聞いて、私も嬉しくなりました。

桜井玲香(乃木坂46)
はじめしばらく出番がなく、やっと登場したかと思ったら、「乃木坂のライブかよ」と突っ込みたくなるようなJ-POP調の曲を引っ提げてきて、それまでの舞台進行からは完全に浮いていたのでちょっと心配になりました。
ただそれが妙にハマっていて、本人の特性を考えた上での敢えての演出だったんだろうなぁと、ストーリーの展開とともに思えるようになってきます。
彼女のパンチのきいた歌声と、キレのあるダンスの両方が、そのナンバーではふんだんに発揮されていたからでした。
さらに、出番があまり多くない中では、お芝居として普通に喋るセリフは多く持っていた印象だったのですが、魔女の娘ではありつつも、素直で心優しい人間にも似た感情を持つデリケートな役柄を見事に自分のものにしていて、その演技にも引き込まれました。

そんなこんなで、途中からは何度かウルッときそうになるのを我慢して堪えながらの観劇となりましたが、歌やお芝居や演技そのものに感動したというよりも、乃木坂の2人がこの大きな舞台でしっかり自身の魅力を発揮して輝いていることが何よりも嬉しくて、それで胸が熱くなった部分が大きかったです。
 
終演後はエントランスで主要キャスト4人による「お見送り」があり、もちろん乃木坂の2人にも見送られます。
でも握手会では会話もしている2人なのに、なぜかそこでは妙に気恥ずかしくてうまく目を合わせられず、素通りに近くなってしまったのですが、前後の人たちの会話を聞いていると、そういう人は少なくなかった様子。
隣り合った席で観劇していた人たちと一緒に列をなして出口へ歩く途中のことなので、気恥ずかしさを感じたのは、ほかの観客の手前だったからなのかもしれません。
 
会場を後にすると、すっかり夜の帳が下りていました。 実は職場が現在の場所に移転する前はこの赤坂の近くにあったので、その当時は良く歩いた界隈なのですが、20年以上の歳月を経てのあまりの変貌ぶりに驚かされつつ、赤坂見附駅へと向かいます。その頃は赤坂サカスなんてなかったもんなぁ。。。

タグ:乃木坂
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