相模原市の山リスト [相模原の山]
2022/01/13(木)
コロナが再拡大の様相を呈していて、このところ外出へのモチベーションは下がる一方。でもこのご時勢は、移動のリスクを抑えて訪ねることができる、近場の魅力を再発見する良い機会になったようにも感じています。
そこで、私が住んでいる相模原市内にある山をまとめてみました。ネット上を探してみても、どうやら網羅的なリストは見当たらないようだったのです。
上の地図には、市内にある65の山を示してみました。ただし山の数のカウントなんて、小さなピークをどこまで含めるか次第でいくらでも増減してしまいますし、筆者がふと思いついた現在の気分でリストアップした数がたまたま65だったというだけで、「相模原市内の山は全部で65座です」などと断言する意図はありません。私が同じように選んでも、気分が異なれば全然違う勘定になっていたであろう、そんな程度の意味合いの数字です。
【マップの注釈】
※1 地図内の丸数字は標高の高い順に振ったもので、以降の記事内の「番号」に対応しています。
※2 山名が付いているピークでも、尾根上の小さなコブに過ぎないと感じる(筆者の主観で)ものは除外。
例 : 鬼ヶ岩ノ頭(丹沢主脈)、熊笹ノ峰(丹沢主稜)、コンピラ山(南高尾山稜) など多数。
※3 登山道がなく一般的に登頂を薦められない山も外しました(この取捨選択も筆者の主観による)。
例 : 榛ノ木丸(蛭ヶ岳の北東)、ポッチ山(相模湖の南) など。
【65の山のリストだけなら、ウェブ版の記事のほうが大きくて見やすいかも】 |
なお、65の山はすべて現在の相模原市緑区にあって、中央区と南区には山が全くありません。
さらに緑区内でも、山があるのは2006年以降に合併した旧相模湖町・旧津久井町・旧藤野町・旧城山町の域内に限られていて、1954年に市制が施行された当初の相模原市には、ひとつも山などなかったのです。
このことは、下に示した赤色立体地図で、「2005年までの相模原市」としたエリアがほぼ平地だけで構成されていることからも一目瞭然です。
そしてこのブログでは、市内の山々を下図の要領で5つのエリアに分け、今後更新する予定の記事で、エリアごとにコメントを追加していきたいと思います(知名度の低いエリアから順に更新していく見込みです)。
【更新情報】
2022/01/18 宮ヶ瀬エリアのコメントを作成
2022/01/14 津久井・愛川エリアのコメントを作成
再訪したのちコメントを作成する予定でしたが、現在コロナ禍で頓挫しています。
経過した年数が長い山を再訪するなど、執筆継続へ向けた行動を再開しました。
1.丹沢エリア(13座) |
相模原市でも最も標高の高いこのエリアは、丹沢山塊の核心部(のほぼ北半分)でもあり、市内の標高順位1位~12位の12座がこのエリアに集中しています。
裏丹沢とも言われるこのエリアは、標高が高いだけでなく、アクセスしやすい表丹沢の山々とは対照的に奥深い所にある山が多いため、登山行程が長丁場になりがちな健脚向けの山が揃っています。
|
※このエリアには、当ブログを始めた2010年以降の山行記録がありません。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
2.高尾・陣馬エリア(19座) |
5つのエリアの中で、最も多くの人に歩かれているのではないでしょうか。それゆえ比較的地味なピークにも、しっかりとした道が付けられていて、誰もが安心して歩くことができるエリアです。
JR中央線の駅から直接歩ける山が多く、そうでない山もバスの使い勝手はまずまず。標高も高すぎず低すぎずとお手頃で、どの山も日帰りのハイキングに適しています。
|
※山行記録へのリンクは、当ブログ内に記事がある2010年以降のもののみとしました。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
3.藤野・相模湖エリア(18座) |
メジャーな存在と言えそうなのは石老山と嵐山くらいですが、藤野駅の南側には道が良く整備された山がいくつも連なって、低山ながら工夫次第で歩き応えのあるコースが組めますし、中には意外なほど展望に恵まれた山もあるほか、良く知られた「緑のラブレター」など数々の野外彫刻を巡るという楽しみ方も可能です。
一方、道志川に近いエリアになると、玄人好みの渋い山々が点在していて、石砂山や峰山などでは静かな山歩きを堪能できます。
|
※山行記録へのリンクは、当ブログ内に記事がある2010年以降のもののみとしました。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
4.宮ヶ瀬エリア(8座) |
宮ヶ瀬湖の湖畔から歩ける山が5座あって、そのうち松茸山・権現平・南山の3座は登山道が良く整備されてハイキングに適していますし、向山と大峰の2座にも破線表記ながらそれなりに歩かれている登山道があります。ただ、いずれの山も登山口からの標高差が小さくて手軽に歩けるものの、市外からだとまず宮ヶ瀬湖にアクセスするのに難がありそうなので、遠くからわざわざ訪れる人は少ないのではないでしょうか。
一方、仙洞寺山・三角山・茨菰山の3座は整備された登山道のない、いわゆるバリエーションルートを登る山で、一部には道が不明瞭な箇所やヤブ漕ぎもあるなど物好きな人向けです。
|
※山行記録へのリンクは、当ブログ内に記事がある2010年以降のもののみとしました。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
5.津久井・愛川エリア(7座) |
一般的な登山地図に載っているのは津久井城山だけ、それに加えて「関東ふれあいの道」が通っている雨乞山が歩かれている程度で、他の5座はその存在すらほとんど知られていないと思われます。
それらの5座は実際のところ地味な山々で、遠方から足を運ぶ価値があるほどの魅力はないかもしれませんが、小倉山を除けばどの山も道は思いのほか良く踏まれていますし、地元の方々が尽力されているのか道案内も問題ないレベルでしたから、もう少し知名度が上がっても良いのにと感じています。
|
※山行記録へのリンクは、当ブログ内に記事がある2010年以降のもののみとしました。2009年以前の山行については別サイトに文章のみ(写真なし)の記録があり、『 公共交通機関でエコ登山 』でご覧頂けます。
タグ:相模原の山
コメント 0